メンバー:草野リーダー、鈴木(慎)、勝見、生田目(記録)
今日は昼頃から天気が悪化し雨も強く降るとの事で、残雪の山は諦めて古殿町にある大風川渓谷上半部の沢登りとなった。
ここは一週間前に単独で来ていたので多少天気が悪くても問題なく遡行出来る。
慎也君がカタクリを見たいとの希望もあり再訪となった。
8:30駐車場から入渓、荒れた昔の遊歩道(今は殆ど廃道)に谷を下って行く。
入渓後10分程度でカタクリの花に出会う。日差しがあれば一面紫だったろう。
それにしても株数は多い。1万株に1個あるかという白花を見つけ慎也君が写真に収めた。
他にも、ニリンソウ・アズマイチゲ・キクザキイチゲ・ハナネコノメ等が咲いていた。
やはり大風川渓谷は手つかずの忘れられた花の谷だ。
途中巨大なブナの倒木のある厭らしい急斜面のトラバースも草野さんが勝見さんをザイル確保しながら安全にやりすごす。
勝見さんは終始「こんな酷い所連れて来て、とか黒部下の廊下より怖い」と叫びながら通過した。
落ち葉のラッセルをしながら沢に降り、何度か渡渉をして中間地点である犬戻しの滝の上部にでた。
ここで早いランチタイムとなり暖をとる。
10:30沢登り開始、この頃から雨がポツリポツリ落ちてきた。
ここの岩は鮫川石(いわき市南部鮫川沿いで採れる緑色片岩でよく庭石として使われる)で良く滑るが沢靴に履き替えたので大分フリクションが利くようになった。
水線に沿って進み、トロ状の連続した滝を越え、ゴルジュの側壁を微妙なトラバースでやり過ごし進んだ。
途中左岸の傾斜地にカタクリの大群生地があって慎也君が写真に収めた。
日差しがあれば一面、紫色に染まっていたはずだ、残念。
皆、水に落ちたり滑ったりしながら約1時間半の沢を楽しんだ。
12時少し前に駐車場着、この頃から強い雨になり濡れた服を着替えながら帰路に着く。
身体も冷えたので途中にある蕎麦屋であったかい蕎麦を食べ、春の沢遊びが終わった。
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