フィエスタの谷 山行記録

【福島県勤労者山岳連盟所属】フィエスタの谷は山に登る事が好きな仲間の集まりです

大滝根山(2021/4/22)

2021-05-13 | 山行記録

メンバー:T 田さん、Tooちゃん、K野さん、N田目さん、A井姉さん、M崎(記)

10:25登山開始
今回の大滝根山は、のんびり運行の騒がしい4名と、夜勤明け参加のK野さん、そして白河の英雄T田さんの6名。
ここで何故今回のメンツになったのか書きたい。なんと、T田さんから熱いオファーがあったのだ。

しかも1度だけではない。私が聞いただけで3回はつぶやいていた。
「いいよな、いつも楽しそうで」
「一度いわきメンバーと行きたい」
「たまにはハイキングも良いよな」

3月の総会後、私はモンモンと考えていた。どうしたものか。
素人では到底こなせない激しい山専のT田さんに私達が(主に私が)同行は出来ない。
かと言って、ただのハイキングで彼は楽しめるだろうか。
いや、本人がハイキングでいいと言っているのだから、彼に同行してもらえばいいか。

意を決して私はN田目さんに話を持ちかけ、今回の山行に至った次第だ。
事前にT田さんの定休日はチェックしていたから、日程を合わせて伝えたところ二つ返事でOKをもらった。

さぁ、楽しいハイキングの始まりだ。
旧あぶくま高原ホテル跡近くに車を停め出発。途中、セメントで囲われた古い貯水槽のような跡を発見。
覗くと水の底に枯れ枝と、かつては何かの生き物だったであろう物体が沈んでいた。落っこちて脱出できなくなっちゃたんだね、南無阿弥陀仏。

少し歩くと、大越登山口が見えた。ここから山頂の大滝根山分屯基地、下りは石ポッケ登山口までのハイキング。
みんなでわいのわいの歩いていく。鬼五郎渓谷はなかなかいい雰囲気の石と苔と水の流れ。うつくしまふくしま水百選に選ばれている。
しばし写真タイム。

K野さんとTooちゃんは先に進む。今回はのんびり合わせてくれるT田さん。
N田目さんとA井姉さんが来たので撮影を切り上げ歩き出す。

人数が多いといつもより賑やかで楽しい。
T田さんは一行の距離ができると待っていてくれた。のんびり組のTooちゃんと私にとってはありがたい。
一緒に立派なブナの木を眺めたり、お化けみたいな巨大シダを見つけたり。 

わいのわいのからギャーギャー騒ぎになりお決まりのTooちゃん掛け声で斜面を登る。
見下ろす建物は小さくなり、山頂のレーダーが近づいてきた。


11:50大嶽根山峯霊神社到着
自衛隊のレーダー基地のフェンスが見え、機械音がした。到着だ。山頂の三角点は基地の中にあるそうで、見れなかった。
神社にお参りし、敷地の端を借りることを伝えお茶タイム。

A井姉さんの四次元ポケットからは胡瓜の一本漬けと白くて可愛い卵が出現。
TooちゃんにはA井姉さんの心遣いでツルンと剥かれた卵が渡される。優しい
不肖ながら私も一口タケノコおにぎりを取り出した
今回のために水煮した筍を冷凍して保存しておいたのだ。

風が強く休憩中は肌寒かったが、K野さんのアドバイスで1枚羽織っていたので助かった。
T田さんも笑顔だ。
30分ほど休憩をして出発。自衛隊のフェンス添いをぐるっと歩いて石ポッケ方面へ。天気も良く景色が綺麗。
先程の休憩場所とは全く違い、穏やかな風とポカポカ陽気に癒される。歩き始めると暑いくらいだ。

登りと違って大きな岩がいくつもあった。岩好きのK野さんは楽しそうだ。

13:00石ポッケ
岩の上から基地の方を見ると、緑の球体がメロンに見えた。
N田目さんから手のひらに乗せて写真が撮れると聞き、早速挑戦。
手乗りメロン。

撮影会を楽しみ、K野さんとT田さんは好なだけ岩で遊び楽しそう。
ここでTooちゃんがニコニコしながらあるものを取り出した。保冷剤でがっつり冷やされた超高級果肉入りゼリーだ。
重かっただろうに、ありがとうTooちゃん。今回はT田さんが来るということで用意してくれたらしい。
よく冷えていて、水分たっぷりのゼリーはとても美味しかった。
お腹も心も満たされ、気分上々で楽しく歩く。

14:20石ポッケ登山口到着
最初にT田さんとK野さんの車を停めていたので、二手に分かれてスタート地点へ。
K野さんの車にはTooちゃんとN田目さん。
A井さんと私はT田さんの車で、恋愛話。最後まで楽しく過ごした。

別れの時間は少し寂しいけれど、ホテル跡地で解散となった。
今回のハイキング、T田さんが楽しんでくれたようで一安心。
ぜひまた来て欲しい。高級ゼリーの為に。

計画を立ててくれたN田目さん、高級車を出してくれるTooちゃん、夜勤明けなのに来てくれたK野さん、遠くから来てくれたT田さん、いつも美味しい差入れを用意してくれるA井姉さん、みんなありがとうございました!

あいかわらずのまったりのんびりハイキング。
人にはそれぞれ自分のペースがあるので、合わせるのが苦手な人もいるだろう。
無理に合わせてくれとは言わないし、逆に早い人に合わせて欲しいと言われても難しい。
その人が楽しめればそれで良いと思う。

登りで別行動でも、休憩する時に一緒にお茶するだけでも楽しいから。
だが私の周りの人たちはみんな親切で、早く登る人も分岐や迷いやすい場所では待っていてくれる。
方向音痴で地図が読めない人生迷子な私にとっては、とても有難い。
私もみんなに迷惑をかけないように、怪我をしないように、頑張ろうと思う。

いつも激しい登山をしてる方で、たまにまったり気分転換したい時はお気軽にお声がけください。
賑やかなひとときとおやつを用意してお待ちしております。

コメント (1)
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