

我が家の近くの道端に咲いていた小さな花
積み上げられた石の隙間で命を咲かせていた。
『がんばれるよ!だからがんばれ!』って言ってるように見える。。。
大震災が起きてから今日で十日・・・・・・。
この連休に御墓参りを予定されていた方が、たくさんいらしたことでしょう・・・。
御先祖様方も今の状況を西の世で案じておられるように思います・・・。
3月18日金曜日は毎月伺っている通所介護施設で歌のレクリエーションを行う予定でした。
こんな時に歌をうたって良いものかどうか・・・とても迷いました。 不謹慎なように思えたのです。
悩んでいた私にバンマスが『我々は高齢者を、こういう時だからこそ元気付けるべきではないか。』と、言いました。
Y子ちゃんにも『ホームの方々に歌を贈ることで皆さんの心を明るく出来る。イチゴパフェは、それが出来るんだよ!』と叱咤激励されました。
丁度FM東京から、『さんぽ』の歌が何回も流れていました。
この歌は、子供達に大人気の歌です。
数年前に、横浜市樽町中学校の体育館で開催された【地域ふれあいイベント】で歌った時、吹奏楽部の中学生達が、
♪歩こう~ 歩こう~ 私は元気~♪と私が歌ったら、『元気~っ!』と、ガッツポーズで合いの手を入れてくれました。
子供達の『元気~っ!』の一言は、私の心にずっしり響きました。
子供達の漲るパワーが自分の体内に流れ込んだような気がしました。
それからは色んな場所で『さんぽ』を歌う時は、自分は、こんなに元気っ!と、子供達にガッツポーズを見せながら歌っています。
≪気≫の流れってあると思うのです。
私が、落ち込みながら歌ったら、聞いてる人は、暗くなってしまうでしょう。
歌を贈る場合、歌い手の気持ちの状態ってとても大切だって思います。
私に出来ることは、歌で元気付けることだっ!やっぱり歌のレクリエーションは行うべきだ!!と思い始めました。
三月にうたう歌は、もう決めていたのですが、今の状況を踏まえて再度選曲をし直しました。
気持ちが前向きになる歌がいいなと思いました。 かと言って、やたら明るい歌は避けなきゃなと思いました。
≪花の街≫は、春の歌ですが、空襲で破壊された街が早く花咲く街になって欲しいという願いが込められた歌です。
≪早春賦≫も厳寒の暗黒時代が早く幕を閉じ、暖かい春が来ることを待ち望んだ思いを託した歌です。
そういった歌を中心に選曲しました。
ひととき、皆さんの気持ちに灯りがともることを願って、迎えた18日の金曜日、
修さんと私と、春休みだったY子ちゃんの三人で通所介護施設に向かいました。
一曲目の≪上を向いて歩こう≫が施設のホール内に響き渡りました。
東北の皆さんが早く元の生活に戻れますように元気になられますよう願いを込めて
≪早春賦≫≪花の街≫をうたいました。
素敵なピアノアレンジの≪さくら≫もうたいました。
まるで御琴が奏でているような前奏を聞いた、おじいちゃま&おばあちゃま方から拍手が起きました。
Y子ちゃんと私がアルトを歌って≪朧月夜≫の二部合唱もしました。
人生は1・2パンチ汗かき、べそかき歩こうよと≪三百六十五歩≫の歌もうたいました。
皆さん、歌を楽しまれて、微笑む方が、いっぱいいらっしゃいました。
中には感極まって涙する方もおられました。
会が終わってから『歌って良いですね。歌をうたったら、なんだか気持ちがホッとして穏やかになりました。』っておっしゃってくださいました。
日本のテレビから一番最初に流れたCMソング作りに携わったという方が『今日の、選曲とても良かったよ。』と、おっしゃってくださいました。
迷ったけど、行って良かったなぁ・・・とつくづく思いました。
おさむさんと、Y子ちゃんに『ありがとう』と言って頭を下げたAKKOです。
4月2日3日、チャリティーコンサートを大森ダイシン百貨店さんで行います。
被災地の子供達をはじめ、関東地区の子供達も心待ちにしていた春休みを楽しむことが出来なくなってしまいました。
【卒園式】【卒業式】も取りやめになってしまったところもあって・・・
だから、ダイシンさんが子供達のためにって考えたのです。
詳細は未だ未定ですが。
『さんぽ』の歌や、元気になる歌を、イチゴパフェは子供達に届けに行きます。
気持ちを元気にして、
手を繋いで、
ぼくたち、わたしたちは、み~んななかよし!って、みんなで強く思いたいよ。