Vino Masa's Wine Blog

Weekly notable wine update.
毎週、気になったワインをアップデートします。

Wine list of the tasting (hosted by myself)

2013-04-24 | Tasting Note

1st flight (Alvarino)

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  Flight 1         
1 Paco & Lola Albarino Rias Baixas Denominacion de Orixe 2011 3060 12.5%
2 Fermier Albarino 2010 5250 12.0%
3 Quinta do Feital Sociedade Agricola e Turismo Lda Alvarinho Dorado Superior Vinho Verde DOC 2009 3600 13.0%
4 Bodegas Gerardo Mendez, S/L Albarino Do Ferreiro Cepas Vellas 2010 5850 13.5%
5 Bodegas Forjas del Salnes, S.L. Leirana albarino (Albarino) 2010 3240 12.5%
6 Bodegas Y Vinedos Raul Perez, S.L.U. sketch (Albarino) NV(2010) 6720 13.5%
           
1 Val do Salnes, Rias Bixas, Spain the estate established in 2005, the first vintage 2006      
2 West coast of Niigata-shi, Niigata Prefecture, Japan sandy soil, lower precipitation and stronger wind in Japan, the first vintage 2009  
3 sub regiao de Moncao, DOC Vinho Verde, Minho, Portugal the area is close to Rias Bixas      
4 Val do Salnes, Rias Bixas, Spain supecial cuvee made from 300 years old vine      
5 Val do Salnes, Rias Bixas, Spain wine maker, Rodoligo Mendez assisted by Raul Perez, alt 150m, vine 50-80 & over 200years
6 Rieira Sacra?, Rias Bixas, Spain planted in 1972, aged 12months by french oak, some aged under the sea, sandy and granite soil

2nd flight (George horizontal + Spanish (Pinot & Mencia))

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  Flight 2         
7 Castell D'encus S.L. Talan Catalan Pyrenees ACUSP (Pinot Noir) 2010 6300 14.0%
8 George Russian River Sonoma Coma Pinot Noir 2011 6000 13.5%
9 George Vintage Ⅸ Ceremonial (Pinot Noir) 2011 6000 13.4%
10 George Vintage Ⅸ Leras (Pinot Noir) 2011 6000 13.3%
11 George Vintage Ⅸ Hansen (Pinot Noir) 2011 6000 13.8%
12 Bodegas Y Vinedos Raul Perez, S.L.U. el pecado (Mencia) 2008 6720  
           
7 Costers del Segre, Catalunya, Spain        
8 Sonoma Coma, Russian River Valley Sonoma Conty Blend of Ceremonial, Hansen and Leras vineyard, 3,088/3,588      
9 Ceremonial Vineyard, Russian River Valley Sonoma County Dijon Clone, 218/1,888      
10 Leras Family Vineyard, Russian River Valley Sonoma County Dijon and Pomard Clone, 1,826/2,388      
11 Hansen Vineyard, Russian River Valley Sonoma County Pomard Clone, 522/1,555      
12 DO Ribeira Sacra, Rias Bixas, Spain WA(Jay Miller) 95      

3rd flight (Bordeaux Right Bannk variety around Y2000, Europe (France & Italy) vs California)

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  Flight 3         
13 Chateaux Clinet Pomerol 1999 9000 12.5%
14 Pride Mountain Merlot 2000 USD 58 14.1%
15 Chateaux Figeac St Emilion 2001 9000 13.0%
16 Harlan Estate The Maiden 2000 USD 220 14.5%
17 Le Macchiole Paleo Rosso 2003 7780  
18 Beringer Third Century Cabernet Franc Howell Mountain Napa Valley 2000 USD 75 13.9%
           
13 Pomerol, CS 10%, M 85%, CF 5%        
14 Mayacamas, Napa 61% Sonoma 39%, M93%, CS7% bottled Apr 2002, 5,320 Cases      
15 St. Emlion, CS 35%, M 30.5%, CF 35%        
16 Napa, thought 2/3 CS, 1/3 M&CF for this vintage        
17 IGT Tuscany (Bolgheri), CF 100% 3 glasses award      
18 Howell Mountain (1800 feet), Napa, CF 100% Winemaker Ed Sbragia, from Beringer's heitage spanning three centuries. (1st wine 1876)

 

 

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モレ=サン=ドニのグラン・クリュ名の由来

2013-04-14 | Essay

モレ村に内包されているグラン・クリュは四つある。このうち、圧倒的に面白いのがクロ・ドラ・ロシュ、その話を前提にするとクロ・サン=ドニも意味が深いかもしれない。人名に因んだものがクロ・ド・タール、クロ・ド・ランブレイは不詳である。

クロ・ドラ・ロシュは、ストレートに「岩の畑」を表すが、岩は冠詞のついた単数形の「岩」で、特定の岩を指していた。今はここに目立った岩はないのだが、かつてケルト人がその宗教であるドルイド教の生贄を晒す岩が、ラトリシエールからクロ・サン=ドニの間にあったとの記録があるそうだ。

クロ・サン=ドニは、異教徒によってギロチンにかけられたサン=ドニを指しているようだ。ドニは首を切られた後も、首を抱えて歩き、参事会を率いて説教をして街を歩いたとされているそうだ。参事会はヴェルジにやってきてブドウを植えたそうだ。

二つの時代考証は合っていないであろうが、いずれも処刑などに関連して、ジュヴレ村とは異色である。さらに、ピエール・ヴィランと呼ばれる村名畑がクロ・ドラ・ロシュの畑の斜面上方にあるが、こちらは「回転する石」を意味し、処刑台との関連性が強く、クロ・ドラ・ロシュとも関連があるのかもしれない。

