フィエスタの谷 山行記録

【福島県勤労者山岳連盟所属】フィエスタの谷は山に登る事が好きな仲間の集まりです

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※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

【駐車場情報】青葉の岩場(福島県いわき市)

2020-12-10 | その他

フィエスタが管理に携わっている 青葉の岩場 ですが、駐車場に関する最新のお知らせをご案内します。
多くの方が楽しく安全にクライミングを楽しめるよう、皆さま方心配りをお願いできればと思います。

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冬期シーズンに入り青葉の岩場の利用者も増えてきました。
特に週末・祭日は既存の駐車場が満車になり対策が必要な状態です。

今回、岩場への登り口にある土地の所有者と現在使用している地権者と手前どもの話合いが終わり、両者のご好意により地権者の駐車場の一部を使わせて
戴けるように決定いたしました。既存の駐車場と今回使わせていただける駐車場には案内看板を設置しました。

 土日、祭日のみ左半分使える駐車場(路肩駐車はお控えください)

 青葉の岩場全景

尚、岩場の利用に関しては首都圏からインストラクターに連れられ団体で岩場にトップロープを数本張り長時間のルート独占が目立ってきました。
冬場に利用出来る東北エリアでは貴重な岩場ですので注意喚起をお願いいたします。

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大朝日岳・岩魚止沢(2020/10/3~4)

2020-10-25 | 山行記録

メンバー I堀・A坂・ゲストO島
◆写真はクリックすると大きくなります(アルバムは一番下にあります)

【Day1 10/3】
行動時間 8:30登山口 - 10:00入渓 - 11:40最後の二俣 - 11:453m滝 - 12:15ゴルジュ出口の10m滝 - 13:50テンバ
移動距離 7.8km  標高差 +840m -420m

10月に入り秋晴れが続いていたが、なぜか土日の天気は思わしくない。
雨の沢登りはゴメンだったため、天気のよさそうな谷川の湯檜曾本谷はどうかと提案するとA坂くんから「遠い。」とのワガママが!
直前まで迷いに迷ったが、天気が崩れるのは日曜日の午後からという予報になったため決行した。

初日、米沢でゲストのO島さんと合流しさらに寒河江SAでA坂くんと合流する。
両名とも合流ポイントには1時間かからないとのことだが、いわきからだと遠くてしんどい。
月山湖から朝日鉱泉へ向かうが、2車線の快適な道路が続き小1時間ほどで朝日鉱泉に到着することができた。
岩魚止沢は2年前に会長のN田さんと遡行しているが、ほとんどお客さん状態だった。
今回自分の力でどれだけできるか緊張と楽しみでドキドキしながら装備を整え出発する。
旅の始まり

入渓地点までは沢沿いの登山道を歩く。4キロほどだがアップダウンがあるため1時間ちょっとかかってしまった。
行きはまだいいが緊張がゆるむ帰りがキツイ道である。
入渓地点は出合いとなっており、左俣の本流を遡行する。いきなりゴルジュ地形となるが側壁は低く簡単にまく。
そこから上は二俣までほぼ河原歩き。1か所巻きが必要だが簡単。最後の二俣までは2時間かからず到着することができた。
 最初の出合いの滝、簡単にまける

初日はここからが本番である。二俣から10分ほどで5mのハング滝が現れる。左の岩壁を登るがホールドが乏しく脆い。
慎重にスタンスを決めてクリアーしたが、A坂くんは水流左をスルスルっと登ってしまった。登攀ラインを見極める目はさすがである。
滝上はゴーロ状になってきて、10分ほど遡行すると10mのトイ状滝が現れる。ここは2年前にギブアップしてN田さんに先行してもらった滝だ。
直登は無理なので左の泥壁を登るが、傾斜があり嫌らしい。しかし、草が抜けないか慎重に行くと、なぜか苦戦することなく登れてしまった。
少しは成長しているのかと実感。
滝の始まり。水流左が簡単  トイ状滝。左の泥壁を登る

この上はゴルジュになり出口は90°右へ曲がってツルツルの滝がかかっている。
頑張れば滝の右脇を行けそうだが、支点が取れそうもないので安全策でまく。なぜかA坂くんがロープを出し、I堀が登ることになる。
凹状の泥壁だったが灌木が近くになり恐怖感はなかった。傾斜が緩んでトラバースができそうな高さまで登り、ビレイして2人に登ってきてもらう。
が、どうもA坂くんの考えていたルートではなかったようで、「懸垂でいったん戻ろう。」とか言ってくる。
当然のように却下し、トラバース&懸垂下降で沢に戻った。懸垂は30mロープでちょうど。
懸垂ポイントを見つけたO島さんの観察眼の鋭さが光った懸垂だった。
ゴルジュ出口のツルツル滝  なぜかA坂がビレイ  懸垂で沢に戻る

