Bell おばさん

日々の記録

涙いっぱいの海

2006年08月30日 | Weblog
 領海侵犯をしたということで、日本の漁船が先日ロシア国境警備艇に銃撃、拿捕され、1人の若い男性が死亡しました。ご家族のお気持ちを思うとせつなく涙が出ます。2週間ぶりに乗組員2人が船長を残して帰国できました。この海域は、戦後漁船が拿捕されつづけるという悲しい涙いっぱいの海ですね。
 北方領土返還は一向に進展しません。双方の国の沿岸から22キロの領海が重なってしまうほどの狭い海域では、領有権をめぐって争いになるのは仕方がなのかもしれません。国後島なぞは知床半島と根室半島に食い込むように入っています。目の前の国後島や、歯舞諸島は、かっては自分達の島であって自由に操業できたのに・・・蟹漁だけは中間ラインを越えて操業してはいけないのだそうだ。ラインを越えて操業を許可されている昆布漁はお金を7000万円もロシア側に払って操業しているそうである。蟹は高いから、ロシアは許可しないんですね。 
 北方領土問題は良くはわかりませんが、根室の漁師さんたちが、安心してに操業できるよう早く国で解決してほしいものです。