goo blog サービス終了のお知らせ 

(仮)日本共産党 松戸市議会議員 うつの史行のブログ

日本共産党松戸市議団 電話:047-366-7403 メール:utuno@wine.plala.or.jp

東日本大震災から1ヶ月

2011-04-11 21:45:42 | 日記
東日本大震災の発生から今日で1ヶ月が経ちました。
いまだに多くの行方不明者(14,608名)と、避難生活を余儀なくされている方々(151,115名)のことを思うと、一刻も早い復旧・復興を願ってやみません。
また死者13,013名という数字は阪神淡路大震災の倍以上にのぼります。心からご冥福をお祈りします。

今日、松戸市では被災者への支援金支払いの基準が明らかになりました。罹災証明書の発行受付はすでに始まっています。お心当たりの方はぜひご相談してみてください。(まず、私にいただいても結構ですよ)

私たち日本共産党も、各地の老人福祉センターなどに避難してきた方々へのボランティア活動をおこない、炊き出しから住宅の斡旋など生活相談など可能な限りの支援をおこないました。
以前に皆さんにご紹介し、ご協力をお願いした「東日本大震災の被災者を支援する小金原有志の会」では、避難者への洗濯機・乾燥機や自転車の提供などをおこない、大変喜ばれたと報告をいただいています。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

こうした一歩ずつの復興が始まっている一方、発災から1ヶ月経った現在も、被害の全容が明らかにならず、福島第一原発問題の解決の方向性も見えていません。また、ここ数日は震度6レベルの大きな余震が相次ぎ、新たな犠牲者も出てしまっています。

目の前の現実を見据え、明日の復興を信じ、私も皆さんとともに日々懸命に生きていきたいと思います。

千葉県議会議員選挙の結果

2011-04-10 23:49:19 | 選挙
選挙結果が確定しました。・・・わずか600票あまりの差でした。

1 秋林 たかし 公明党 現 15,883
2 川井 友則 みんなの党 新 17,088
3 湯浅 和子 民主党 現 15,511
4 ふじい 弘之 公明党 現 15,942
5 ほんせい 秀雄 自由民主党 現 16,472
6 松戸 たかまさ みんなの党 新 15,521
7 河上 しげる 自由民主党 現 24,055
8 みわ 由美 日本共産党 現 14,927
9 遠藤 ひでき 民主党 現 10,232

ご支援いただいた皆さん、ありがとうございました。この結果を直視して、これからの議会・議員活動に励みます。みわさんもお疲れ様でした。
なお、小松実さん(千葉市花見川区)、丸山慎一さん(船橋市)、岡田幸子さん(市川市)の県議3人が当選、柏市では加藤英雄さんが8年ぶりの復活当選を果たしました。これで日本共産党の千葉県議会議員は4人です。改選前4→改選後4、みわさんも当選していれば・・・言葉もありません。

主張(しんぶん赤旗)

2011-04-09 20:06:40 | しんぶん赤旗
いよいよ明日は一斉地方選挙前半戦の投票日です。
松戸市の日本共産党県議会議員候補も10日間、「救援と復興」「福祉と防災、一体のまちづくり」を訴え続けました。
災害復旧にせよ、原発問題にせよ、私たち現場に住む市民が声を上げ、その声が国を動かしていく力になります。まずはこの一斉地方選挙で、「地方の力で国を動かす決断」を。

*****

2011年4月9日(土)「しんぶん赤旗」

主張
いっせい地方選投票へ
震災と原発 命と安全守る党を


 いっせい地方選挙前半戦の、12都道県知事選、4政令市長選、41道府県議選、15政令市議選などが、あす投票日を迎えます。

 過去最大規模の震災と最悪の原発事故という、文字通り「国難」の中での選挙です。被災者への支援に全力をあげるとともに、被災地の復興と原発事故への対策を訴え、国民の命を守る政治をめざす日本共産党の役割が鮮明になっています。日本共産党の訴えを、国民に届けきることが大切です。

震災の救援と復興のために
 「これからの被災地での生活はどうなるのか」「原発事故はいつ収束するのか」―被災地でも、全国でも、国民の不安は深刻です。自分も何かしたいという思いも、かつてなく高まっています。今度の選挙を「救援・復興選挙」と位置づけ、被災地の救援に総力をあげるとともに、選挙そのものを未曽有の国難を打開し、新しい社会をつくる契機にしていくことを呼びかけてきた日本共産党の立場が、国民の不安や願いに応えられることは明らかです。