懸垂先にはまたまた滝が。幅広ハング滝でこれも直登は無理。
ラバーソールのフリクションに任せて左壁を登るが傾斜がありフェルトでは厳しそう。最後は草付き&灌木で巻き上がった。
懸垂直後の滝  下部の左壁を登るが傾斜に注意

さらに10分ほど遡行するとこの日最後の滝が現れる。滝に取りつくにはどうしても濡れなければならず、この時期に濡れるのはカンベン。
ということで左岸に伸びるリッジから快適にまいた。
初日の最後の滝

この最後の滝を越えて少し行くと沢が開けて広河原になる。その先には古典的な滝と表現される滝が落ちている。
ロケーション抜群の今日のテンバだ。左岸を大工事して寝床を作り、焚火を盛大に起こす。一息ついたのは午後3時ごろ、ここからが泊りの醍醐味だ。
焚火での豪快な焼肉&酒、酒は日本酒・ビール・ウイスキーにサワーとなんでもござれ。〆にはうどんをいただき消費エネルギー以上に食べてしまった。
心配した天気も夜には晴れ間が見えるほどで、快適で楽しい一夜をすごせたのであった。
テンバに到着  テンバ適地は少ない  焚火で焼肉

【Day2 10/4】
行動時間 7:00テンバ出発 - 8:00岩魚止沢出合 - 10:40大朝日岳山頂 - 13:00入渓地点 - 14:20登山口

2日目は暗いうちから起床し焚火をおこす。曇り空のおかげか冷え込まずにはすんだが、焚火があるとやはり暖かい。
今日の行程は長いので早出したいのだが、2人は焚火が安定してから起きてきた。なんというあざとさ!
 朝から高巻き

今日はいきなり滝のまきから始まる。古典的な滝と表現されるいかにも滝!という感じの滝だ。
見ると小さく巻けそうだが、上部の草付きがいやらしい感じだったので大き目に巻く。すぐ上にもトイ状滝があったので一緒に巻いた。

滝上はナメの小滝やゴーロになり10分ほど歩くと20m滝が行く手をはばむ。しかし、右壁が階段状になっておりフリーで登る。
落ち口あたりがのっぺりしており嫌らしい。この滝の上から側壁が切り立って深い谷状になる。
雪渓が残っていれば相当厄介な遡行になるだろうが、そんな心配のない今時期は快適そのもの。
滝上のナメ  20m滝の登攀  20m滝の落ち口から  20m滝の上の様子

10mの滝を左壁から簡単に越えると、深い谷の中のゴーロを岩魚止沢までひたすら歩く。
気が付けばまっすぐ伸びる沢の先に稜線の鞍部が見えるようになっていた。稜線は見事に紅葉している。曇り空なのが残念だ。
 ゴルジュの中のゴーロ

遡行開始から1時間ほどで深い谷に絶望的なCS6m滝が現れる。両岸はかなり立っており巻くのはかなり厳しい。
が、実はこの滝のすぐ手前の左岸から合流している沢が岩魚止沢でありこのCS滝は登らなくて大丈夫。これを登るのはかなり技術が要求されそうだ。
CS滝手前の岩魚止沢  グズグズなのでお助けロープ

出合いは滝となっており、この岩が脆い。岩が動かないか慎重に確認しながら越えると50mという大滝が姿を現す。
水量が少ないため威圧感はないが、開けた沢にドーンと構える大滝は迫力十分だ。

大滝は傾斜のゆるい左壁からフリーで取りつく。
取りつきから半分ぐらいまではザレザレで落石・滑落注意だが、後半半分は岩がしっかりしておりラバーのフリクションで快適に登っていける。
下をのぞくとすごい高度感だ。
 50m大滝 大滝上部を登る

大滝を登ると両岸の高さも落ち着き、小滝が連続して高度を稼ぐ。ここからヌメリが出るようになりスリップに注意しなければいけない。
1か所だけ直登できないCS滝があるが簡単に巻ける。
 小滝が連続する  悪く見えるが簡単  どんどん登る

ヌメル滝に気を付けながら高度を上げると、やがて沢は涸れ灌木もなくなり草付きのガレ場を紅葉した稜線を目指して登ることになる。
ふくらはぎが攣りそうなころに出てくる腰くらいのヤブを漕げば山頂から30mほど下の中ツル尾根の登山道に飛び出して遡行終了だ。
沢が涸れる  草付きになれば山頂は近い

山頂はガスがかかっていて展望なし。2年前と同じでガックリ。風も強かったため写真を撮ってササっと退散。
山頂以外は視界があり中ツル尾根はきれいに紅葉していた。大休止して地獄の下りに備える。
 山頂にて  帰りの中ツル尾根は紅葉

