Bell おばさん

日々の記録

早く返して・・・。

2006年07月03日 | Weblog
 昨日は娘が孫娘を連れて遊びにやってきた。久しぶりだった。仏壇の前で娘が孫に手を合わせるように言っていた。何だか嬉しかった。夕餉に親子で乾杯をした。夫が娘にビールを注いでやる顔は普段私に見せたことの無いような顔になっていた。男親にとってはやっぱり嬉しいことなんでしょうね。
 テレビを付けたら、丁度北朝鮮に誘拐された横田めぐみさんの夫のお姉さんが出ていました。「弟の言ったことを信じるしかない」それ以上のことは嘘であることが解っていても言えないのでしょう。其れを見ていた娘が「めぐみさんは、私とおない歳なのよ。たった13歳で誘拐されてしまったのね・・・」我娘の13歳の頃が浮かんできました。
 30年近くもめぐみさんを探し続けて歳をとってしまった横田さん御夫妻の切なく悲しい気持ちが胸に迫りました。「頭が煮えくり返るようだ」と言われた言葉は、帰らぬ娘を待って待って憔悴しきった限界を感じさせます。帰国することが出来た拉致被害者の御家族は奇跡だったんだとしかいいようがありません。拉致なんてされなければ、ごく普通の親子の営みがあったんでしょうに・・・。早く帰国できますように・・・。