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親愛なる日記

僕が 日々見つめていたいもの。詩・感情の機微等。言葉は装い。音楽遊泳。時よ、止まれ!

僕は北極星のように

2009年02月04日 | 男と女


またもや人を選んだ話ではありますが、ジョニ・ミッチェルの「A case of you」 の意味って何だと思いますか。

僕は、「あなただったら」みたいな意味だと思ってましたが、全然違いました。


** 以下 日本語訳です **


二人の愛が道に迷う前 あなたは言った

「僕は北極星のようにかならずそこにいるよ」

だから、私は言ったの。つねに暗闇のなかにいるってどういうこと?

「私が必要なら いつでもバーにいるわよ」って。


テレビの画面の青い光の中で 漫画のついたコースターの裏に

私はカナダの地図を描いた。

ああ、カナダ。

その上にあなたの顔を二度スケッチした

ああ あなたは聖なる葡萄酒のように

私の血の中を流れていて 本当に苦くて 本当に甘い味がするの。


ああ  あなたのことだったら

1ケースでも飲めるのに ダーリン。


それでも私、自分の足でちゃんと立っているはずよ。

ああ それでもこの足でちゃんと立っているはず…。


** 以下省略 **

(文中のワインの彼はこの後、素敵なセリフを彼女に残していたのです。興味ある方は、簡単な英語なんでどうぞ訳してみて下さいね。)


話を戻して「A case of you」

つまり、あなたを思ってケースでワイン飲んじゃってるじゃないの、私。

という歌でした。。


そうかあ、僕の中では朝の歌だったのだけど、夜聴くべきかな。それとも、朝から飲んじゃえるような日曜日に…。

待て待て待て。駄目駄目駄目。




ベガ

2009年02月04日 | 男と女


どこかの君。

ありふれた言葉にはなってしまうけれど、願っています。

そんな、一日が、ありふれてない一日になることを。



ではでは。お元気で。



歌い継がれる

2009年02月02日 | 男と女



Time After Time   日本語訳(アンブーさんありがとう。)
(Lauper, Hyman)


やっと横になれたと思っても、ベッドの中では、時が過ぎる事ばかり気になって、考え事ばかりしてる、、

うまく行くと思って、色々頑張ってみたけど、やっぱりダメみたいで、他の事も考えなきゃ、と思う、、

思い出す、、辛くても平気だったあの頃、、

手が届かないものなんて無いと思ってた、、

全てをあきらめて終わりにしようと思ったら、思い出ばかりが浮かんで来てしまう、、
こんな事もあった、、

少しずつ、
浮かんで来るんだ、、

『私、頑張ってみたいんだ、夢があるんだよ、、』

『お前そんな事言って、どうすればいいのか解ってるのか?』

『え?、、それは知らない、、』そう言うしかなかった、、


誰もがこう言う、"もっとよく考えなきゃダメだ"って、、

でも私はいつも、こう思ってきた、、

いつも心の片隅で、この言葉を思ってきたんだ!

"何かを失くしても、、得るものがある、、それでいいんだ、、
 今の思いを大切にしてこそ、未来があるんじゃないか、、"

"バカと言われたって、かまうもんか、、挫けそうになったら思い出すんだ、、
 過去の思いを大切にしたから、今の自分があるんだと、、"

"何かを失くしても、、得るものもある、、そうして成長して行くんだよ、、
 今の思いを大切にしてこそ、未来があるんじゃないか、、"

"バカと言われても、いいんだよ、、苦しくなったら思い出すんだ、、
 過去の思いを大切にしたからこそ、今の自分があるんだと、、"





色々な思い出が過ぎ去って、頭の中から消えて行くと、夜の闇は、いつしか朝になっていた、、

そして気づいた、、自分が苦しみの壁を通り抜けている事を、、"何があったんだろう? 私大丈夫みたいだけど、、"

その秘訣は、大した事じゃない、、自分の心の内側に耳を傾けただけ、、
ドラムの音が聴こえたら、それが始まりの時!

"何かを失くしても、、得るものがある、、それでいいんだ、、
 今の思いを大切にしてこそ、未来があるんじゃないか、、"

"バカと言われたって、かまうもんか、、挫けそうになったら思い出すんだ、、
 過去の思いを大切にしたから、今の自分があるんだと、、"

"何かを失くしても、、得るものがある、、そうして成長して行くんだよ、、
 今の思いを大切にしてこそ、未来があるんじゃないか、、"

"バカと言われても、いいんだよ、、本当に苦しくなったら思い出すんだ、、
 過去の思いを大切にしたからこそ、今の自分があるんだと、、"



過去の思いを大切にしたから、今の自分がいる、、

今の思いを大切にして、未来が、、



表の裏の表の裏の表

2009年01月13日 | 男と女
ねぇ たぶんきっとあなたよりいい人がいるはずだって思うの、あたし。

誰かを好きだって こんなもの?