帰路の中ツル尾根はなかなかの急登。特に入渓地点までのラスト高低差200mは三岩岳なみの急登でヒザにきた。さらにここから4キロの水平移動が待っている。
気合で頑張ったが、途中の「朝日鉱泉まで2キロ」という標識で心が折れて小休止、ヘロヘロになって登山口へと戻った。

岩魚止沢は遡行距離の短さや困難さが少ない滝、明るく開放的な様相と朝日入門の沢といってふさわしい沢だった。
2年前と違い自分の力で登ることができ、ほんの少し自信にもなった。来年はさらにステップアップできるよう精進していきたい。
A坂くん、O島さんこれからもよろしく!

アルバム:大朝日岳・岩魚止沢

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栗駒山(2020/10/2)

2020-10-05 | 山行記録

メンバー:K野さん、NT目隊長、Toちゃん、A井先輩、M崎(記)
約5時間、8km

AM6:30東栗駒コース入口
いわかがみ平で、A井先輩の絶品お稲荷さんとみそ汁で朝食後登山開始。

「神の絨毯」と謳われる紅葉、一度はこの目で見たい!
本当なら先週行く予定だったが台風の影響を考え延期していた。
なんとか実現した山行である。

粘土質の道に、私の靴は横滑り。ストックを支えに登った。
靴が横滑りって!

途中、沢を渡歩。
この沢がまた綺麗なんです。歩きやすく美しい。
こんな沢ならずっと登っていきたいっす。

この日は平日だったが、なかなかの人出。
さすが都会の山だね。

東栗駒山が近づくと、紅葉も深まり素晴らしい景色が見えてきた。
風は強めだが、なかなかの景色に声も大きくなる。
そして他の人に煩いと苦笑いされる。
ごめんなさい、普段人気のない山ばかり行っていたから失念していました。
Toちゃんと私は声がでかいんだった。
他の人が居る都会の山なんて久々で、普段通り騒いでしまった。ゴメンナサイ。
えっ?いつも煩い?そうだったんだ、気を付けます(つд⊂)エーン
 

AM8:00東栗駒山
K野さんと時計の話をしたり楽しく登る。
おしゃべりのおかげで、吹き付ける風もやり過ごす。

Toちゃんもめずらしく上機嫌だ。
自ら花の名前を聞いてきたり、景色を褒めたりと、景色に興味を持つなんて初めてではないか?
まぁ、その気持ちも分かる。
だって素晴らしい景色だもの。

AM9:00栗駒山山頂
少し足を延ばして須川温泉方面へ。
ここの景色が素晴らしかった。
ぜひ見ていただきたい。
紅と橙と緑の絨毯が広がっている。
NNNのヘリコプターも飛んでいる。
K野さんが、タンクトップ一枚になって手を振れば映るんじゃない、と言うが…
絶対変質者扱いされてカットされると思います。
さらにはネットで悪者変人扱いされてフィエスタを特定されて…みんな道連れじゃ‼笑

栗駒山頂に戻りランチタイム。
A井先輩の四次元ポケットから美味しいものがわんさか出てきた。
みんなで美味しいご飯に頬をゆるませ、美しい景色をおかずにお腹と心を満たす。
相変わらず人の波は途切れず、むしろ人の数は増えているようだ。

帰りは中央コースで下山。
栗駒レストハウスで記念のピンバッヂを入手。

今回はのんびり快適爽快なコースでした。
道中の車ではA井先輩の恋愛話を聞いたり、M崎のうっぷんを爆発させたり、と相変わらず。

栗駒山はほかにも登山ルートがあるそうなので、またこの景色を見に来たいと思いました。

以上、ほっこりゆったり秋のお散歩記録でした。

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小川山・烏帽子岩左稜線(2020/9/19~21)

2020-09-26 | 山行記録

メンバー:I堀(記)・T田・A坂

【Day1 9/19】
当初は青森の縫道石山へ行く予定だったが、A坂氏が3日間しか休めないということでクライマーの聖地・小川山へと転進した。
小川山のふもとには廻り目平というキャンプ場があり、キャンプしながらクライミングをするというフィエスタの会では珍しい企画だ。

連休初日のお昼に現地へ到着したが、なんと駐車場がほぼ満車。駐車場も路肩駐車状態でヒヤヒヤもの。不便な場所にあるためそんなに人はいないだろう。とタカをくくっていたのだが予想外に都会だった。
キャンプ場自体はよく管理されており、直火も可、と珍しい感じ。クライマーの聖地だけあり山テントも多くあったが、ファミリー層も半々くらいの割合でいる。にぎやかだが、うるさすぎるヤカラはおらずなかなかに快適であったが三蜜でもある。

