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「私立大学・医学部なら簡単」は、大きな誤解!

2023-01-11 | 日記

「私立大学医学部なら簡単」は、今や都市伝説

わが子の医学部受験を支えるには、現状把握が必須

知っておくべき“医学部受験の今”

全国の医学部の数は、国公立大学が51校(防衛医科大学校を含む)と私立大学が31校で、合計82校あります。これら82校の入学定員総数は約9400人。これに対して、医学部志願者数は毎年約13万人。単純に計算すると、倍率は13.8倍、13~14人に1人しか合格することができないということです。

私立大学医学部に限定して考えても、令和3年度の入試では、私立大学医学部の志願者数が約9.4万人に対し、私立大学医学部の定員数は3584人でした。倍率は26.2倍です。これは驚異的な数字だと言わざるを得ません。

私立大学の医学部志願者は、ここ10~20年で急増しており、近年はその高い状態を維持している状況です。直近の数年間、わずかに志願者数が減少していることを受けて、「従来よりも医学部に入りやすくなっているのではないか?」と尋ねられることがありますが、そうではありません。

ここで大学受験全体の状況を見てみましょう。近年の少子化の影響から、受験者数は毎年数万人単位で減少しています。もちろん共通テストを受験せずに大学進学する受験生もいますが、全体として大学受験者数が年々大きく減っていることをイメージしていただきやすいかと思います。医学部の受験者数も減ってはいるものの、大学受験者数の減少幅に比べると、実はその減少幅は微々たるものなのです。

なぜ医学部志願者数が増えたのか?


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