三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

砥部

2017-03-09 08:57:02 | Weblog

おはようございます。

久しぶりの日記です。

先週今週と高知、愛媛へ出張してきました。

高知ではご挨拶が中心の出張でしたが、景観の素晴らしい場所が多くやっぱり大自然は何物にも代えられない、人間が作ることが出来ないモノだとあらためて思った次第です。

昨日の愛媛では、愛媛県産業技術研究所窯業技術センターへ訪問し当社のims-12というガラスコーティング材を使って実験していただいたので確認も含め訪問しました。

このセンターは愛媛県砥部町にあり、砥部焼で有名な場所です。

父親の実家は、そこから登った障子山にあることから幼いころから砥部町周辺はかなり馴染みがあり、もちろん食器も砥部焼を利用しています。

非常に親近感があったので嬉しい気持ちで訪問しました。

実験していただいたのは、四角い素焼きをした試験用の板にims-12を塗布して本焼きすればどうなるのか?です。

ims-12は無機のガラス素材に有機のUVカットと撥水を2割ほど練りこんだ素材で液体化しています。

それを塗布することによって化学変化を起こしながらガラス化して素材を守るガラスコートになります。

UVカットと撥水効果で、外壁や看板などに塗布することによって色あせや汚れ防止や錆防止効果など期待でき効果が長く続きます。

結果は、1200℃まで高温に上昇する過程で有機系が焼けてしまって良い結果が出ませんでした。

それからいろいろ話をしていくと、陶器というのは最初の素焼きでガラスで覆って、その上に絵や模様を描いてガラス素材を塗って本焼きし絵や模様が剥がれないようにしています。

考えを変えて、素焼きから絵や模様を描いて、当社の液体ガラスを塗布すると製品が完成することが出来るので2度焼きする必要がないため、窯を高温にするための電気代やガス代などの光熱費が大幅に削減できる可能性があります。

また、本焼きする必要がないことから炭化してしまうような素材も模様として付けることが出来るため、今までにないカラフルで煌びやかな陶器を作るとこが出来る可能性があります。

ご担当者には、伊予鉄の電車も物議をか持ち出すほど車体を目立つオレンジにしたので、砥部焼も日本一煌びやかな陶器にしましょう!と盛り上がった話になりました。

試験用の陶器もいただいたので面白い事が出来そうです!

砥部町は昔から白い岩が取れるのでそれを砕いて原料に使っています。

よって白い陶器に藍色で模様を描いているのが従来からある砥部焼ですが、最近では従来にとらわれない面白い発想のモノもあります。

観光がてら是非お越し下さい!

http://www.togeikan.com/about.html

砥部焼まつり4月15日・16日 開催!

http://www.tobe-kanko.jp/news/2014/03/000006.html

 

砥部動物園も有名ですよ!

http://www.tobezoo.com/

下の写真は高知の絶景です!

 

コメント
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