初日は午後しか時間がなかったため左稜線の偵察へ。ガイド本を見ながら、ケルンと踏み跡に導かれて行くと40分ほどで取りつきに到着。勉強ということでI堀がリードをすることになる。支点構築に時間がかかり、2ピッチで2時間もかかって初日は終了となった。このザマではあとはフォローだな、と思ったI堀だったがなぜか3日目もリードをすることになる。

【Day2 9/20】
2日目は午前中は雨が降ってしまったため、午後に屋根岩の偵察へ。ここも2ピッチで終わりちょっと不完全燃焼。明日に期待して寝る。

【Day3 9/21】
3日目、暗いうちから用意し再び左稜線へ向かう。初日の偵察のおかげでスムーズに取りつきに到着し準備していると、なぜかカムを渡される。フォローで登るつもりだったのだが…、まあ行けるところまで行ければいいか、くらいの軽い気持ちで登り始める。

1ピッチ目の凹角

2ピッチ目までは初日に行ったため問題ないが、ガイド本だとグレード5.4と5.5になっている。とてもそう思えない難しさで苦戦するが、練習の成果か1時間かからず登ることができた。

3ピッチ目から視界が開け高度感がでてくる。3ピッチ目はクラックルートでカムを使いながら登る。位牌岩へと登る4ピッチ目は岩が近づくにつれて傾斜と手がかりが乏しくなるがフリクションを信じて突破。この位牌岩でのビレイはカムと岩で支点構築しなければならなかったためてこずった。

5ピッチ目は岩稜歩きで快適だが、両側が切れていて高度感抜群。6ピッチ目は樹林帯の岩登りで簡単。

5ピッチ目のリッジ

7ピッチ目が核心か、カンテ状を登るはずが、行けそうな感じがせず左側の側壁を登った。風化してかなりザレザレで手がかりも少なく、一瞬死が見えた。この辺からロープが屈曲することが多くなり、筋肉疲労に苛まれていく。

死が見えたカンテの左壁

8ピッチ目は高度感抜群のトラバース。ビレイポイントから回り込むことになるため、ロープが屈曲して重い。トラバースもかなり嫌らしく手がかりを探しに探してアンダーが効くポイントを見つけてなんとかクリアーした。

9ピッチ目と最終の10ピッチ目はリッジ歩きで簡単だが高度感がすごい。しかも両方とも下りたり曲がったりとロープが屈曲し前に進まないわ、ロープの引き上げは重いわで大変だった。

そうしてなんとか山頂になんとか着くことができ、ようやく緊張から解放された。山頂からは小川山の岩場と今日登ってきたルートが一望でき、とても心地いい達成感と爽快感を味わいつつ、帰りの懸垂下降では登りで見守ってくれたT田氏に怒られながら樹林帯に下降し、キャンプ場へと下山した。

山頂から登て来たリッジ

小川山はとても広く、1週間いてもすべて回れないのではと思うくらいの広さだった。人の多さに辟易するが、山ヤならやはり1回は行ったほうがいいだろう。今回、初めてのリードで10ピッチというロングルートですべてリードする、という無謀さを支えてくれたT田・A坂両氏に感謝。当然だが、まだまだ未熟なためこれから勉強と実践を積んで行きたいと思うのでよろしくお願いします!

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鳥海山(2020/9/5)

2020-09-15 | 山行記録

メンバー:NT目隊長、I下姐、Toちゃん、H賀さん、A井先輩、M崎(記)
※山行から大分時間が経ってすみません…時が経ち、更には呑まなきゃ書けなかった(-_-メ)
約15km 12時間

今回は久々にI下姐も一緒で女子率高めワクワクドキドキの山登りである。

思えば、私のフィエスタ初山行は2018年5月、スーさんとI下姐との出会いでもあった。懐かしいなぁ。
ハイキングすらしたことがなかったが、当時、予定では天気が良ければ那須朝日岳東南稜ルートだった。
だが風が強く、藪漕ぎして別ルートから朝日岳へ登ったのだ。

今だから言うけれど、初っ端から東南稜だったら、私は今、フィエスタには居ないだろう。
後日、だいぶフィエスタに慣れてから実際にスーさん案内の元、東南稜へ行ったが………
高い場所が苦手なM崎にとってはビクビクの山行だった。
スーさんのパーフェクトなサポートのおかげで、安全&楽しかったが、少々怖いところもあった。

今ではいい思い出である。

AM6:00 湯の台口から滝ノ小屋経由出発

湯の台口から滝ノ小屋へはすぐだった。本日のお宿でもあるので、不要な荷物は置いて出発。
この時、Toちゃんがヘッドライトを車に忘れてしまったことが発覚。
これが後に、大影響を及ぼすことになろうとは誰も予想していなかった………大波乱の序章であった。

