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北里大学・医学部の入試問題の出題傾向と分析

2021-02-06 | 日記

英語

大問1の長文問題と大問2の文法問題が易化した以外大きな変化はない。大問3以降は毎年形式が変わるがすべて標準レベルだ。しかし1,000語程度の長文を含む大問7題は解答時間70分にしては多い。そのため、まず時間内に解答するために1,000語程度の医療科学系の論説文に慣れ、30分以内で解答できるようにする。次に文法と語句整序が毎年出題されるため、それぞれに特化した問題集を1冊仕上げる。その他の形式は過去問で十分に慣れておく。

数学

大問1の小問集合は基本的な問題が中心なので確実に取りたい。数学Ⅲからの出題が多く、計算量も比較的多いので、確実な計算力は必要だろう。特に微積分の計算は面倒がらずに自分の手で解き切ることを意識した演習を行うとよい。大問2以降の大問には典型問題ではない難度の高い問題が出題されることもある。解ける問題を確実に解くことが大切だ。なお、証明問題が必ず出題されている。

化学

大問5題。大問1は例年と同じく各分野からの小問集合だった。大問3の分配平衡、大問4のアレニウスの式、大問5の芳香族化合物の電離平衡が合否を分けるポイントだった。バランスよく良問で構成されていた。理科2科目で100分のため、問題を見極めて解答することが重要となる。毎年、グラフ問題や計算問題が頻出。普段からグラフの事象に興味を持ち意味を捉えよう。本学の過去問にも取り組み、出題傾向に慣れておくとよい。

生物

19年度と同様に大問3題構成のマーク式。難度としては標準的な問題が多いが、計算問題や実験考察問題、グラフや図から考える問題が多く、また問題の文章量や選択肢も多いため、制限時間内に解き切るのは難しい。20年度には見られ なかったが、特に遺伝子、代謝、神経・筋肉、体内環境の分野を中心とした計算問題はよく出題されている。問題の形式に慣れるために過去問演習は非常に有効。出題形式が似ているので、本学の他学部の問題に当たってみるのもよい。

物理

大問2、3は例年力学と電磁気からの出題だったが、20年度では熱からの出題となった。過去の入試では大問1の力学で、剛体のつり合いが頻出。問題は基本~標準レベルだが、計算量の多い設問も出題される。問題数が多く、時間的余裕はない。典型的な解法を正確に身につけ、解ける問題から着実に点数を稼ぎたい。各設問に対する選択肢の数が多いため、次元的にありえない選択肢を排除するなど、過去問演習を通して選択肢を絞り込む練習をしよう。


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