もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

骨折してみて、感じたこと。

2009年12月01日 | 日常

気がつけば、もう12月。今年も残すところ、あと少しである。
というわけで、個人的に「今年あった重大ニュース」について、
振り返ってみようかと。まぁ、そんな次第である。

で、今年(2009年)の何が「いちばん大きな出来事だったか」
(←自分的に) と言うと……これはまぁ、
「人生で初めて“骨折した”こと」、これに尽きるね、ウン。

実は今年のGW中に、草野球をしていて派手に転倒、
左手首を骨折していたのである。
これがまぁ、クルマで出かけた先での骨折だったもので、
病院へ行った後、運転などできるわけもなく。
結果的に、東京にクルマを戻すだけで
関係各位にいろいろご迷惑をおかけしたのは、ここだけの話。
その節はみなさま、ありがとうございました! (←ペコリ)

で、そのとき折れたのがくっつきにくいことで有名な骨で、
かれこれ3カ月近くもギプスを着けて暮らすハメになり、
えらい難儀な思いをしたのであった。
左腕をギプス固定していた当時、
「あ~、利き手じゃなくって良かったですね~」ってセリフ、
何回聞かされたことか…… (←実は左利きなのデス・涙)

結果的に、ギプスが取れたのが真夏。
ショックだったのは、その時点で、左腕の肘から先が、
ウソみたいに「ほとんど動かなくなっていたこと」。
担当医から「指だけは、動かすように」指示されていて、
自分では注意していたつもりだったのだが、
やはり3カ月のギプス固定は長すぎたらしく、
ほんとに、木彫りのウデみたいに曲がらない、動かない……。

そんなこんなで、実はこの10月まで、
リハビリで病院通いだったという。
(実は、そのときのリハビリ担当さんがけっこう
カワイイ女のコで、おまけに同郷という事実が判明……
とか、いろいろあったんだけど割愛・笑。
でも、たまには骨折ってみるもんですぜ、旦那、グェヘヘw)

閑話休題。
結論から言うと、リハビリが終わった今も、
左手は「完全に復調した」とは、言いがたい状態である。
具体的には、冷えると固まって
指が曲がりにくくなる、という状態だ。
(これを、専門的には「拘縮」というらしい)

なもんだから、とにかくヒマさえあれば
左手を曲げたり伸ばしたり、マッサージしている。
(温めると気持ちいいもんだから、入浴時間も長くなったし)。
とにかく、常に指を曲げ伸ばししていないと
すぐに「関節パキパキ」状態なので、
電車の中とか歩きながらとか、左手をゆっくり
開いたり閉じたり、という状態。そう、「ぐぐゥーっ」て感じで……。

で、何を言いたいかというと、その様子って
客観的に見れば、まるっきり邪気眼のそれではないのか、と。
邪気眼といえば、詳しくはリンクを見てほしいが、
要するに「選ばれし者のウデに宿る」という、第3の眼(笑)。
「くっ……奴がまた、暴れだしやがった……」
「静まれ、俺の腕……」っていう、アレである。
あぁ、まさか周囲からは“そのテの人”と見られているのでは……
「俺は、中2病じゃないぞ~!」
などと叫びつつ、(ひそかに)気にしていたところ、先日、
さらに追い打ちをかけるような事態が発生。

TV番組で、「裁判官の泣かせるセリフ」とか何とかを
紹介するコーナーがあって。
(法廷で、裁判官が「ちょっと心温まる話」をした、って
エピソードを“再現ドラマ”風に見せるわけだ)

それによると、電車内の痴漢行為で法廷に引っ張りだされた
被告に、人情家の裁判官が
「どうしても触りたくなったら、手を握り締めて耐えなさい」と
諭した、という“心温まる”エピソードが……。
で、「その後」を描いた再現ドラマの部分では、
混雑した電車内で、手のひらを“ギュギューッ”と握り締めて
「何かを我慢している」被告の姿が……
その姿は、何というか、もう、まるっきり……。

私はここで、声を大にして言いたい。
「俺は痴漢じゃない、信じてくれ~~っ!!」

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