やきう狂一家

やきう(野球)だいすきパパさんとゆずことあんころとママゴンのつらつら日記。
やきうにはくわしくないよ。

風のガーデン

2008-12-17 23:53:11 | TVっ子
見ておる。
久々にかかさず見ておる。
てぐらい、ハマっておる。
さらに、泣いておる。
みなさまいかがおすごしか。







緒形拳がこの世にいないにもかかわらず、
あたかも健在のようにテレビ画面に映し出されて、
いつものような飄々としていてコクのある演技をしているのを見ていると、
不思議な感覚に襲われてしまう、っちう事柄も涙を誘う要因でわあるが、
このドラマがそれほどに惹きつける理由はそれだけにあらず。




元々、
倉本總ドラマは好きではなかったので
これまであまり触れ合う機会がなかった。
「北の国から」やら「優しい時間」やらもあまり見ていない。
しかし、
なにげなく初回を見たこのドラマで一気にファンになってしまった。



前回の放送での、
父・貞美(中井貴一)が息子・岳(神木隆之介)に別れをするシーンでは、
「火垂るの墓」以来の大号泣嗚咽付きだった。わし。




それはドラマの流れとか全体を理解しきって、
役に、物語に入り込んでしまったからではなく、
何となく、自分の父親を思い出してしまった。
「あんな風にキレイでさわやかな別れを告げてくれて、
 あっさりとキリをつけてくれたなら、
 父親は私の中でスゴく美化されたろうになあ。ガブリエルのように。」
っちう想い。
実際にあんな別れが欲しかったのかどうかはわからないが、
なんだか無性に泣けて仕方なかった。
ま、ママゴンの父親は別に死んだわけじゃないけど。
今もどこかで生きてるでせう。



瑠衣(黒木メイサ)の、
父親に会った時の気持ちや言動も娘として、的を得ていて心地いい。



だからこそ、
中井貴一の父親に自分の父親をフンワリと重ねてしまったのかもしれない。
あんなかっこいい父親でなかったけど。あしからず。




親から見て、子供はいつまでたっても子供であるように、
子供にとっての親もまた同じなのである。
当然、社会的にどう見られていよーと、
自分の親はいつまでも美化してしまうし、美化したいし、時には後光だって射す。
私もまだまだ親を必要としてるし、
親との思い出を意外なほど大切にしまってあるんだなあ。
ま、ドラマはドラマ。こんな親子の別れが現実にあったらいいな、
っちうお話をまわりくどく書きかっただけ。ご無礼っ (。・ω・)ノ゛






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1 コメント

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 (はぢめの嫁)
2008-12-24 22:47:13
私も泣いちゃいました。いいドラマでしたよね。
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