例によってwebをウロウロしていたら、このような記事を発見。なんでも、英国・ロンドン王立大学の研究チームが「数学的手法を用いて分析した」ところ、世界最高のホラー映画=『シャイニング』ということになったのだそうで……。『シャイニング』といえば、ず~っと以前に2回ほど観たっきり。もはや、細部の印象が記憶からスッポリ抜け落ちたような状態である。アカデミズムが「世界最高のホラー . . . 本文を読む
今夏の映画界における話題といえば、いずれもアメコミを原作とする3本の大作、『アメイジング スパイダーマン』『アベンジャーズ』『ダークナイト ライジング』による豪華絢爛&夢の競演だったりするわけですが、ようやっと『ダークナイト ライジング』を観てきたので、今回は、その感想などを……(※ 例によって、今回も一部に重大な“ネタバレ”が含まれる可能性アリ . . . 本文を読む
各方面で話題を呼んでいる映画『告白』を観てきた。
ま、ウワサを聞いてある程度「予想していた」ことではあるが、
想像以上に重たく、ズッシリした映画だった。
(上映が終わった後、劇場から出てくる人たちが全員
黙りこくっている感じだったのが、なんとも印象的だったw)。
まずもって、登場人物の誰にも「感情移入できない」……
こういう作りって、相当な冒険だと思うわけだ。
『告白』という映画の場合、ほぼ全編を通して
「これでもか!」とばかりに、
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突然だが、みなさんは“満島ひかり”をご存知だろうか?
上映時間なんと“237分(!)”という園子温監督の異色映画
『愛のむきだし』で各賞を総ナメにした、
いま日本で「もっとも光ってるんじゃね?」と思える女優さんである。
この満島ひかりが主演している映画『川の底からこんにちは』を観てきた。
実はこの映画、今年5月に封切されている作品なのだが、
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え~それでは、BD版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の感想、続きです。
前回のエントリでは、難解な物語を「解読する」……という部分で、
TVアニメ版『エヴァ』が、単に「アニメを見る」といった次元を超え、
ひとつの「体験として」いかにエキサイティングだったか、について触れました。
そうなんです、かつて放映されたTVアニメ版『エヴァ』は、
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というわけで、ようやく見れたBD版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の感想です。
ちなみに、以前から「エヴァの熱烈なファン」を自認してきた私でありますが、
昨年公開された『~新劇場版:破』を、劇場では観てなかったりします。
それはどうしてかというと、昨年のこのエントリにある通り
去年のGW中、草野球をしていて派手に転倒した私は左手を骨折(←ちなみに利き手w)。
『~新劇場版:破』がロードショー公開されていた去年の今頃は
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昨日夜のテレビ東京「水曜シアター9」で、
B級動物パニック映画『アナコンダ2』を放送していた。
前から書いているように、ゾンビ映画をはじめとする
“ホラーもの”大好き人間の私であるからして、
もちろんこの手の作品も「ばっちこ~い!」である。
巨大サメに熊、蛇、クモ……まとめて“大歓迎”だ(笑)。
本作『アナコンダ2』は、題名から分かるとおり、
東南アジアはボルネオ島の密林に分け入った探検隊が
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またまた、最近見た映画の感想など……。
今回のお題は『実験室KR-13』。
この映画、先日レビューを書いた『THE 4TH KIND』と
ほぼ同時期、昨年末に劇場公開されていたもの。
この映画も「お、なんか面白そうだぞ!」と
気にはしていたものの、年末で何かと忙しく、
そのまま観そびれていたものを今回、DVDで
ようやくチェックできたと、ま、そのような次第である。
で、この『実験室KR-13』の出来はどうだったのかと言うと……
う~ん、まぁ
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昨年末に公開され、一部で話題を呼んだ映画『THE 4TH KIND』を観ました。
本当は劇場で観たかったんだけど、なんたって当方は
慢性の“金欠”状態。なので「レンタルのDVDで観た」と、そういうワケであります。
それにしても『THE 4TH KIND』……実は、なかなかの佳作でした。
いや、もうね、思いっきりの“B級映画”なのは間違いないんです。
なんたって冒頭でいきなり、主演のミラ・ジョヴォヴィッチが画面に登場し
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昨日のエントリに引き続き、映画『2012』に関する話の続きです。
っていうか、劇場公開時に書いた『2012』の感想を久々に読み返していて、
ひとつ、「書き落としていることがある」点に気づいてしまったのです……。
ま、どこからもツッコミが来てないし、実際のところ
「誰も気にしてない」のは間違いないワケですが(笑)、
自分的なケジメとして、一応は書いておこうかと . . . 本文を読む
昨年秋の劇場公開でメガヒットを飛ばした大作映画『2012』。
古代マヤ文明の暦に端を発するという例の
「2012年・地球滅亡説」をネタにしたこの作品、
『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』などで知られる
“地球ブッ壊し番長”=ローランド・エメリッヒ監督の手によるもので、
劇場公開時の感想などについては、こちらのエントリで書いたとおりだ。
ちなみに、どーでもいい話なのだが、このところ
検索サイト経由で当ブログに来訪する方で、
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というわけで、“シアターN渋谷”で公開中の
映画『ゾンビ HDリマスター/ディレクターズ・カット版』の感想、続きである
(面倒なので今回の映画、以下『ゾンビ』とタイトル表記します!)。
正直、劇場の客入りは微妙だった。ぶっちゃけ、私を含め10人程度。
いかに『ゾンビ』が不朽の名作とはいえ、これで何度目の公開かを考えれば、
まぁ“こんなもん”なのかもしれないが……
(っていうか、今回の作品は純粋に「映像をHDリマスターしただけ」のものだから、
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ホラー映画の一ジャンルとして根強い人気を持つ“ゾンビもの”。
中でも有名なのが、ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(1978年)である。
この作品、ホラー映画史に名を残す金字塔であると同時に、
「化け物としてのゾンビ」の基本スタイルを確立した作品としても名高い。
ゲーム『バイオハザード』だとか『デッドライジング』に代表される、
「人間を襲い、その肉を食らう死者」という“お約束”は、
この映画の世界的大ヒットによって定着した、と言って良い。
……などと書いていて、思ったんだけど
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伊坂幸太郎の人気小説が原作の
映画『ゴールデンスランバー』を観てきた。
考えてみれば、公開初日に劇場に足を運んだ格好である。
わりと映画は観に行ってるほうだと思うが、
“初日”に映画館に行ったのって、どれくらいぶりだろう……
下手すると、学生時代以来かもしれないw
ま、そんな話は置いておいてと。
この『ゴールデンスランバー』、実は
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毎度のことながら、長らく引っ張っております『2012』の感想、第3弾であります。あ……一応、念のために書いておくと、私自身は、本作『2012』をdisっているつもりは、毛頭なかったりします。むしろ、大画面での映像体験・エンタテインメントとして、払った料金分は、十分楽しませてもらったと考えています。そういう前提の上で、気になった点などをツラツラ書いているだけですんで、そこんとこは、一応ヨロシク! で . . . 本文を読む