一日のはじまりから 愛の言葉をくれる。あたしが寝ぼけていても "こどもみたい"と笑うの

タバコの回数ほどに 何度もコールをならす

支配したいつもりなら、あたしは単純じゃない。


ねぇ たぶんきっとあなたよりいい人がいるはすだって思うの、あたし。

誰かを好きだって こんなもの?


あたしは極端だから あなたが不安にもなる。ひとりで何かしてたら すぐに抱きしめにくるの。

あなたに迷いがないほど あたしは困ってしまう。気分なんてすぐ変わる


絶対って、なんで言える?


ねぇ たぶんきっとあなたよりいい人がいるはずだって思うの、あたし。

誰かを好きだって こんなもの?



以上引用(ここからは僕)


絶対には根拠があるのだよ。

感情を見つめるのは自分だから、自分で決めたら絶対。決めないと相対。



あなたが決められないのなら、私が決めてあげる。


あなたの心がオセロのようなら、私は勝てる。

あなたがしろで私がくろなら、私は最後に盤をくろに塗りかえる。

全部がしろになれば私の負け。

要するに半分以上くろければ私の勝ちだ。


だったら勝ちめはある。


途中の白黒はどうでもいいし、ほとんどしろでもくろが無くならなければひっくり返せる。

だからあなたはぱたぱたとひっくり返っていていいし、私もその都度ひっくり返せばそれでいいじゃない。










男らしいってわかるかい?

2009年01月09日 | 男と女
金田一さん(3世の)がどこかに書いていましたが、今や、男言葉と呼べる言葉のほとんどは、既になくなってしまっていて、~だ、~だぜ、等の男言葉だと思われていた言葉のほとんどは、既に女性も使う言葉になりつつある。らしい。


事実、僕はそのような言葉を見聞きすることはあるが、別段違和感は感じない。

僕はおっさんではあるが、ニューエイジャーなのだ。(それが死語だが)


で、男言葉って今は何かあるのか?と思っていたら、金田一さん曰く


『まじっすか?』がそうなのだと。


え?「まじっすか?」って女の人は使わないの?

っていうのがその時の僕の驚きだった。そういえばあまり聴いたことない気がする。



で、まあ、話はそこからまた飛ぶんですが、そもそも男言葉がないに等しい現状を捉えてみると、僕のこの日記をして性別なんてわからないんだろうなあ、ということですよ。


僕という人称ですら女性が使うこともあるわけですから、「まじっすか?」と叫ばない限り、僕は僕の「男性」性をこの文章から発信することはできないというわけなんですわ。

あら、そういえば語尾に「わ」もよく使う。


これはいけない、文章から性別が消える。


な~んて、そんな言葉遊びをするくらいしか楽しみもない今日この頃なんです。


ごきげんいかが?



あたしを「お前」と呼ばないで

2009年01月04日 | 男と女
先日、とある場所でとある女性と話をしていました。

そこで彼女が言うことには、

「私、普段はあまり怒らない方なんだけど、時々我慢できない事があるの。」

「ほう、どういう時?」と尋ねると、

「わたしね、自分のことを[お前]って言われるのが一番嫌なの。」と言っていた。


以前から僕はときどき相手のことを「お前」と言ってしまう癖があったけれど、その時はもちろん彼女をそんな風に呼んではいなかったから、どきっとしたけれど、これは俺の事じゃあないな、と思った。

僕自身これまでにも当時の相方に同じことを言われた覚えがあったものだから、妙に興味を持ってその話を聞いてみると、どうやらそういう人って結構いるものらしい。


でもさ、「お前」ってそんなに乱暴なのかしら?

女性は男性に「お前」って言われると、関東圏の人が関西人に「あほか」と言われるくらい傷付くものなの?


