今日のキワニスクラブ例会の講演会は、三本松高校の校長先生で同校が食堂プロジェクトなどを通して主体性の生徒を育てる取組についての講演でした。
最初に驚いたのが、生徒数の減少により学校の食堂が委託していた民間事業者が維持できなくなってきたため閉鎖している学校もあるそうで、生徒数が半分に減った同校も存続の危機だった時に今の校長先生が赴任された時から始まりました。
学校は夏休みなど休日も多く、昼食時間も限られているため元々儲かる商売ではない上に生徒数の減少で危機的状況時に民間事業者から地元の農業生産者に引き継ぎ生徒が活動できる学びの場として存続できるようにしました。
生徒は、新メニューを調理室で考案し、校長先生や食堂のおばちゃんに試食していただき合格であればメニューになったり、そのメニュー表示を手作りしたり、校庭の片隅で野菜をつくりそれを活用したり、学校内の食堂を開放し登録しているお年寄りに来ていただき一緒に食事をしたりとかすごい取組です。
このような現状を生徒が理解して自分たちがまさに主体性を持って取組む活動は、今後の人生においてきっと役立つと思いますし校長先生は学校内から地域へと盛り上がる場を広げていきたいと語ってました。
学校の校長先生は、2~3年で異動しますので今の取組を是非引継いで続けていただきたいと思います。
このような取組がさらに盛り上がり全国区になってくると、全国の子供たちが三本松高校に入りたいということになってきます!
当方は、10年ほど前に小学校のPTA会長をさせていただいた時があり、先生方の忙しさはそばで見て知ってます。
当社も、何らかの形で地域貢献しながらそれが商売になればと思っております。
今日も前向きに行きましょう!