八丁坂を上る。相変わらずH賀さんはマイペースに先頭を突っ走る。我らはI下姐を筆頭にToちゃんと楽しく登る。

鳥海山は花が沢山だ。春はもっと花が咲き乱れるらしい。さすが花の百名山、次はその頃行ってみたいな。
確か、以前の山行記録でT田さんは海抜0メートルコースから登っていたはず。さすが山○○っす。

雪渓が残っているらしく、スノーボードを担いで登る人に先を譲る。私達は格好から男性だと思っていたが、H賀さんが言うには女性だったらしい。
H賀さんは彼女に先を譲るものかと必死で後をついて行ったが、かなりの強者だったようで、自身の脚が限界を迎えたようだ。

そんな事は知らず、私たちはマイペースに雪渓で涼をとったり、バナナの皮を記念に残したり楽しく登っていた。
七高山手前あたりで待っていたH賀さんとI下姐、M崎が合流して七高山へ

AM11:22七高山
後続が来ないので折り返す。どうやら新山へ直接向かったようだ。

後を追い新山を目指す。さすがI下姐、Toちゃん達を発見するやいなや、めちゃめちゃ早く追いついたー
私は苦手な下りで悪戦苦闘。もう焦らず行くしかない。

皆と合流して新山山頂を目指す。下界でI下姐が教えてくれた通り、新山の周りは別世界であった。
昨年行った前穂を思い出した。なかなか登りがいのある、これぞ頂上って感じ。


下りは別ルートで滝ノ口小屋を目指す。鳥海湖経由、千畳ヶ原ルートだ。
この日は天候にも恵まれ、気持ちが良かった。ただ、なかなかの気温に水分を多く摂っていた。特にToちゃん。私もここで失敗をした。
普段なら余分に水分を持って来たのに、この日に限って少なくしてしまった。H賀さんとI下姐はしっかりしていた。さすがである。

鳥海山は舗装された道が多く、とても歩きやすかった。途中、大雨や台風で流れて壊れた場所もあたけれど、全体的には歩きやすい登山道だ。

PM14:44 七五山掛
この時点で15時。ちょっとのんびりしすぎた感…。少しペースを上げて今夜のお宿、滝ノ口小屋を目指す。

少しずつ沈む夕陽に照らされ、千畳ヶ原が黄金色に見えた。黄金色の間に横たわる木道が輝いていた。
人の目に映る景色を携帯で撮ろうと思っても難しいものだ。残念。

小屋番さんに連絡を入れる。途中、涸れ沢を登るようだ。時間が無いため鳥海湖を素通りし、先を急ぐ。

今だから言うが、M崎、2回ほど道を誤ったのだ。
一つは左に進むはずが、沢をそのまま下ろうとした。先に降りていたI下姐のおかげで左の登山道を発見。
二つ目は別な沢を下った途中に目印があったのに見落として、30メートルくらいそのまま沢を下ってしまった。
あれ?何か変かも…そう思い直し来た道を戻ると、しっかり目印がついていた。私は×印を進んでいた。
不安になり、そこでToちゃん達を待ち、正しい道をすすむ。やはりI下姐のように地図の読み解きと、GPSは必須だ。

月山森の手前、大きな岩の連続する涸れ沢を登る。遠くから見ると圧巻である。だが不思議なことに、取付くとそうでもない。長さはあるが、なんとかなりそうだ。
I下姐が先頭を軽快に進む。私はH賀さんの後に続く。

だんだん高さが増す。あぁ、早く登り切ってしまいたい。でも煽ってしまうのも申し訳ない。小雨も降ってきた。大人しく後に続く。
だが、高さの限界に達した。もう終わりは見えた。申し訳ないが、先に行かせてもらうことにした。
高いところは苦手である。いつまでも無理にゆっくり進んで、集中力を切らせたくなかった。

H賀さんを追い越し、I下姐の元へ。急で大きな岩もなくなり、なだらかな岩場になったのでH賀さんを待つ。しばらくしてひょっこり現われたので私たちは先に進んだ。
月山森の分岐あたりでH賀さんが追いついた。そのあたりは湿原になっていて、靄がかかっていた。
靄のせいで不安になったが、さすがI下姐。冷静な判断で進む。格好いい。クライミングも出来て、山にも強くて、精神面も大人な女性。
憧れる。私も大人な彼女のように近づきたい。(後の事件時に、本気でそう思った。)

河原宿小屋まで来ると、H賀さんは止まらず先へ進んでいった。I下姐とM崎は後続隊を待つことに。
ここのトイレは感動した。水洗だし、綺麗だったのだ。有難い。30分くらい経ったろうか。だんだん不安になる。Toちゃんあの涸れ沢を越えられたろうか。