僕はいつか観た映画のセリフで、去り際に語られる「お前もな」という語感が好きで時々反射的に「お前」という言葉を使ってしまうことがある。

その、ざっくばらんで親しみを込めた言葉ですら、おそらく誤解を持たれたまま過ぎ去っていくのであれば、それは哀しい溝なのだろうなあ、とふと思う。




フレンチトースト

2009年01月02日 | 男と女
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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満を持して『クレイマークレイマー』を観る。

予想はしていたけれど、ぼろぼろに泣いてしまった…。

一人でこっそり観たかったのだけど、後半親父が帰ってきてしまい、顔を隠しながら観終わり、そっと部屋に戻ってこの日記を書いている。

なんと言いますか、フレンチトースト食べたいな。

ある晴れた日にまた会いましょう

2008年12月13日 | 男と女
送信者 日記用おぼえがき


We'll meet again, don't know where, don't know when.
But I know we'll meet again some sunny day.
Keep smiling through just like you always do
'Til the blue skies drive the dark clouds far away.

So will you please say hello to the folks that I know
Tell them I won't be long
They'll be happy to know that as you saw me go
I was singing this song

We'll meet again, don't know where, don't know when.
But I know we'll meet again some sunny day.


歌詞訳

また会いましょう。

どことも知らず、いつとも分からないけれど。

でも、いつかまた晴れた日に会いましょう。

いつものあなたのように笑顔を絶やさないで。

青空が暗い雲を吹き飛ばしてくれるまで。


知ってる人に会ったら、ハローと言って。

もうじき私に会えると伝えてちょうだい。

私がこの歌を歌っていたと知れば

きっとみんな嬉しがるでしょう。


また会いましょう。

どことも知らず、いつとも分からないけれど。

でも、いつかまた 晴れた日に会いましょう。



1939年に作られた曲。作詞はHughie Charles、作曲はRoss Parker。歌手はVera Lynn ヴェラ・リン。第2次世界大戦の最中の代表曲。

個人的にはジョニーキャッシュの歌ったこの歌がとても好きだ。

2008年12月10日 | 男と女
送信者 空や木


あなたが散った後、今はもう何もない。

独りで残る 私も今は 根無し草。

時が過ぎ許されて、私に居場所があるのなら、

あなたに似た花が 咲けばいい。

そう。夢見た笑顔が君をも連れ去り 今、ここに 独り。

でも、景色は優しすぎて 何だか君に会えるようで。

未来がもしもの呪縛に囚われ、足を止めていた。

でも 生きていたい。 誰かに伝えていたい。


あなたは言った。

「あたしは唯の根無し草だ」 と。

並んで歩く、二人はいつも根ざしていた。

時が過ぎ、全てが消えても生きていられるなら、

あなたに似た花が 咲けばいい。

いつかは笑って忘れていられる日もあるだろう、

「二人が根ざした道だけはここにあるはずだろう」 と。

それだけの言葉で僕を許して。

君と進みたいよ。

でも、生きていたい。 誰かに伝えていたい。

夢見た笑顔が君をも連れ去り、今 ここに 独り。

でも、景色は優しすぎて 何だか君に会えるようだ。

未来が、もしもの呪縛に囚われ足を 止めていた。

でも、生きていたい。

誰かに伝えていたい。

                  「忘れものの森」より。

不機嫌な妻

2008年12月06日 | 男と女
不機嫌な妻、という響きが好きだ。

妻が不機嫌である、という状態が何故か、どこか自然である気がする。

不機嫌さを平気で僕に見せられる。そのずうずうしさが心地よいのかしれないが。


そういう気分で、不機嫌な妻を眺めていると、妻はより不機嫌になり

「あなたのそういう顔がいらいらするのよ。」と、言ったりする。


そう言われても、いらいらしているあなたを、その自由さを羨ましく思うから。

しかたがないじゃあないか、と僕はいつも思う。




そんな不機嫌な妻も、眠ってしまえば天使のようで、その過ぎ去ってしまった嵐を

安息のなかに思い思い飲む バーボンなどは良いものである。

ゴムまりのようなふたり

2008年12月05日 | 男と女
壁に二つの影が映ってる 子と母のふたつの影が映ってる

二人は自転車をこいで 今、家へ帰るところ

子は母に話しながら 母は子にうなづきながら

子に父はなく 母に夫はいない

父も夫もいない夜道を

ふたりはゴムまりのようにはずんでいく

ぼくには愛が二つの ゴムまりになったように見える


父のいない子は 愛について考えつづける

夫のいない母も 愛について考えつづける