 自らも被災した被災地での日本共産党員の奮闘、候補者自身が募金箱を持ち訴えるなど全国で取り組まれた救援募金、医療関係者などの現地での支援活動等々、まさに国民の苦難に寄り添い軽減することを「立党の原点」とした日本共産党ならではの活動です。

 発生からまもなく1カ月を迎える大震災は、いぜん被害の全容さえ明らかにならず、地震や津波で助かった命が長期にわたる避難生活などで損なわれる、痛ましい状況です。まず被災者の生活と地域の再建が求められます。被災地の救援・復興に総力をあげるよう求める日本共産党の主張と役割は、いよいよ重要になっています。

 被災地の復興のために政府は「復興対策基本法」などの検討を本格化させていますが、財源として消費税の増税まで持ち出そうとしているありさまです。被災者に新たな負担を押し付けるなどというのは許されません。復興に必要な財源は米軍への「思いやり」予算などムダな予算の削減と、巨額のため込みをもつ大企業に「震災復興国債」を引き受けてもらうなどで確保することを訴える日本共産党の立場が、被災者と国民の気持ちに応えているのは明らかです。

 国民の間で切実さを増しているのは、収束の兆しの見えない原発事故への対応です。事故は天災ではなく、地震と津波への備えを欠き、「安全神話」に固執してきた東電と政府による人災です。このような事態発生の危険性を警告してきた日本共産党の指摘は、いま改めて注目を集めています。自民も民主も原発推進にダンマリを決め込む中で、事態の収束にあらゆる力を結集するよう求めるとともに、安全最優先の原子力政策への転換を求める日本共産党の立場こそが、国民の不安に応え、願いに沿うことが浮き彫りになっています。

命を守る政治のために
 いっせい地方選挙はこれから4年間の国民の暮らしがかかった大切な選挙です。被災地での救援・復興に力を尽くすとともに、災害に強い町づくりと福祉最優先の政治を選択することが、住民の命と暮らしを守ることになります。

 命を守る政治を切望する国民の願いに応えるためにも、ひとりでも多くに声を届け、日本共産党が前進することが求められます。

中学校入学式

2011-04-08 12:37:07 | 日記
今日は、市立第一中学校の入学式に出席しました。新入生は302名、皆さんご入学おめでとうございます。
思い起こせば、先月11日が卒業式で、その日の午後に大震災が起きました。今日、無事に入学式を迎えることができて本当によかったです。

在校生、新入生の誓いの言葉にありましたが、普通に勉強できること、普通に生活できることがとても大切で、ありがたいことだということを心底から実感しました。
日本の復興、そして松戸の復興を託すことができる頼もしい在校生・新入生です、志を強くもって、中学校生活をおくって下さい。

*****

入学式でいただいた資料を見ると、当初の新入生は311名だったようですが、9名も減っています。また中国名の新入生の欠席が目立ちました。中国の方に避難(?)している子どももいるとか。
原発の問題については、日本政府よりも海外メディアがより深刻に報道しているようで、そうしたことも影響しているのかも知れません。
放射能の影響についてむやみに恐れているわけではないのですが、「安全神話」にもとづく原発問題の情報隠蔽体質は根深く、「政府の発表を鵜呑みにして本当に大丈夫か」という不安は払拭されません。

子どもたちに安心・安全の日本を引き継ぐためにも、いま私たちの決断が必要です。地方の声をしっかり国に届けるため、私たち地方議員も頑張ります。

小学校入学式

2011-04-07 11:41:02 | 日記
今日は、全市的に小学校の入学式が行われています。私は地元(家から100mあまり)の松ヶ丘小学校に出席させていただきました。
新1年生は80人、いつもより少なめですが、学区内が60人あまりで選択制の子どもたちが加わってこの人数になったようです。

やっぱり入学式はイイですね、こちらも気持ちを新たにできますし、何より1年生は可愛いです。この間まで、ウチの息子と同じ松ヶ丘保育所に通っていた子もいました。皆さん、おめでとうございます。
今年の1年生は、息子が小学校に入学するとき6年生になる子どもたちです。その時はよろしくお願いします、先輩たち。(笑)
松ヶ丘小学校は入学式の最後に2年生による劇が披露されるのですが、今年は「大きなカブ」でした。昨年入学してきた子どもたちが、こんなに立派な劇をできるようになったのか、と感動しました。

明日は、第1中学校の入学式に出席します。
例年、市立松戸高校とも重なってしまい、そちらの方に出席できないのが残念です。

志位和夫 演説会 聴衆700人

2011-04-06 22:12:24 | 選挙
今日15:30から、志位和夫委員長と、県議会議員候補による演説会が新八柱駅前ロータリーでおこなわれ、700人の聴衆が駆けつけました。



