在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Bartimeo 2016 Stefano Berti

2018-03-22 05:57:33 | Veneto, Emilia Romagnaヴェネト、エミリア
Bartimeo 2016 Stefano Berti



品種はサンジョヴェーゼ。
エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼ。

明るくやや透明感のあるガーネット色。
小ぶりの花の香り、小さな森の木の実、木苺、レッド・ベリー、明るい色合いのさくらんぼなどにスパイスの香りがほんのり混じる。ビオらしい臭みも若干あるので、すぐにビオだとわかる。
複雑ではないが、まっすぐに香りが立ち上る。
アタックは優しい。ひたすら優しい、という感じ。
しかし、酸とタンニンもちゃんとある。出てくる。
一瞬酸味を感じ、その後、タンニンが舌にややざらつくが、気にはならない。
ワイン自体の優しさが、打ち消し、余韻が長いわけではないが、優しく続く。+++(+)



気がつくと3分の2を開けていた。
普通なら半分以上は飲めないのだが、するっと入ってしまう。
本当の自然派ワインはひたすら優しい。

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