いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

あたしは ズーベンレン

2012年02月05日 | 中国山東省 東平暮らし

    わたしは中国語が解りません

    謝謝とにぃはお、 
     あとはこの百万ドルの笑顔と、ぶっとい心臓でごまかしています

   それでもちょっとくらいは喋らんとあかんばやいもあるのですが、
    いつも 「听不懂 わからんわ」 となるのです。

       上海では「h」の抜ける音に悩み、
     ここ東平でもラジオ講座にはない音にたら~てなっています。

    ここに来て何度 
     「にーしーなーりぁ」 あんたどこの人と聞かれたことか。

     「我是日本人 わたしニッポンジンあるよ」と言うのですが

    この「日本」の発音がこれまた教科書どうりにはいかないのです

     若い人はそうじゃないけれど年配の人は全く違う発音です。

    通じない時はこう言うのです  wo shi zubenren

       ぅおー しー ずーべんれん!

      ニッポン=reben りぃーべん ではあかんのです!

     こんなチンプンカンプンのわたしですがささやかな交流もあるのです。

         
       ここはわたしたちが住んでいる団地の入り口、
        門番のおじちゃんとおばちゃんが住んでいます。

      お正月の挨拶には油を持って行きました。
        紅包を渡すと思っていたけれどそういうもんだそうです。

       引っ越ししてすぐの時ごみ出しを手伝ってくれたり、
         お礼にちょっとお菓子を渡したことがありました。

      今日買い物から帰った時に門番のおばちゃんが、こんなんくれました

          
        たぶんいつももらっているから、って言っているのかな
       言葉は解らないけれど 
         百万ドルの笑顔で(はい、すんまそん) 謝謝

        この人たちの収入って日本人からは想像できないほど少ないのに、

         こんなんしてもらって悪いなぁ。
       でも今日はなんだかすごくうれしくなったのでした