今回の旅の目的であった
「戦国武将・大谷吉継のお墓参り」も無事済ませたあとは、
岐阜～滋賀一帯の気になる場所を探訪して
今回の旅行もおしまい……というわけで、
その他“あっち＆こっち”と回った場所を
最後にひとまとめにして、レポートしておきましょう。
まずは、佐和山城。
この佐和山城は“関ケ原の合戦”で敗れた
石田三成の居城だったわけですが、
合戦の後、少数の留守部隊だけが守っていたところを
徳川方に寝返った小早川軍に急襲され、あえなく落城しています。
関ケ原から落ち延びた三成は、おそらくは
みずからの本拠地＝佐和山城に戻って勢力を建て直し、
再起を図る考えだったと思われますが、残念ながらその思いもかなわず。
徳川方の手に落ち、生命を落としています。
この佐和山城は、三成が討たれたのち、
徳川方の城としてしばらく利用された後、
徹底的に破壊されて遺棄されます
（一説によれば「夜な夜な怨霊が現れて
使い物にならなかった」……との話もあるようで（！）。
三成＆吉継の無念を思えば、ちとうなづける話ではあります）。
で、佐和山城。この城は、かつて
「三成に、過ぎたるものの２つある。
鬼の左近に佐和山の城」と歌われたというように、
険しい山の頂上に築かれた要害でした。
しかし、先述したような経緯により
徹底的な破壊を受けたあと、廃城となっているため
現在では、ほとんど何も残っていません。
ぶっちゃけた話、かつて
「ここに佐和山城が建っていたんだよ～ん！」という
“山だけが残っている”状態です。
でもね、やっぱ“吉継＆三成”のファンとしては
ここ、行っておきたいじゃないですか……？
というわけで、行ってまいりました。
そしたら……今度もまた、
すんごくキッツイ山登りでした!!（もうヤダ……涙）。
←山の麓にある“R”というお寺から山に入ります。
←城址へ登るコースは、基本的にこんなカンジ。
←ま、基本的には「お寺さんの敷地」なので……。
この“佐和山城址”へと至る道、
何がツライって、登りの勾配のキツサが
とにかく半端ないわけです。
下りの部分を例にとると、だいたい(↓)みたいなカンジ。
←立ってる人間と地面のパースが、普通じゃないでしょコレｗ
ま、それだけに登りきって
佐和山城址に出たときの感激も、かなりのものに……。
山頂からは、琵琶湖への視界が一気に開けて、
あぁ、かつては三成も
「これと同じ景色を見てたのかなぁ」なんて……（感涙）。
←マジで感激モノの景色です！
←ま、ほとんど「何も残ってない場所」なんですけどね……ｗｗ。
←と、いうことだそうです……（説明省略w）。
ちなみに、山の麓のお寺さんの境内には
石田三成の像なんかも立ってました。
三成のファンなら、ぜひとも訪れておきたい場所です！
←三成公、あなたと吉継さんにお会いできて光栄です!!
で、お次は彦根城……。
今ではすっかり“ひこにゃん”で有名になっちゃった場所ですよね（笑）。
この彦根城は、先述したような経緯で
佐和山城を廃城としたあと、
この地を治めた徳川方の井伊家が建てた城。
要するに“吉継＆三成”ファンからすれば
「にっくき敵方の城」だったりするわけですが、ま、それはそれ。
ゆるキャラ“ひこにゃん”が可愛いから「オッケー！」ってことでｗｗｗ。
← 彦根城の門。こちらの城は保存状態も良好です。
←城主の茶室。「オウ、This is ジャパ～ン!」ですNE（笑）。
←ちなみに天守の中はこんなカンジで、ちと暗い。
←天守閣から琵琶湖方面の展望。金網がジャマ！
ちなみに、肝心の“天守閣”の外観写真がないのは、
すっかり舞い上がったブログ主が
写真撮るのを忘れたからなんですが、いーんです!!（ほっといてくださいｗｗｗ）
それでは、最後にお待ちかねの“ひこにゃん”です！
もうね、バッチリ目線もらってきましたからｗｗｗ。
←ま、たしかにカワイイヤツだよね……（笑）。
←彦根市内は、とにかく“ひこにゃん”だらけ！
←おそらく“ひこにゃん”着用の甲冑は、コレかと……。
……ちなみに。
すっかり舞い上がったブログ主が
“吉継グッズ”に続いて“ひこにゃんグッズ”を
買いあさろうとしたところ、
「アンタ、金つかいすぎ！」と
同居人に思いっきり叱られて
“シュ～～ン”となっちゃったのは
ここだけのヒ・ミ・ツ！ ですからね（笑）。
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