靄と夕陽の中、風に揺れる葉っぱの影が人影に見えてしまう。「あっ、見えました!」と、3回くらいToちゃん達の人影と間違えた。すみませんI下姐。
何回か間違えたころ、I下姐が笛を吹くと、笛が返ってきた!姿は見えないが、私は良かったと安心した。

合流し、まだ明るいがヘッドライトを装着。じきに陽が沈む。ここでToちゃんがヘッドライトを忘れてきたことが仇となる。
I下姐のヘッドライトをToちゃんに渡し、姐さんと私は先に進む。

八丁坂をやや早めに下る。小屋付近まで来た頃には暗くなり、私は初めてヘッドライトで下山した。小屋の電動音が聞こえ、小さな灯が見えた。
小屋番の人に言われたらしく、H賀さんが懐中電灯を持って待っていてくれた。
さらに時間が経ち、やっとToちゃん達が到着した。どうやらNT目隊長のヘッドライトだけで3人は降りてきたらしい。電池切れのようだ。後に聞いたところ、怒号の下山だっらしい。

何はともあれ、遅くなってしまったが全員無事に小屋へ到着した。全員集合で事件発生。あぁ、なんということでしょう。
小屋には私達以外に夕方着いた若者チームと、ソロ2名が居た。

Toちゃんにご馳走になった缶ビールは、格別の味がした。冷え冷えのビールは、熱くなった私の頭を冷やしてくれた。
小屋で事件があったのだが、というか次の日の柳沢小屋でもそうだったが、ここでは書ききれないドラマがあった。本気で書いたら終わらないと思うので止めることにする。

世の中には沢山の人が居て、沢山の考え方、沢山の生き方があると思う。そのどれもが正しいし、自分の考えだけが正しいとは限らない。
普段の生活で垣間見える性格や考えが、山では顕著になるのではないだろうか。
危機に瀕したとき、想定外の出来事に直面したとき、自分の許容範囲外の事態が起こった時、、人の本性が現れる、と私は思う。その人の根っこの部分が見えた気がした。

逆を言えば、私も同じである。自分の予想もしない出来事が起こったとき、その人の本性が見えたとき、冷静な対応ができるかどうか。
I下姐さんやA井先輩のように大人な対応をしたいと思う。また、ふだん愛すべきToちゃんだが、その考えは大人で、思うより深く物事を考えていることを改めて知った。

今回も笑いあり、衝突あり、涙あり、三途の川がすぐそこに見えた人も居たりと、沢山学ぶことが出来た山行でした。
特に、久々に一緒に行けたI下姐さんには沢山教えていただきました。今回に懲りずにまた同行させて頂けると嬉しいです。
以上、凸凹登山記録でした。

【編集後記】 I下(記)
余談を聞いてみたい方は、フィエスタの福島登山集会(11月末土日予定)の宴会で~

さて、鳥海山の翌々日(9/7)は、山寺の岩場に行ったのでした。
一部の山林が切り開かれ見晴らしが良くなったアプローチを歩き、久しぶりの山寺はやはり圧巻で、夏にクライミングをサボっていた私(=I下)にとって更に難しそうに見えた。

どこか皆で登れそうな易し目のラインを探す。ヌン掛けしようかと思っていたところ、Mちゃん(=M崎)がトライしてくれると
ピン位置や終了点をしっかりオブザベし、緊張のスタート。そして初岩場でのマスターリードは本当に素晴らしかった ビレイできて幸栄でした。

かなり疲れた様子だったのTooちゃんも、いつもの「ダメだ―」を連発しつつ元気に登る姿を見て、本当にクライミングが好きなんだなぁと思いました。
A井先輩の脅威の粘りトライに刺激を受け、H賀さんもチャレンジと、それぞれに山寺で有意義な時間を過ごせたのでは…
最近はグレード更新に程遠いヘタレだけれど、1本1本のルートトライを大切に自分と向き合うクライミングをしたいなと改めて感じ、シーズンINに向けて良い刺激となりました。

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【清掃登山】浄土平(2020/6/7)

2020-06-20 | 山行記録

福島県勤労者山岳連盟 清掃登山
2020年6月7日(日)

8:30 兔平駐車場集合
コロナウィルスの自粛要請も緩和され、久々の登山。
検温、消毒、三密、これらに気を付けて集合写真もバラっとした感じで撮影。
各会から参加してくださった皆様、ありがとうございました。
集会後、各会に分かれてそれぞれのルートで清掃登山開始

フィエスタは不動沢登山口から五色沼・魔女の瞳を目指す。
実は前回ガスの影響で行けなくて、すごく残念だった(つд⊂)エーン
今回はA井先輩の助力のおかげでやっと行けることに!ヨシ!
 

