フィエスタの谷 山行記録

【福島県勤労者山岳連盟所属】フィエスタの谷は山に登る事が好きな仲間の集まりです

2013年9月の山行

2013-09-22 | みんなの山行

9/1 聖ヶ岩 浜ちゃん送別会&岩トレ

メンバー:武さん、角さん、スダッち、浜ちゃん、JUN♀ちゃん、KON♂ちゃん、スーさん(会友)、アコ(犬)

 

9/6 岩トレの補習(山じゃないけど)

メンバー:スダッち、JUN♀ちゃん、KON♂ちゃん

 

9/7 阿武隈川源流南沢(沢登り)

メンバー:笑壱、浜ちゃん

 

時期不明 オリサバ山(メキシコ)

メンバー:ぬまっち

 

9/14~16 剱岳

メンバー:(八ツ峰)角さん、JUN♀ちゃん、KON♂ちゃん、小関夫婦

      (別山尾根)武さん、渓クン、古川さん

      (テントキーパー)スダッち

 

9/22 磐梯山(翁島~ピーク) JUN♀ちゃん

 

9/26 磐梯山(翁島~ピーク)KONちゃん

 

9/28 会津駒ヶ岳 JUN♀ちゃん(会社の方々と)

 

以上

相変わらず、ろくな参考をしていないスダッちからの報告です。

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2013年9月14日~9月16日 剱岳八峰 6峰Cフェース~北方稜線~剱岳

2013-09-22 | 山行記録

メンバー:(八ツ峰)角さん、JUN♀ちゃん、KON♂ちゃん、小関夫婦

      (別山尾根)武さん、渓クン、古川さん

      (剱沢テントキーパー)スダッち

 

以下、JUNちゃんのブログから引用(無断ですが・・・)

 


 

9月14日、15日、16日で剣岳に行って来た。




剣岳は去年のお盆に立山に行った時、
ぜひ来年は。。。と思っていた山であり、
憧れの山だった。。


ただ、去年時点ではあくまでも一般ルートでの
登頂予定だったけど。


この連休は台風の影響で微妙だったが
とりあえず土曜日はもちそうだというので
金曜日仕事終わりに集合、出発し、夜中着。
仮眠して、6時20分立山駅を出発した。


天気微妙な予報なのに、すごい人だった。

 

去年の感動そのままに、やっぱり素敵な室堂。



谷川岳以降、すっかり自信喪失の中、
トレーニングは積んで来たものの、やっぱり不安も大きかったけど

ここに降り立っただけでも、


やっぱり来てよかったとにんまり。。。


今日のテン場まで歩きます。

8時室堂を出発。

みんなの荷物も相当重いから申し訳ないけど
やっぱり重たくて重たくて荷物。。

推定15kg前後。


今回のメンバーは、会のメンバー5名、会長の同僚の方、息子さん
会友の夫婦の計9名。


おのおの、重い荷物と闘いながらも、
(闘ってない人もいたけど(苦笑))


恵まれた天候と山々の景色を堪能しつつ
ゆっくり足を進めた。


いやーー。。時々荷物が重くて、しんどいのはしんどいんだけど

それより勝る素敵な景色たち。。

いやーー。。時々荷物が重くて、しんどいのはしんどいんだけど

それより勝る素敵な景色たち。。



剣が姿を表し、もうテンションマックスです(笑)


みんなの笑顔もまぶしく、一気に疲れがふっとびました。


会長の息子さんの健脚ぶりにびっくりしたなぁ。。

たえず笑顔なんだもん。。

会長の息子さんの健脚ぶりにびっくりしたなぁ。。

たえず笑顔なんだもん。。


テン場もにぎわってます。

わたしたちも設営し、明日の天気を祈りつつ、乾杯。

この時点で体調を崩して寝込むメンバーもいて

実はわたしも頭が痛くて
ちょっと不安がよぎったけど、


自身に「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と
暗示をかけまくり、どうにか薬を飲みつつ、
回復。