県議候補からは4選を目指す気迫の訴え・・・この議員は、選挙戦に入るとものすごい演説に迫力と熱がこもります。とても文章では伝えきれませんので、ぜひ街頭で聴いてみてください。

志位委員長からは、東日本大震災の救援・復興に向けた日本共産党の提案と取り組みの様子が報告されました。

原発問題について第3者の専門家集団である「原子力安全委員会」が緊急声明を発表し、政府に対してあらゆる情報の提供を求めています。・・・実は世界中の専門家がこの原発問題の解決にあたる用意をしているにもかかわらず、必要な情報が政府から提供されていません。航空写真をgoogleが提供している、とよくテレビで報道されていますが、日本政府も独自に情報衛星から毎日、福島原発の様子を撮影しています。しかしこの映像は「国家の安全保障のため」という理由で公開されていません。志位委員長は「いまは原発問題の解決こそ、さしせまった安全保障ではないでしょうか」と訴えました。

また阪神淡路大震災では、復興という名で中心市街地や港などの再開発がおこなわれたが、被災者の生活復興は二の次にされていた実態があります。当時、被災者救済のために300万円の生活再建支援金が法制化されましたが、日本共産党はこの抜本的値上げを菅首相に求め、検討を約束させました。

こうした復興のための財源として(・・・以前にもブログで紹介しましたが)、大資産家などに対する証券優遇税制(株などでもうけた人への税金優遇)の約2兆円や、「おもいやり予算」やグアムへの基地建設などの米軍関係経費3000億円を削ることを提案。
また、中枢港湾という大型の港づくりの計画を見直して、そのための約5000億円の予算を、被災地の漁港の復興支援にまわすこと・・・津波を受けた千葉県旭市の漁港の被害は約4億円・・・さらに、「日本共産党も賛成して、国会議員の給料の3割を支援金にすることが決まりましたが、総額で20億円程度です。それなら年間300億円にも上る政党助成金を廃止して復興支援にあてるべきではないでしょうか」と訴えました。
さらに、大企業の巨額の内部留保(224兆円)についても、「復興支援国債」を引き受けてもらうことで活用をはかり復興財源とすることなどを提案しています。

志位委員長は最後に、原発問題について、「政府と東電は原発の安全神話を宣伝し続けてきましたが、そのせいで自分たちも安全だと思いこんでしまい、安全対策を怠ってしまった」「東電社長は、自然災害だから仕方がないと言いましたが、日本共産党は6年も前に福島第一原発を現地調査し、その危険性を指摘し続けてきました。津波は確かに自然災害ですが、原発事故は自然災害ではありません」と厳しく指摘しました。
その上で、民主党が昨年発表した「エネルギー基本計画」で、現在54基ある原子力発電所に加え、大型原発をさらに14基も増やす計画があることについて、「菅首相にこの計画の中止を求め、『白紙を含めて検討する』という首相の発言が、世界的に注目されています」と紹介するとともに「ドイツでは、国内のエネルギー需要の80%を自然エネルギーでまかなうことを計画しており、日本でもこうした道に踏み出すべきではないでしょうか」と訴えました。
*****

国会では、新年度予算について「証券優遇税制の期間延長」も「おいやり予算」も「政党助成金」も、すべて通ってしまいましたが、大型の「補正予算」を組むことで見直すことが可能です。
日本共産党は今度の一斉地方選挙を、「救援・復興の選挙」としてたたかっています。国の舵とりを、大きく「救援・復興」に向けさせるため、今度の選挙で地方からご一緒に声を上げていきましょう。

子どもの医療費助成について(資料)

2011-04-05 22:35:38 | 議員活動
先日、子どもの医療費について市から通知が来ました。
昨年の9月から11月まで、ウチの子どもが医者にかかった回数、医療費の総額、自己負担額などが書かれたものです。
子どもは今でも中耳炎がなかなか治らず、また湿疹も長引いて皮膚科にも通っており、3日に1度くらいの病院通いです。1回200円の自己負担は本当に助かっています。

いまから40年前に日本共産党が国会で初めて子どもの医療費無料化を制度化するよう求め、それが全国の自治体で広がっています。松戸市でも昨年12月から小学校6年生まで、医療費助成対象が拡大されました。ちなみに全国では、ついに22歳まで対象年齢拡大をする自治体があるというから驚きです。
以下は県の資料で、県内各自治体の医療費助成制度の状況です。