9:00 不動沢登山口
メンバーはT田さん、N田さん、I堀くん、NT目さん、Toちゃん、H賀さん、A井先輩、M崎(記録)

今回T田さん、N田さん、I堀さんの3人と初めて一緒に山登り。
びっくりしたのは、N田さん手ぶらなの。
さすがこの会の山男は違うなぁ。ちょろっとお散歩コースですよね、N田さんにとっては。

でもN田さん、私は知っていますよ

前の週に間違ってフライングしたことを。ちょっぴり可愛いとおもってしまった。
T田さんは鉄アレイとかコンクリートとかザックにいれてるんだって、N田さんが話してた。

2人ともワイルドだぜ。
この2人とH賀さんは先頭組。
ワイルド2人組についていくH賀さんは意外と健脚だと思った。

私はToちゃんの後をのんびり登る。
自粛期間中、会社も休業になり4か月近い巣ごもり状態の怠けた身体は重かった。
I堀くんと話しながら登ったけど、慣れるまでの最初の十数分がキツかった。

だから、話半分で聞いててゴメンねI堀くん。
でもI堀くんもワイルド組と同じくらいワイルドだね。
前日、単身飯富山石転び沢にスキー板を担いで登り、車中泊後に直行してくれた。
30分のスキー滑降のために重い荷物を担いで登るなんて………本人は変態ですね、と笑っていた。
いやいや、変態なんてとんでもない。山を愛する…山変態だよ。
?まてよ、ワイルドというかあの2人も山変態のくくりだよな、きっとそうだ。
手ぶらだし鉄アレイだし。

なんだか納得しながらマイペースに登った。
登山道のゴミは思いの他少なくて、N田さんのビニール袋には山菜が入っていた。

11:54五色沼到着(マイペース組基準時間)
念願の魔女の瞳、最初は曇っていて暗かったが、陽が差すとキレイに色が変わった。

先頭組はぐるっと魔女の瞳を一周しているようだ。

マイペース組はお昼にする。
I堀くんは前日の疲れもあり一緒にマイペース組に。
その疲れのせいか、お昼を車に忘れ行動食をポリポリ食べてたから皆でわけっこ。
皆で登ると楽しい。
NT目さんは数日前から足を痛めていたけど、全く感じさせなかった。
この方も山変態であるのは間違いない。

相変わらずToちゃんは面白い。
耳ではメロンと聞こえたはずなのに、口からでたのはパイナップル。
逆にパイナップルと伝えると、メロンと答える。
今回の帰り道もズルっとToちゃんがコケたが、心配しなかった。
この前、天に足を突き出して岩にハマった姿を見たせいか、多少の転び方では心配無用。
最近やっと私も学んだのだ。

お昼を食べ終わったころ、先頭(ワイルド2人組)帰還。
A井先輩は、到着したT田さんに「あ~ん♪」して果物を食べさせてあげた。
T田さん笑顔である。
ワイワイ騒いでいると、H賀さんが戻ってきた。
皆で楽しく話し、山に登るとダニがいる話に。
T田さんは、ダニの顔が可愛いと笑っていた。山変態や!

12:30下山開始
先頭組とI堀くんはあっという間に見えなくなり、Toちゃんといつものように楽しく下る。

てくてく歩きながら私は五色沼での会話を思い出す。
ザックの話になり、T田さんは低山もフル装備で登るらしい。
惚れてまうやろぉ~と叫ぶと、M崎に惚れられてもなぁと冷静に返されてしまった…。
誕生日に(皆で)花を贈った間柄なのに…
私にもA井先輩のような行動力が欲しいものである。

A井先輩があ~ん♪してあげると笑顔に。
ダニの顔が可愛いと言って笑顔に。
M崎に惚れられてもなぁ…

T田さんの中で私の位置は
あ~ん♪のA井先輩 >顔の可愛いダニ>惚れられたくないM崎

ダニに負けた…
ずしん、と重くなったのは、下山する足なのか、精神(ココロ)なのか。

こうしてT田さんへのささやかな憧れは、ダニに負けるという形で終止符を打った

14:20 スタート地点に戻る(先頭組は結構早く着いていた)
最後まで待っていてくれた先頭組に感謝。山変態だなんて言ってゴメンナサイ。
楽しい一日をありがとうございます。また行きましょうと別れ、それぞれの帰路へ。

あっという間の楽しい一日が終わった。
本当だったら来月にはカナダへ行き、ロッキーマウンテンを眺めるはずだった。
10月か11月にはネパールのエベレスト街道を歩くはずだった。
全部コロナウィルスのせいで消えてしまった。