愛について考えることで ふたりはむすばれている


道端である日

星のように遠いはずの男とすれちがう

愛の事を考えながら

子と母と男は道端ですれちがう

星のように遠い場所から 男はその夜 子と母に電話をかける


愛の事を考えながら 子と母は生きていく

愛の事を考えながら 男もまた生きていく

遠く離れた場所にいて どちらも愛について考えている


「つかまえた」と、壁に映った子の影が言う

「つかまえた」と、壁に映った母の影が言う


子と母は自転車をこいで 家へかえっていく

「つかまえた」と、つぶやく二つの影を 

道端の壁の上に残して





    作詞/作曲 友部正人『はじめぼくはひとりだった』より「愛について」

はじめぼくはひとりだった

インディペンデントレーベル

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五行の業が午前の私に与えたもの

2008年12月02日 | 男と女
                *

なにか もの静かなものを思い描こうとして

台所の棚に 口の欠けた急須が残っていたのを思い出した

そこからの連想で昔の恋人のことが 心に浮かんだが

その人に対する責任は もう時効になった  と考えている私は

この詩の中の私で 現実の私ではない

                *

あのときは 口先で謝っただけだった と

涙ながらに詫びる男が 今回のは本気だ と差し出すのは数枚の紙幣

確かに 紙幣は偽札でない限り 嘘をつかないし

ときには言葉以上に 雄弁だとも思えるが

こめられた意味は荒々しく 一義的で韻律にも欠ける

                *

生々しい感情は ときに互いに殺しあうしかないが

詩へと昇華した悲しみは 喜びに似て

怒りは 水の中でのように 声を失う

そして嫉妬が あまりにたやすく 愛と和解するとき

詩は 人々の怨嗟さえ 音楽に変えてしまう

                *









                *









                *

昨日を忘れることが 今日を新しくするとしても

忘れられた昨日は 記憶に刻まれた 生傷

私には癒しであるものが 誰かには絶えない鈍痛

だが その誰かも 私に思い出させてくれない

私の犯したのが どんな罪かを

                *

その人の悲しみをどこまで知ることが出来るのだろう

目をそらしても耳をふさいでも その人の悲しみから逃れられないが

それが自分の悲しみではないという事実からもまた 逃れることが出来ない

心身の洞穴にひそむ 決して馴らすことの出来ない 野生の生きもの

悲しみは 涙以外の言葉を拒んでうずくまり  こっちを窺っている







                 五行『夜のミッキーマウス』より 一部抜粋



実を言えば、最後の2行はあまり気に入っていない。

でも、代わりになる言葉を探すのも難しい。



1957年のディズニー・ガールズ

2008年11月23日 | 男と女
The Beach Boys - Disney Girls (1957)


空が晴れ上がり、涙も乾き 今では君の微笑みが見える。

暗闇が去り、柔らかい光が満ちて ものごとの姿が変わっていく。


やっとのところで言葉がうまく韻を踏み

ああ、なんて素晴らしいんだ。

さあ、君の両手を口づけと キャンディーバーでいっぱいにしよう。


リアリティーなんてどうでもいいさ。 

そんなのつまらないじゃないか。

おとぎ話とディズニー・ガール

僕はそんな世界に帰っていこう。


パティー・ペイジと夏の日々、懐かしのケープ・コッド。

うちのガレージでワインを作った幸福な思い出。

静かな木陰で飲んだレモネード。なんだか心のねじが緩んでいくようだ。

小さな町と、近所の女の子たち。そんな世界に僕は連れ戻される。

オープンカーと澄んだ星空 僕らはそれらを長く失っていた。

でも、おとぎ話とディズニー・ガール

僕はそんな世界に帰っていこう。



さあ起きて…やあ、リック、ディブ。

やあ、父さん…おはよう、母さん。

さあ起きて…目を覚まして僕を見てくれ。

一人の女の子を僕はみつけ、彼女にすっかり恋をしている。

何しろ素敵な女の子なんだ。

だって彼女が好きなのは

教会と、ビンゴのチャンスと、昔風のダンスなんだもの。


これまでずっと僕は君を夢見ながら 長い夜を過ごしてきた。

僕が見失っていた温もり そして心から求めていたもの。

そんなものがやっと実現しそうだ。


僕は捧げるべき愛情を見つけ 生きてゆくべき場所を見つけた。

僕はもうどこにもいかないだろう。

永遠に連れ添う奥さんを手に入れ 僕は心静かな生活を手にするだろう。

そのうち子供もつくろう。

夜はまだ早いし

枕投げをして

君の優しい笑い声を聞くんだ。

おとぎ話とディズニー・ガール

僕はそんな世界に帰っていこう。


           1957年のディズニー・ガールズ『村上ソングズ』より抜粋







クレムリン・ダスク-日本の歌姫-

2008年10月22日 | 男と女

『Kremlin Dusk』

ずっと自分のレノーアを探していた

エドガー・アラン・ポーの言葉を引用するならば

今の私は酔いも覚めて、”Nevermore”