登頂開始は午前3時。2時には起きなきゃなので早めに休みました。



日曜日、天気は昼まではもちそうだということで
昼までに山頂にたち、下山しようと出発。

ヘッドランプをつけ、雪渓をひたすら登る。。登る。。登る。。。。。

初の12歯のアイゼンをはき、
リーダーになるべくついていこうと、

ただひたすら歩いた。


実は、ここで事件が起きた。

薄くなっていた雪渓が崩落し、わたしとKちゃん、会友の奥様が転落したのです。

一瞬でした。

甘かったのです。

みんなの距離が近すぎたのです。

思ったより薄かったのです。

わたしは落ちた!と思った瞬間、氷がガンガン落ちて来て
(この時点でわたしは自分一人が落ちたと思っていた)



一瞬で、

あ、死ぬんだな。と思った。

それ以外の感情もなく、
氷に埋もれて窒息死するんだなと、まるで他人事のように思った。

次の瞬間、Kちゃんの声が聞こえ、
「あ、Kちゃんが落ちてる。駄目だ。助けなきゃ!」って
もう急に力がむきむき出て来て、

どうにか這い上がった。。


会友の奥様は旦那様がひきあげ、私たちも這い上がり、

これは本当に不幸中の幸いで

一歩間違ってたら、本当に死んでたんだろうなと思う。


リーダーから山行を続けるか、意思確認をされ
私は続けたい意思を伝え

それは、みんなにわたしの為に山行が中止になるのが
嫌だったっていうのもあるけど

それ以上に、来た道を戻るのも怖かった。

本当に怖かった。。


取り付きについたものの、岩がぬれてるし、小雨は降ってるし、
この時点で予定より2時間遅れてたし

一瞬撤退を考えもしたけど


でも、やるしかない。行くしかない。
自分を奮い立たせて、

全員が挑戦しようと強い意志のもと、
クライミング開始。

途中、雨が強くなったり、ガレ場に足を取られたり、
アップダウンに苦しんだり、

本当に本当に長い道のりだったけど、


山頂!!!!!!!!!!!!!!!!

まじ、感動。

ありがとう、リーダーのTさん、Kちゃん。

本当にありがとう。ふたりのおかげで山頂踏めたよ。


リーダーの先導があり、


Kちゃんのクライミングでトップをずっとはってくれた強さがあり


あたしは登頂できたよ。本当に本当にありがとう。


その後、一般ルートで下山したんだけどその下山も
もう、アップダウンと岩場の連続で


ヘロヘロだったけど


どうにかこうにか暗くなる前にギリギリ下山できた。


今回、息子さんと同僚の方と一般道で登頂した会長。
体調不良のため、テントキーパーをしてくれたSさん
途中、会友の夫婦と別になって

今回、3名での登頂となったわけだけど



このメンバー全員で登頂した気持ちです。
きっと誰かがかけていたら、もしかしたら

違う結果になったんだと思う。




この山行、下山時も台風の影響で大変だったし


わたしの中で経験上、一番ハードだったけど
とても、充実した山行となった。



みんなに心の底からありがとうと言いたい。





まだまだ体力面も技術面も、知識面も追いついて行かないけど
またみんなで行きたい。


またみんなで感動をわかちあいたいと思う。





ありがとう。

コメント (4)
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2013年8月31日~9月1日 浜ちゃん送別会~岩トレ 聖ヶ岩(白河市)

2013-09-03 | 山行記録

浜ちゃんとのお別れの気持ちの整理がつかず、

しばらくブログ更新をさぼっておりました。

 

そんな訳で、まずは、今回の主役の浜ちゃんについて

数年前、仕事の都合で福島県民となる。(住まいは棚倉町)

ひょんなことで、2010年ごろに入会

入って早々、会の体制とか運営方針のいい加減さに意見する大物ぶりを発揮。

(まっ、いい加減なのは自他ともに認めますが・・・)

 

2011年入会間もなく正月山行の蔵王全山縦走に参加

同年8月槍ヶ岳北鎌尾根と新人らしからぬ活躍をしてきました。

 

そして、今年9月、仕事の都合で郷里の大阪へ戻るとのことで、ささやかな送別会を開催しました。


メンバー:武さん、浜ちゃん、角さん、スダッち、ス~さん(会友)

(9/1のみ参加)JUN♀ちゃん、KON♂ちゃん、アコ(犬)

 

場所:旧大信村、権太倉山聖ヶ岩

 

