やきう狂一家

やきう(野球)だいすきパパさんとゆずことあんころとママゴンのつらつら日記。
やきうにはくわしくないよ。

起きちゃいけない事件

2008-03-25 09:43:18 | しってるかい
茨城での殺人事件が連続殺傷事件となりました。
最初の事件は、とある民家の玄関先で、
たまたま応対に出た70代の男性が突然刃物で殺されたもの。
それから4日。
同一犯人が荒川沖駅で8人を無差別殺傷。
うち27歳の男性が死亡、16歳男性と59歳女性が重体。



日曜の駅前なら、
ラッシュといかないまでも、さまざまな人が行きかっていたでしょうよ。
それだけに、被害にあった人の層も幅広く。
悲劇なのは、
まったく関係のない若者が偶然場に居合わせただけで殺されてしまったこと。



逮捕されたのは、24歳の男。
いろんなニュースを見るかぎりでは、
ひきこもりという以外は変わったところはなく、
通院歴も前科もなく、
特に犯罪を犯しそうな予見はなかったよう。
キレやすかったという証言もあるけど、
それって今はフツーのことだもんねえ。
キレやすくても、そーゆーちっさな爆発で、抑制してる人だっているからねえ。
「ゲームが好き」とか「キレやすい」人がそれだけの理由で
いちいち事件なんぞ起こしてたら、
この世の中どもこもなりまへん。
少なからず、ママゴンも「ゲーム好き」だし、「キレやすい」。
少なくとも善悪がわかっていて、未来を見据えているから事件を起こさないだけさ。




この24歳男、
最初の事件を起こしてから、
東京に行き、人相を変えるために丸坊主にしたとか。
ほで、
地元・荒川沖駅から
しかも、
自分のケータイ使って、
警察に「はやく捕まえてごらん」とかなんとかのたもうたんだと。
で、
警察は170名に捜査員を増やして、
駅・その周辺を私服警官を配備していた。

…ちう目の前での、無差別殺傷。
警察発表では、
「まさに疾風のごとくかけぬけうんぬん」ちうコメントで、
防ぐことのできなかった案件だちうことを暗に強調してたけども。




さて、
これがまた時間と調査が進むにつれ、波紋をよびそな話ですな。
ニュースやワイドショー、雑誌・新聞のコラム等はどんどこ批判をよせるでしょうな。
そら、
怒りの矛先ちうたら、そこしかないわいな。
犯人にぶつけたって、
「アタマのおかしいヤツに何言ってもどもこもならん」し。
今後のニュースが気になるゎ。




ところで。
安城のヨーカドーで起きた1歳児殺人事件においてもそうなんだけど、
法律をととのえる立場の国会、
裁判所のおしごとである司法、
一般に一番身近に接する機会の警察・役所が務める行政。
これらがビシッと民衆を味方するおしごとを施すことによって、
日本人の平和が保たれ、
わたしたちは日本人として誇れるし、
のんべんだらりと平和ボケに身をゆだねていられる。
だけど、
警察が社会に対して、誰よりも早く危機感を敏感に察知して、
それを現場だけでなくトップもいち早く理解して、
そーゆー態勢でいつでもおしごとに従事してくれていれば、
今回の殺傷事件もせめて、
「傷害事件」までにおさえていられたんじゃないかと思う。
行政のトップが提案の声をあげれば、
立法政府は多少なりとも動きをみせるし、
それに応じて司法も時代・世論にあった見方で判決を下すようになるでしょ。
少なくとも、
この三権は分権独立することで、干渉もしないとなってるけども、
影響は与え合ってるはずだし、
連携をとることで、犯罪の抑制になることだってあるし、
被害者遺族の感情を癒すことも少なからずある。

子を持つ親としては、
子供を安心して学校に行かせられる・公園で遊ばせられる、
手を握りしめなくても闊歩できる世の中であってほしい。
そのために、
警察は「事件が起きてから」でなく、
事前の犯罪抑止の活動をもっと積極的にすべきだし、
それは民事の事件においても、どんどこと関わっていっていいと思う。




今回の駅での殺傷事件においても、
警察は「予見できなかった」ちうけども、
警察がいの一番に最悪の状況を予見しないで、誰がするというの。
だから、
子供に防犯ブザーやら防犯機能がついたケータイを持たせなくちゃいけなくなるのさ。
公的機関がアンテナ張って、
社会の流れにキチンとついて、いや、流れを読んで先回りしないから、
民間企業ががんばらなくちゃいけないことになるし、
より一層ジャンルの違う犯罪を増やしかねない事態をひきおこしている。




いかなる場合によっても、
時代であっても、
何においても誰によっても、
子供に苦労をかけちゃいかん。
そーゆー世の中を誰もが憂えていかないかん。




ひとまず、
これからは、パパさんの飲み会帰りのお迎えに行くことになろう。
めんどくせえ世の中だ。 (-公- )