大鴉が私を悩ませに家にやって来ることはないだろう

あなたを呼んでいる、あなたの帰るべき場所へと

あなた… あなたを呼んでいる、帰るべき場所へ


ドアの横であなたは言った、行かなければならないと

私をこれ以上助けることはできないと

この日が来ることを予期していた、ずっと以前から

だから私は窓の外をずっと眺め続けた

あなたを呼んでいる、あなたの帰るべき場所へと呼んでいる

あなた… あなたを呼んでいる、帰るべき場所へと


私は未来のエンターテイナー、誰だってそれは同じ

燻る燃えかすを握りしめて

誰か電話する人を思い起こそうとしているだけ

誰なら頼れるのか

帰るべき場所が… あなたを呼んでいる、あなたを呼んでいる

わたしは秘密のプロパガンダ活動を指揮している

誰もが壊れた怒りのかけらを隠し持っているはず

誰か電話できる人を思い起こそうとしているだけ

頼ってもいい?


相対するものが惹かれあう諍いの中で生まれた

これは自然の摂理? それとも違う?

逆の方向から両腕を引っ張られて

これはモダニスト的な反応?それとも違う?


こういうもの?

いつも同じ?

心の痛みはこうして始まるの?

あなたはこれが好き?

いつも同じ?

あなたはまた戻ってきてくれる?

あなたはこれが好き?

いつも同じ?

あなたはまた戻ってきてくれる?

あなたはこれが好き?

あなたはこれが好き?


こういうもの?

いつも同じなの?

電話番号を変える時は、私に教えてくれる?

こういうもの?

いつも同じなの?

心の痛みはこうして始まるの?

あなたがこれを好きなら

私の名前を覚えていてくれる?

もし好きなら、

もう一度聴いてくれる?


注:以上、日本語訳 引用させていただきました。



All along I was searching for my Lenore
In the words of Mr. Edgar Allan Poe
Now I'm sober and "Nevermore"
Will the Raven come to bother me at home

Calling you, calling you home
You... calling you, calling you home

By the door you said you had to go
Couldn't help me anymore
This I saw coming, long before
So I kept on staring out the window

Calling you, calling you home
You... calling you, calling you home

I am a natural entertainer, aren't we all
Holding pieces of dying ember
I'm just trying to remember who I can call
Who can I call

Home... calling you, calling you

I run a secret propaganda
Aren't we all hiding pieces of broken anger
I'm just trying to remember who I can call
Can I call

*Born in a war of opposite attraction
It isn't, or is it a natural conception
Torn by the arms in opposite direction
It isn't or is it a Modernist reaction

*Born in a war of opposite attraction
It isn't, or is it a natural conception
Torn by the arms in opposite direction
It isn't or is it a Modernist reaction

Is it like this
Is it always the same
When a heartache begins, is it like this

Do you like this
Is it always the same
Will you come back again
Do you like this

Is it always the same
Will come back again
Do you like this
Do you like this

Is it like this
Is it always the same
If you change your phone number, will you tell me

Is it like this
Is it always the same
When a heartache begins, is it like this

If you like this
Will you remember my name
Will you play it again, if you like this

-以上、歌詞引用させていただきました。

何度聴いても素晴らしい。

この歌は本人の歌なのかしら。

同じ月を見ている

2008年10月13日 | 男と女
今日は十三夜。月が満ちるまであともう少し。

このくらいの月は味わいがあって、空気が澄んでるせいもあって綺麗。

月を眺めるのって好き。

月にはどこか不思議な力が宿っているように思う。だってあれは夜を照らす太陽の忘れ物。


光。


むかし、あれは鹿児島付近の海上で。甲板に立ち、僕は月を眺めながらある女の子と電話で話した。


雲のない、今日みたいな月が潮風にひらひら揺れている。いや、僕が揺れている。

その子も、僕も遠く、遠く離れながら、同じ月を見ていた。

彼女は家の窓の淵に座り、僕は舟に揺られて。

そんな状況がその時の僕らも僕らなりに恥ずかしくって、お互い(たぶん)顔を赤らめながら話していたなあ。



そんな僕の薄っすらとした記憶も風に吹かれて、舞う。



そういえば、昔はよく恋を肴に酒を飲んだもんだ。

話はいつも同じところをぐるぐると回りながら、宛先のない話を。

さて今宵、この同じ月を誰に話したらよいのか。

思案するも妙案はなく、日記に記して終わる。



それにしても月はいい。


そして、今日もまた、言葉はある地点を避けてめぐる。