日本共産党の志位和夫委員長が2月2日におこなった衆議院予算委員会での質問が話題を呼んでいます。
日本航空の整理解雇問題について、「経営改善について人員削減についてすべてを否定するものではないが、空の安全を確保することについては、政治が責任を負うべきである」との前置きから質問が始まりました。(ビデオは日航問題の部分です)
この質問については多くの視聴者から反響があっただけにとどまらず、大手マスメディアが志位委員長の質問を高く評価する論説もいくつか見られました。
とくに毎日新聞のコラムでは、以下のように述べられています。
「経済財政危機と雇用不安の濁流渦巻く中で、経済再生と人間の幸福をどう調和させるか。歴史的な課題に一石を投じる質問だった。」(引用 毎日新聞2月7日付 風知草:効率と幸福の間=山田孝男)
質問のこうした視点は、実は日航だけの問題に限りません。
企業が経済効率最優先に走る、ということは当たり前のことであり、どこか一部の企業にのみ「労働者の権利を守れ」と言ったとしても、実現はできません。それ以外の「労働者の権利を守らない」企業との競争に負けてしまうからです。
そこで政治の役割が問われてきます。「労働者の権利を守る枠組み」をつくり徹底をはかること、そしてその枠組みの中で企業の自由な競争を保障すること、これこそが政治の役割であり、同時に日本共産党が主張する「ルールある資本主義」「資本主義の枠内での民主的改革」の一端でもあります。
閉塞した日本社会・経済のなかで、自民党、民主党とも打開の方向性を示せない中で、日本共産党は国民生活および日本経済を立て直す、積極的提案を引き続き展開していきたいと思います。
日本航空の整理解雇問題について、「経営改善について人員削減についてすべてを否定するものではないが、空の安全を確保することについては、政治が責任を負うべきである」との前置きから質問が始まりました。(ビデオは日航問題の部分です)
この質問については多くの視聴者から反響があっただけにとどまらず、大手マスメディアが志位委員長の質問を高く評価する論説もいくつか見られました。
とくに毎日新聞のコラムでは、以下のように述べられています。
「経済財政危機と雇用不安の濁流渦巻く中で、経済再生と人間の幸福をどう調和させるか。歴史的な課題に一石を投じる質問だった。」(引用 毎日新聞2月7日付 風知草:効率と幸福の間=山田孝男)
質問のこうした視点は、実は日航だけの問題に限りません。
企業が経済効率最優先に走る、ということは当たり前のことであり、どこか一部の企業にのみ「労働者の権利を守れ」と言ったとしても、実現はできません。それ以外の「労働者の権利を守らない」企業との競争に負けてしまうからです。
そこで政治の役割が問われてきます。「労働者の権利を守る枠組み」をつくり徹底をはかること、そしてその枠組みの中で企業の自由な競争を保障すること、これこそが政治の役割であり、同時に日本共産党が主張する「ルールある資本主義」「資本主義の枠内での民主的改革」の一端でもあります。
閉塞した日本社会・経済のなかで、自民党、民主党とも打開の方向性を示せない中で、日本共産党は国民生活および日本経済を立て直す、積極的提案を引き続き展開していきたいと思います。