突然だが。
あんころちゃんは「暴れん坊将軍」シリーズがお好き。
とくに、Ⅱが好き。
とくだしんのすけ だいすち(大好き)。
さいぞー も すち(好き)。
さぢり(さぎり。くのいちの人。朝加真由美演。) も すち(好き)。
「けっこんしたい」 ほどすち(好き)らしい。
原因という原因はないのだが、
あんころちゃん住まいの地域では午前中の情報番組から、
→ 「暴れん坊将軍シリーズ」 → 「○○刑事シリーズ(はぐれてたりはみだしてたりする)」っちう流れで放送しているので、
そのチャンネルをつけっ放しにしておくと、そのまま時代劇と刑事ドラマを見続けることになる。
どちらも長寿番組的なシリーズものなので、「いつ最終回くんねん!」てくらい長い期間毎日放送してくれる。
毎日見てると、自然と目が行くようになり、
あんころちゃんの成長とともに主人公やそれを取り巻く人間関係やドラマ性に気付き、
途中途中のアクションやお涙いただく見せ場に魅せられ、
なんとまあ、
あんなに集中力浅かったあんころちゃんが1時間ドラマをサラッと見られるほどに。
しかも
「かしら」(サブちゃん演。)
「おかみさん」(Ⅱだから春川ますみ演。)
「じい」(これもⅡだから有島一郎演。)
役名もどんどこ覚えてくし。
ズボンとかはかせると、脇のベルト通しに長いモン(紙を細く丸めたヤツとかゆずこ兄ちゃんの剣とか)さして、
アクションシーンに合わせて「かちゃっ!!」とかSEつけてるし。
完全にシっブい女児に成長していってる。
ただ、
ゲストで姫とか、物語上、祝言での花嫁が出てきたりすると
「わー♪ ちれい~(キレイ~)♪♪ かわい~い♪♪♪ ^m^」
とわくわくしてくれるあたりに少し女児部分が残っている様子。
そんなあんころちゃん、
ぢつわなかなかの内省タイプ。
本能やその時の気持ち、成り行きですらすらゆらゆらと生きられるゆずこ兄ちゃんと違って、
友達を作るのにもイメトレして(「おなまえきいてもいい?」や「いっしょにあそぼ」などと声かけるとか)臨むあんころちゃんは、
まずはキョロキョロ教室内を見まわし、
声をかけられそうな、OR 自分の好きな遊びをしている子をロックオンし、
名前を聞いたり、一緒に遊ぼうと誘ってみたりして、アプローチに全力を投球してようやく友達を遊べる。
入園から一か月経ち、
クラス内でも何となく遊ぶグループみたいなモノがやや定着し始めると、
あんころちゃんも特に仲良しだったり気の合う子が決まってきて、
お互いに心を許し、
自分の好きな話をして遊んでいるらしい。
あんころちゃんから、
「あらしのなかでだれがいちばんすち(好き)?」
と聞かれれば、それは 「あんころからのラブコール」 ととっていただいて結構だ。(* ̄  ̄)b
担任の先生も聞かれたようだし、補助の先生も聞かれたようだ。
あんころから仲良しだと聞いた子のお母さんからも「あんころちゃんは嵐ファンなの?」とも聞かれたので、
だいぶ、幼稚園にも慣れてきたようだ。
ちなみに。
あんころちゃんが公言してるのは嵐ファンっちうことだけ。
しかも仲良しにのみである。(まあ、仲良し連中からどんどこ広まってはいくが。)
さらにいえば、
暴れん坊将軍はマイノリティだっちうことを空気で読んでる。
しかし、人という生き物は好きなモノについて他人と談義したい欲求があり、
それは幼児とて例外ではない。
嵐の中で誰が好きかっちうのは、ぢつわ第一段階。
それを超え、もっとこの子と親しくなりたい、もしくは、お慕い申し上げとるよ!と認定されると
暴れん坊将軍っちうキーワードを聞けるノダ!!!!
以下は
あんころちゃんがお気に入りロックオンしたRちゃん母から聞いた。
あんころちゃん: 「ねえ、あばれんぼうしょうぐん すち(好き)?とくだしんのすちぇ。すち(好き)?」
Rちゃん: 「え?! ...あ、ああ...。よくわかんない... (・_・;)」
一蹴。
3歳4歳で暴れん坊将軍を解かれ、っちうのがちと難しい。
ごめん、Rちゃん。
でも、あんころはRちゃんのことはとってもすち(好き)なようだ。
その質問をしてからも、Rちゃんはあんころを遊びに誘ってくれるし、誘いに乗ってくれるようだ。(*^_^*)よかった。
暴れん坊将軍でピンと来てくれないからって、「徳田新之助」って言いなおしても
知らんものは知らんからね。あんころ。