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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

徹子の部屋の坂田藤十郎・扇千景夫妻、観ました!

2017-03-13 13:53:49 | かぶき讃(トピックス)
たまたま観ちゃったんですが、良かったです。83歳とは思えない元気さの扇さん、芝居のことになると語りだす85歳の藤十郎。以前、国立劇場の忠臣蔵で扇さんのサインをもらったことを思い出しました。お二人とも、いつまでもお元気で!

わたしの観劇体験の中での一大痛恨事は、坂田藤十郎の合邦の舞台を怪我で観ることができなかったこと。チケットは取ってあったんだけど、足を骨折して絶対安静だったんですよね~。いつか、国立劇場で上映会やってほしいんだけどなあ~。

そして、わたしの観劇体験の中でも記憶に残る舞台といえば、坂田藤十郎が三代目中村鴈治郎の名前で最後に努めた「河庄」の歌舞伎座千穐楽!あの時は病気休演していた先代雀右衛門がその月の終盤に舞台復帰して共演!珍しく、藤十郎がカーテンコールに応えて元気にスピーチした姿が忘れられません!

ま、これから歌舞伎座で観る、3月の「けいせい浜真砂」、4月の「桂川連理柵 帯屋」が楽しみです。

でも、考えてみれば、「帯屋」は長右衛門が吉右衛門、お半が藤十郎の舞台が記憶に残っているんで、長右衛門=藤十郎、お半=壱太郎の舞台はまた趣が違うんでしょうね~。徹子の部屋でも藤十郎のお半の写真が壱太郎のお半の写真と並べられてたんだけど、当時68歳の藤十郎のお半がまた綺麗なんですよね~。

というようなわけで、とりとめがないんでこの辺で。

PS①:国立劇場の上方版「仮名手本忠臣蔵」は、東京とは演出の違うところも多かったうえに当時の藤十郎が何役もこなして、なかなか貴重な舞台だった気がします。DVDにするか、本にしてもらいたいところなんですけどね。

PS②:ご夫妻の共演した1956年の映画『男の花道』を観てみたいんですが、日本映画専門チャンネルあたりでやってもらえないかな~。東宝さんお願いします。もちろん、長谷川一夫版のこの映画は観ています。あとは、神保町シアターあたりか、頼みの綱は…。

坂田藤十郎 扇千景―夫婦の履歴書
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


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