でも、毎日の生活を皆が一生懸命頑張っている。
医療関係者の人も、役場関係の人も、国のお偉いさんも。
子供たちや学生だって一生懸命やってる。
やりたい事が全部出来なくたって、今じゃなくてもいいはずだ。
今回は仕方がない。でも、また行きたいと願えば叶うと思う
一日でも早く、普通の毎日が戻るといい。

高湯温泉でA井先輩とまったりいい湯だなを過ごし、しばらくぶりの気晴らしを満喫した。
(250円で入れる共同浴場、やっぱり最高!)
また皆と一緒に山で会いたいな。

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2020総会 in いわき

2020-03-21 | 山行記録

フィエスタ総会は、2020年3月14日(いわき市 湯の岳山荘)にて、11名の参加と欠席会員の委任により開催しました。
協議事項および会計報告については、滞りなく承認されました。
その他に会員の入退会の連絡や近況報告、今秋のネパール遠征&応援ツアー、会山行の予定などについて話が出ました。

また、今年も引き続き労山福島県連の事務局として、会員一同盛り立てていく予定です。
フィエスタの会では、以下の行事を担当しますので、ご興味のある方はご連絡お待ちしています。

2020年5月9日(土)~10日(日)  岩登り講習会@杉滝岩【中止】
2020年11月28日(土)~29日(日) 福島登山交流集会@いわき青葉の岩場
2021年1月22日(土)~23日(日)  レスキュー講習会@いわき青葉の岩場

 

総会後は、お楽しみの懇親交流会です。こちらも貴重な情報交換の場ですよね。
遠方からのゲストも続々と到着し、何度も乾杯が続きます。

  

翌3月15日は、前日の雪模様から一転して素晴らしい晴天に恵まれ、青葉でのクライミングを楽しみました。
午前中はいつもの「南のエリア2」の人気ルートにロープを張って、初級者から上級者までたくさんの課題を登りました。
青葉の人気者Tooちゃんの「だめだ~」「やーめた」も健在でした。大勢で登るのもまた楽しい。

昼には急ぎ「北のエリア」へ移動。最近「チームジャンダルム」の方により再整備が実施され、新たなルートも開拓されました。
初心者がトライできるグレードも用意されていますが、初めてのエリア、初めての課題は手強い。
ワイワイとオブザベーションをしつつ、新鮮な気持ちで岩と向き合うことができました。ぜひ再訪しよう!

   

【編集後記】今年は会員と一緒に何回山へ行けるかな、たくさん行けるといいな(企画よろしくです)
また、引き続き会員だけでなく「山を楽しみたい」仲間と広く交流し、山行を共にしていきます。
事故のない安全な登山に努めますので、ぜひフィエスタをよろしくお願いします。

(編:Ai)

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上高地 中仙状沢(20202/23〜2/25)

2020-03-20 | 山行記録
メンバー:tunoさん、e堀、a坂(記)

釜トンネルを歩き大正池付近にベースを張り2日間のアイス合宿。
アプローチのルンゼの登攀も緊張した

フォローでポーカーフェイスのe堀喘ぐ
コメット80mくらい Ⅲ〜 Ⅳ
リード a坂 ピッチ切りを誤る

アプローチの滝
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赤岳 主稜(2020/3/7-8)

2020-03-19 | 山行記録
メンバー:【西川山岳会】e沢、o村、t田 【フィエスタ】a坂(記)
 
大天気の中の登攀。風もなく真っ青な空でした。


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八ヶ岳 広河原沢(2020/1/11-13)

2020-01-19 | 山行記録

メンバー:T田、e堀、a坂(記)、e子、n野

八ヶ岳 広河原沢、左俣、右俣クリスマスルンゼ
フィエスタからはT田リーダー。e堀。a坂。
青森からたがじょのe子、そしてヒマラヤ未踏峰制覇の21歳の山岳同人流転n野。

初日クリスマスルンゼ 
T田e堀ペア、a坂e子n野ペアで登る。

f1 T田リーダーは走る様に氷を登る


f2 真ん中の凹角を登る


懸垂下降2ピッチ、すこし下って高さは小さいが垂直の氷で各自練習。


二日目、左俣
昨日と同じペアで左俣を詰める。f7くらいまでの記憶。
滝は小さいが落ちればダメな箇所はこまめにロープを出し、e子、n野を確保しながら登攀する。
自分のリードが遅く上の大滝で時間切れとした。T田ペアはグイグイと登っていく。




下の大滝




T田リーダーはいつも思うが追いつきたくても追いつけない総合的力量がある。30代の自分が情けなく感じる。
ポーカーフェイスのe堀はフォローでみたこともない苦しい顔をしていた。初めて苦しい顔を見れて嬉しかった。

上の大滝 軽く登るT田リーダー

沢を詰め、頂上を目指す。冬の沢登りはおもしろい

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