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聖マリアンナ医科大学の入試問題の出題傾向と分析

2021-02-06 | 日記

英語

大問3が空所補充から適文選択となった。また、大問1の長文が以前のように2つに分かれた。本学の特徴である内容説明は大問1のパート2で多く出題されたが、英文の内容は標準的であり、答となる箇所も見つけやすいため苦労することはない。対策としては国公立2次対策問題集を使い、制限字数を考慮せず該当箇所をまとめ模範解答例に近づける練習をする。大問3、4対策として文法問題集と会話文の問題集を1冊ずつ完成させる。

数学

近年、大問4は証明問題となっており、整数に関する難度の高い問題が多いため、大問1から3までを確実に得点することが重要。大問2に他大学ではあまり見かけない形式や範囲の出題もあるが決して難問ではない。解ける問題から確実に解いていくこと。過去には数値計算などで計算が煩雑な問題が出題されたこともあるので十分な計算力も必要。なお、「データの分析」は頻出で大問として出題されたこともある。

化学

大問4題。19年度と比べて1題増加。1~3行の論述が4設問あった。大問1は田中耕一氏の質量分析法を扱った問題で、データの読み方が重要だった。また大問2~4では解答過程の記述を求められた。本番では時間に余裕があるので、よく読んで解答しよう。普段から化学的な現象や用語の定義、グラフ作成、定量的な実験につながる知識を整理しておくこと。共通テストの対策問題集で方眼紙の使用に慣れたり、簡潔な文章表現力を身につけるため添削してもらったりするとよい。

生物

19年度と同様に大問3題構成の記述式。他大学に比べ試験時間が長いので、考察問題や論述問題、計算問題など時間のかかる問題をじっくり考えることができる。論述問題や計算問題については、典型的なものが一通り解けるように練習しておく。20年度は比較的解きやすかったが、やや難しめの実験考察問題が出題されることが多いので、与えられた情報を正確に読み取れるように演習しておく。また、描図問題がほぼ毎年出題されているので、日頃から教科書の図を意識して見る習慣をつけよう。

物理

例年通り大問5題構成。大問1は空所補充形式の小問集合で、残りの大問は電磁気、力学、熱、波動からの出題だった。20年度はなかったが、大問として原子が出題される年もある。また、以前は解答のみを書かせるもの、解答の過程まで要されるもの、グラフの描図、論述と様々な解答形式の問題があったが、近年は解答を簡潔に示すものと解答だけを書かせる形式が多い。難度は標準レベルの問題が多いが、小問集合では現象名、公式名など、暗記事項が出題されたことがあるので、十分に対策をしておきたい。


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