モレ村は、1927年に村名を決めるにあたってクロ・サン=ドニの一部のサン=ドニをモレの接尾辞として使った。当時、クロ・サン=ドニの評価は一番上のクロ・ド・タールよりも2ノッチも低かった。しかし、クロ・ド・タールはモノポールのため使いづらかったこと、クロ・ド・ランブレイはまだ一級だったこと、クロ・ドラ・ロシュの語源はグラン・クリュには相応しくなかったことなどの消去法でクロ・サン=ドニの一部の拝借が決まったようだ。

モレ村に少しだけはみ出してきた、基本シャンボール村のグラン・クリュ、ボンヌ・マールの語源はかつて投稿した次の内容

http://blog.goo.ne.jp/vino_masa/e/3940f0d1330c51ce94e0113b71c99d4a

主な出典:Remington Norman著、「Grand Cru」 、Jasper Morris著 ブルゴーニュ・ワイン大全

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The Eyrie Vineyard Horizontal & Domaine Tkahiko

2013-04-07 | Tasting Note

Domaine Takahiko Kyumura Pinot Noir, Yoichi , Hokkaido 2009

The Eyrie Vineyard Horizontal 2009

Pinot Noir

Pinot Noir Reserve

Blackcap Pinot Noir

Daphne Pinot Noir

 

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Riesling:Egon Mullerの産地違い と Scharzhofbergerの造り手違い

2013-04-07 | Tasting Note

リースリングのブラインド、各地のEgon Mullerと、ドイツ・モーゼル川支流のリースリングの競演

一番人気はなんと、スロヴァキアのリースリング!

Kanta Riesling (Egon Muller), Adelaid Hills, Australia 2010

Chateau Bela Riesling (Egon Muller) Sturovo, Muzla, Slovakia 2008

Egon Muller Scharzhofberger Kabinett, Mosel Saar Ruwer, Germany 2010

Van Volxem Wltinger Braunfels, Mosel Saar Ruwer, Germny, 2011

Van Volxem Scharzhofberger, Mosel Saar Ruwer, Germny, 2011

 

ここからは甘口

Hidden Springs White Riesling, Willamette Valley, Oregon, USA 1988

Karl Erbes Erdener Treppchen Auslese, Mosel Saar Ruwer, Germany 1988

Karl Erbes Urzinger Wurzgarten Auslese, Mosel Saar Ruwer, Germany 1989

Karl Erbes Urzinger Wurzgarten Auslese, Mosel Saar Ruwer, Germany 1990

 

 

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ジュヴレ村のグラン・クリュ畑名の由来

2013-04-07 | Essay

ブルゴーニュのコート・ドール地区の北の村、ジュヴレ=シャンベルタンには、9つのグラン・クリュ(特級畑)が終結している。このジュヴレの集落を出てグラン・クリュ街道を南下すると左右に次々とグラン・クリュ畑が現れる。道路沿いのそれぞれの畑の脇には、畑名が表示されているので、現地を訪れるとわかりやすい。

村名のジュヴレ=シャンベルタンも有名になりすぎた畑名を、最近になって村名にくっつけただけである。シャンボール村、ヴォーヌ=ロマネ村なども同様、ちゃっかり看板畑の名前を拝借しているが、マーケティング効果は抜群だったようだ。

さて、そのジュヴレ村、現在では延々と畑が続いているが、語源を調べると昔は必ずしも一面畑ではなかったようである。

まずは、グラン・クリュ街道の西側(斜面上部)のグラン・クリュを北から南に

  • 北西に位置するルショット、語源は、「岩」、あるいは、「養蜂場」のいずれかで議論が続いている
  • マジはルショットの下にあり、語源は「家」「集落」「廃墟」といった幾通りかの解釈があり、人の住処を暗示している
  • クロ・ド・ベーズ、西暦630年頃より由緒正しき畑、名前もベーズ修道院の畑の意味でストレート
  • シャンベルタンは、ベルタンの畑の意味、ピノを植えたのも隣のクロ・ド・ベーズの成功を真似たようで、十三世紀にはその名声が記録されている
  • ラトリシエールは、不毛とか痩せた土地を表している

続いて、 グラン・クリュ街道の東側(斜面下部)のグラン・クリュを北から南に

  • チャペルは、グラン・クリュ街道を挟んでクロ・ド・ベーズの反対側、教会(チャペル)があったようだ
  • グリオットは、チャペルの隣、シャンベルタンとクロ・ド・ベーズの間からグリオットに流れる地下水の水路を表すとする説(実際グリオットの畑の中に地下水が表出する場所がいくつかある)と、この畑の白亜質土壌を表す説が有力
  • シャルムは、現在ではチャーミングの意味だが、もともとは、耕作放棄地を開墾するために根を抜き取ることを表す、無味乾燥な語源
  • マゾワイエルは、マジと同じ語源で、住処や集落を表す

これらの情報を頭に入れて、再度ジュヴレ村のグラン・クリュの畑の地図を眺めると、小ぶりのブドウ文化がよみがえって来る。

クロ・ド・ベーズとシャンベルタンは、昔から秀逸な畑であった。特に、クロ・ド・ベーズの畑からできたワインはシャンベルタンを名乗れても、シャンベルタンのワインはクロ・ド・ベーズを名乗れないのは、歴史的にこの二つの畑に格の違いがあったのであろう。

これらを取り巻く場所(ルショット、ラトリシエール、シャルム)は不毛に近かった。グリオットの水路、若しくは、白亜は不明だが、マジとマゾワイエルは人家、チャペルは教会であってブドウは造られていなかった。

恐らく、西暦1000年頃は、最良と言われるクロ・ド・ベーズとシャンベルタンだけがブドウ畑のコミューンであって、ワインは重要であっても産業の中心ではなかったのかもしれない。

主な出典:Remington Norman著 「Grand Cru」

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