スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

「八月のかりゆし」

2009年10月16日 17時09分27秒 | Weblog
「八月のかりゆし」


監督 高橋巌/脚本 高木弓芽/音楽 斉藤和義/撮影 岡雅一


キャスト
テル:松田龍平
マレニ:末永遥
アキ: Tama(Hysteric Blue→The Screaming Frogs)
リウボウ:村山富市(特別出演)
キジムナー:斉藤和義
マレビト:北川えり
柳口タダシ:嶋田久作
エイミ:きゃんひとみ





「八月のかりゆし」は斉藤和義さんが音楽担当&

キジムナー役で出演しているから、

というだけの、不純な動機で観ました


他の映画や漫画の中では、キジムナー(がじゅまるの木の妖精?妖怪?)

というと、たいてい子供の姿で登場するのですが、

まあ、この映画の監督さんが、何か斉藤さん自身に

キジムナーのような不思議ちゃん?を感じたのか、

特に特殊メイクも無しの、アロハシャツを着た

ごくごく普通の斉藤さん、そのまんまの姿で

ある意味、衝撃の登場でした!!!


全体としては沖縄の美しい風景や家屋が満載で

沖縄へ行った事がなく、ただあこがれているだけの私などには

沖縄の映像美を楽しむのに最適な映画でした。



私の住む北海道にはないような、

沖縄の郷土料理についての場面もあり、

とても興味深く観る事ができました。



ちまたでは、ある種難解とされているストーリーですが

これは少しwiki等で民俗学について調べると

ぼんやりと輪郭が見えてはきました。


ユタ、キジムナー等はもうポピュラーなものに

なっているかもしれませんが

あともう少し随所に民俗学的な説明を加えてくれると

観る側もそういうものなのか…とおぼろげながらも

ストーリーに集中する事ができ、

悲しい場面でも泣けたのかもしれませんね。


何か演出的に惜しい気がします。



ですが、そんなに深くは知らないのですが

私の住む北海道にもアイヌ伝説やアイヌの信仰が存在し

(自然に畏敬の念を持ち、自然そのものに

神々が宿るという考え方)共感を持っているので

このストーリーの大まかな部分では、なんとかついていく事ができました。


マレニ役の末永遥さんが、とてもさわやかでしたし、

楽曲は聴いた事がないのですが、元Hysteric Blue

現在The Screaming FrogsのTamaさんなども

(演技はともかく)個性的な声の持ち主で

印象に残りました。


さらに、村山元首相がけっこう重要な役で出演されていたので

ほのぼのとしてしまいました


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