ブログをはじめて思ったことは、「資料整理に便利」ということです。毎議会、山ほど資料をもらいますが、正直なかなか整理できていません。
この記事のように、ブログの中で残していくことが、実はいい資料整理になります。「あれ?あの資料どこいったっけ」というものも、ブログを開けばいつでも見られる、そんなブログ活用をしていきたいです・・・皆さんはつまらないかも知れませんが。(笑)

松戸市立病院問題について「答申」が出ました

2011-04-04 22:25:38 | 議会報告
今日、正式に「答申」が発表されました。(←クリックすると松戸市のHPに移動します)



さっそく中身をみていきたいと思います。

全体はP24の構成になっていますが、前半P1~5は検討委員会の経過説明、後半のP11以降は資料となっており、キモだけ読みたい方はP6とP7だけでもよいかも知れません。
結論から言うと、これまでの検討委員会の様子から予想通り「現地建替えは、現実の問題として非常に困難である」というものでした。また後に続く「提言」の中では「5年を目途に新市立病院の完成の道を探るべきである」という具体的な期限が示されたほか、私が存続・充実を求めてきた東松戸病院については「その活性化により、松戸市立病院の機能を支援するばかりでなく、東松戸病院におけるリハビリテーションや慢性期医療サービスなどさまざまな機能を広げる可能性を持っている」と述べられていました。

さて、この答申を出した検討協議会における議論の中心は、3つの現地建替案のうち600床規模を維持したC案についての検証でした。
当初、450床ならともかく600床規模での現地建替は「事実上不可能」という認識に対して、C案というかたちで検討委員会が市民の前に実現可能な現地建替案を示したことは、市長があらためて検討委員会を立ち上げた意味があったものだと思います。この点について、私は検討委員会を設置した判断と、委員会の果たした仕事をとても評価しています。

しかし検討経過の中で、C案は現地建替という条件の中での様々な懸念(工事中の騒音・振動、部門別配置の問題、病床数の変動、医療動線の確保など)が出されました。こうした問題は、ハード面での技術的な現地建替の可否とは別のソフト的な側面です。とくにやっかいなのは、こうしたソフト面は素人目にみると「やってみなけりゃ分からない」という判断が働きがちな点です。この点については、実際に働く病院スタッフや専門家の意見を参考にするしかありません。しかし一つだけ言えることは、現在の市立病院は増築が繰り返され迷路のようになっており、素人目にも「動線がよい」とは言えません。また仮にC案で建設したとしても、こうした医療動線が劇的に改善することは考えづらいというのが率直な感想です。しかもこの医療動線の悪さは病院全体の効率性の悪さとなり、経営面にまでも悪影響を及ぼしているという点は無視できない問題です。

もう一つ注目されたのは建設費についてです。
市長のマニフェストは、現地建替で建設費は64億円に抑えることができる、というものでした。これについては実に多くの議員が質問の中で指摘し、昨日のテレビ番組でも指摘をされていました。私も、第8回の検討委員会の傍聴記をブログに載せましたが、C案では概算事業費が約173億円、それに工事中の減収が加わると、紙敷への移転とほぼ同等額が必要になるということが分かりました。(答申では減収予測を62億4000万円と試算)
この時点で、市長の64億円という試算は裏付けを失うわけですが、昨日のテレビではその金額で可能という見解を示していたことは驚きました。

こうした検討により、委員会からは「現地建替は非常に困難」という結論が出されたわけですが、昨日ブログでお話ししたとおり、市長は現地を諦めてはおりません。
もちろん当初考えていたであろう450床の現地建替案については事実上廃案で、これをあらためて持ち出すことはあり得ません。またC案に突き進むことも「現地建替は安上がり」という主張を真っ向から翻すことになるため、ないと思います。

・・・この時点で、今後この「答申」について云々する必要はまったくなくなります。もちろん「答申」をつくるために費やされた労力と期間、2000万円の税金について市長の責任を問うことはあろうかと思いますが、市長からすれば、それもこの次の「腹案」づくりの材料となったと言ってしまえるのかも知れません。
この「腹案」については、おぼろげながら見えているところではありますが、それなりのかたちでお伝えできるためにはもう少し時間がかかりそうです。いましばらくお待ち下さい。

松戸市立病院問題について

2011-04-03 18:54:33 | 議会報告
松戸市立病院問題について、「噂の!東京マガジン」という番組で取り上げられました。

3月28日に松戸市立病院建替計画検討委員会が終了しました。委員会では「答申」が議論され、大方の予想通り「現地建て替えは困難」という結論となりました。

「答申」については、今後正式に市長から議会への報告がありますし、それと同時に市役所ホームページでも見られるようになりますので、その時にもう少し詳しく見ることにしたいと思いますが、どうも市長は今回の「答申」について納得はしていないようです。

