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東大・地理歴史・公民

2016-02-04 | 日記

 過去と現在,世界の各地域など,人間社会で一見バラバラに起こっている事象は相互に関連しています。それらについて一定の知識を身につけることはもちろん必要ですが,東京大学は細部にわたる知識の量ではなく,知識を関連づけて分析,思考する能力を重視します。そうした能動的で創造的な思考力は,暗記を目的とした勉強ではなく,新聞やテレビなどで報じられる現代の事象への関心や,読書によって養われる社会や歴史に対する想像力を通じて形成されます。そのため本学を志望する皆さんには以下の点を期待します。それに留意して学習に励んでください。

1) 総合的な知識

 本学は,狭い特定分野の知識や能力(いわゆる「一芸」)ではなく,幅広く,総合的な知識を求めます。それが複雑な社会現象を理解する上での前提となるからであり,狭い視野から導き出される結論は独善的なものになりがちだからです。地理歴史の入試問題においても,幅広い分野からバランスよく出題するようにしています。ただし,入学試験の解答に必要とされる知識の程度は,現行の高等学校学習指導要領を超えるものではありません。

2) 知識を関連づける分析的思考力

 地理歴史・公民の各科目では,便宜上の理由から,様々な知識が細切れに習得されることになりがちですが,そのような各分野の知識を関連づけて理解する能力が求められます。そのためには,入学試験で選択する科目だけに偏ることなく,地理歴史・公民の各科目を高等学校段階で広く学習し,複雑な社会現象を捉える眼を養うことが期待されます。入試問題において,地図,図表などの資料を用いた問題の出題されることがあるのも,単なる知識の量ではなく分析的思考力を測るためです。

3) 論理的表現力

 本学は,思考を論理的に表現する能力を重視します。入試問題においても,分析的思考力と論理的表現力の双方を的確に測る目的で,文章で解答する論述式の問題が出題されます。

 


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