 

送別会の場所について、当初は笑壱プロデュース「岩魚キャンプ」の予定でしたが

笑壱氏が地元の行事でキャンセル。。。

 

翌々週末の剱岳に向けてのザイルワーク講習もやっておきたかったのと

比較的危険の少ない山行を組みたかったという訳で

旧大信村の聖ヶ岩キャンプ場で盛大に送別会を、、、と行きたかったのですが、

タイミング悪く、今頃キャンプ場は除染中でクローズ・・・

せっかく地元の白河山岳会の方々が岩場を整備したというのに残念。

バンガローで快適送別会だったのですが、管理棟の前にベンチを移動して

バーベキューとお寿司でそれなりに豪華に別れを惜しむ宴を開きました。

それでも、21:00頃から天気が怪しくなってきたため慌てて撤収、就寝。

バンガローが使えなかったのが、ものすごく惜しまれます。。。

 

翌日は、剱岳に向けたザイルワークの講習等

この日だけ参加のJUN♀ちゃん、KON♂ちゃん、アコ(犬)も合流して最近整備された

聖ヶ岩をみんなで攀じ登ります。

  

 

岩質は、若干ざらざらした感じのスラブでよく探すと細かいスタンスのあるスラブです。

細かいスタンスなので、立ちこむには不安がよぎりますが、

フリクションがばっちり効くのでなかなか快適。

岩壁基部から登れるルート(2本)は、

中間でピッチを切れるので、マルチピッチの練習もできるのがいいですね。

  

 

浜ちゃんは、だいぶ久しぶりのクライミングだったので、

感覚つかむまでちょっと時間かかったけど

快晴のもと、なかなか有意義なトレーニングとなり午前の部終了。

 

お昼は、昨晩食べきれなかった、焼肉、もったいないので

送別会第2弾としてみんなで食すことに。

 

これ食って終了と思ってた僕は、「あとは帰るだけ~」とたらふく食べてしまいましたが、

少しの休憩後、最後に、岩壁基部から1本(頂上参り5.8、5.7)また登ってみようってことになって・・・

 

最初は、ス~さん、武さん、浜ちゃんチーム。

60mロープなので、2ピッチの終了点までス~さんがロープ目一杯伸ばして登って行きましたが

1ピッチ終了点から先のルートが屈曲してるので、ロープの流れが悪いのを見て

ルートが曲がるポイントで、ピッチがきれるのなら、ピッチを切った方が逆にいいのかななんてことを思って見てました。

 

2番手は、僕と角さんの番。

トップは、チェストハーネスにガチャ満載で「俺がトップ登る」感のオーラ出まくりの角さんに譲りました。。。

こちらも60mロープでしたが、先行チームがピッチを切らず苦労してたので僕らは中間でピッチを切ることに。

1ピッチ目 トップ:角さん(5.8)スラブのフェース、細かいスタンス・ホールドを拾って右に斜上、フリクションばっちりなのでなかなか快適。

2ピッチ目 トップ:スダッち(5.7)高度感満点のリッジ、特段難所もなくリッジ上の絶景を楽しむ。フォロワーが角さんなのでフォローのビレイは肩がらみでした。

 

最後は、JUN♀ちゃん&KON♂ちゃん

1ピッチ目トップKON♂ちゃん

2ピッチ目トップJUN♀ちゃん

2ピッチ目トップJUN♀ちゃんがフォローのKON♂ちゃんをビレイする時、

ビレイデバイスを岩壁から無情に響く乾いた音を奏でながら落下させるトラブルもありましたが、その場はなんとかなりましたが

こういったトラブル時の対処方法についてきちんと教育してなかったってことを反省。。。

 

そんな訳で、浜ちゃん、いままであんまり長い間じゃなかったし、一緒に行った山も少なかったけし

理屈ぽくってちょっと面倒だったけど、遠くに行ってしまうのは、やっぱ寂しいです。

大阪には、「築地銀だこ」よりおいしいタコ焼きがあると聞いてます。

遊びに行く時は連絡するので、伊丹空港まで迎えに来て、「築地銀だこ」よりおいしいタコ焼き屋さんに連れてってください。

 

スダッち

 

コメント (2)
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