その一つの根拠は「職員の再配置」です。
市長は初当選後に、市立病院の移転建替をすすめていた職員を「総入れ替え」しました。また副市長の辞任(一部では更迭とも)と同時に、市の幹部5人(うち病院関係者2人)が辞職しています。
こうした新たな体制で「現地建替」をすすめ、専門家や公募市民を交えた「松戸市立病院建替計画検討委員会」を発足させて10回にわたる委員会を開催してきました。
しかし「現地建替の新体制」で出された「答申」は前述の通り「現地建て換えは困難」という結論でした。これまでの「新体制」のままでは「答申」に従わざるをえません。
そこで市長が出した結論は「新・新体制」です。今回の人事異動では、「新体制」の主要メンバーが他の部署に移され、また新たなメンバーが配置されることになりました。つまり「答申メンバー」から「答申外メンバー」への入れ替えがおこなわれたのです。しかもこの人選は3月28日の第10回委員会を待たずにおこわわれています・・・つまり市長は「答申」の中身を見る前から決断していたことになります。

市長は「答申」の取り扱いについて、これまで幾度も「最大限に尊重する」という考えを議会で示してきました。私の3月の代表質問でもそのことを再確認しました。しかしこの人事異動を見るだけでも、「市長は『答申』の結論をそのまま受け入れるつもりはないようだ」ということが分かります。

もう一つは「腹案」です。
「噂の!東京マガジン」でも放送されていたとおり、市長は「腹案がある」ということを仰いました。私もある程度は耳にしているのですが、今後市長は「答申」を受けた後に「松戸市案(・・・というか市長案)」を検討し、それを議会に提案するという流れを考えているようです。そこで提案されるものが「腹案」であることは間違いないと思います。期限は6月議会中を目標にしているようです。

東日本大震災が発生し、一刻も早い耐震化が求められていることは市長も我々も同じ認識だと思います。「新・新体制」の中で、わずか2ヶ月あまりのうちに「松戸市案」ができるのは疑問ですが、時間的に見てもその「腹案」が市長の最終提案になるでしょう。引き続き新しい情報が入りましたら皆さんにお知らせしていきたいと思います。

福島原発事故 Q&A

2011-04-02 22:04:18 | お知らせ
日本共産党のホームページに、福島原発事故についてのQ&Aが掲載されています。(↑クリックするとQ&Aページに移動します)
政府や東京電力の情報提供が不十分なことに加え、放射能は目に見えないだけにどうしても心配になってしまいます。Q&Aぜひ参考にしてください。
*****
福島原発事故 そこが知りたい

Q 福島第1原発で放水を続けているのはどうしてなの?

Q 核燃料は使用済みなのになぜ熱くなるの?

Q 原発の敷地の中で非常に強い放射線を観測しているのはどうして?

Q 使用済み核燃料プールってどれぐらいの大きさなの?

Q 放水はいつまで続けたらいいの?

Q 牛乳やホウレンソウ、水道水から検出されている放射性物質ってどんなもの?

Q 発生源は福島第1原発なの?

Q 体への影響は?

Q 水道水は?

Q 汚染されているのは農産物や水道水だけなの?

Q 放射線と放射能はどう違うの?

Q 放射線にはどのようなものがあるの?

Q 放射性ヨウ素が野菜から検出されていますが、放射能汚染のニュースに出てくる「核種」って何?

Q セシウムも検出されていますが?

Q 外部被ばくと内部被ばくはどう違うの?

Q 福島第1原発事故の影響で放射性ヨウ素が農産物や水道水から検出されているけど?

Q 放射性物質は体内にずっととどまるの?

Q 水道水などから検出されている放射性セシウムは?

Q 建屋や海水からいろんな放射性物質が見つかっているけど?
*****

今まで東京電力は原発に対して「延命措置」を繰り返していましたが、先日1号機~4号機までの「廃炉」を宣言しましたね。「廃炉」にすると決めればもっと迅速な対応が可能になります。その判断が伸ばし伸ばしになっていたために、野菜や水道水の放射能汚染や、海への汚染水の漏出など被害が拡大しました。
日本共産党の志位和夫委員長が、原発問題について菅直人首相と懇談をしたやりとりが反響を呼んでいます。(↑クリックすると日本共産党のHPに移動します)