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ボルドー1934

2014-06-29 | Tasting Note

ボルドーの1934を並べて飲む機会に恵まれました。ワインは、次の通り。

  • モンローズ
  • ラトゥール
  • ラフィット
  • ラミッション・オーブリオン

8人が出席する会で、人気ワインは割れたものの、一番人気はラトゥール、個人的には重厚感と若さが残るラミッションがダントツと感じました。どれも華やかで、熟成した芳香に溢れ、のど越しはビロードと形容されるタンニンの心地よさを感じました。4本の特徴となる香りが大きく異なることは驚きです。熟成しても香りや味わいが集約されていくことはない証なのでしょうか。

この会に合わせて、イギリスの著名評論家のマイケル・ブロードベントの1934のテイスティングコメントが配られました。ラトゥールにはセロリ―、ボイルしたフェンネルなどと形容され、ラミッションは、濃くリッチで黒スグリ、ヒマラヤスギの香りなどが記載されています。これらの記載がテーブルのワインと一致し、改めてマイケル・ブロードベントの評価が高いことが裏付けられた形となりました。

 

 

 

おまけ(とは言いつつおまけにおさめることはできない)のカルボーニュ(白)1983

 

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