Sassicaia 2010
Ornellaia 2010
Le Serra Nuove 2010
Piastraia 2010 Michele Satta
久々のブログ更新です。
気が乗らないと、全く書く気にならないのです。
ワインは飲んでいると言うか、ウィスキーにもはまっているというか。。。
冬でも、おいしいビールはやっぱりおいしいし、たまに飲みたくなります~
さて、友人ルカが主催する試飲会をトリマーニを借りて行った。
ボルゲリ7種のブラインド。
サッシカイアにほとんど歴史が始まるボルゲリは、今では多くのワイナリーがあるので、その中でルカが選んだ7種をブラインドで比較。
ラベルを見ていると、おお、やっぱりうまいね~とか、さすがサッシカイア!となって、話が続かないのであるが、ブラインドではどれがサッシカイアかわからない。
事前に分かっていたのは、サッシカイアとオルネッライアが含まれていることと、どちらも一番最初のワインではないということ。
普段、サッシカイア信仰のある人にとっては、ある意味恐怖のブラインドだったと思う。
個人的には、昔のサッシカイアは大好きだったし、今でも大好きであるが、タキス氏が離れて、移行期のサッシカイアには何度も失望したし、今のサッシカイアはよくできているかもしれないけれど、以前のものとは違うと思う。そこで、今のサッシカイアははっきり言って、おいしいと思うが特に好きではない。
方や、双頭をなすオルネッライアは、モダンすぎるきらいがあり、個人的なワインのコンセプトからやや外れて悔しいのではあるが、見事によくできていると思う。すぐに飲んでもおいしいし、しばらくたってからも味が出る。
という先入観を持って臨んだブラインド。
たとえブラインドでも、なんとなく最初のほうのワインは比較的劣るワインで、最後のほうにいいワインが来る、と思ってしまうのが人間の常。最初のほうに当たったワインは分がやや悪いと思う。
2番目のArgenteriaはたいしたことないね、と言っている人も多かったが、私は、香りがきれいで、繊細さが出ていて(ただし、ここがボルゲリの期待から外れる)ほどよい酸味がとてもきれいにまとまっていると思った。ただし、50ユーロという値段は、ちょっと高すぎだと思ったが。
4番目のワイン。小さな森の木の実の香りがきれいで、深みがあり、ほんのり緑がそよ風のように香り、香りの持続性がある。味のインパクトも非常によく、タンニンが繊細で、持続性もあり、大変好感の持てる後味。きれいだが、重厚さはなく、今はいいけど、あまり長くは持たないのではないか、などなど、と思っていたら、これがSassicaiaだった。
5番目のSattaは、若干アルコールが感じられるものの、よく熟したフルーツ、スパイス、革などのバランスがよく、深みがあり、複雑で、ある程度の太さがあり、味も主張がしっかりあり、後味にアニスの香りが残る。なかなかよくできているので、これがSassicaiaかと思ったのだが。
6番目は、香りのインパクトで、オルネッライア!と思った。当たって、ホッ。
ややモダンで、誰にでも好かれるタイプ。バニラの香りが一瞬香り、嫌味ではない甘さがあり、フルーツ、甘いスパイス・・広がりがあり、複雑性よく、持続性も申し分ない。味のインパクトがはっきりし、タンニンは繊細で、持続性あり、後味が大変心地よい。
最後の7番目はちょっと複雑。というのが、香りは悪くないのだが、どうしても短い。ただし、味のほうはよい。タンニンの存在感がきれいで、キーナ、グラフィティ、バルサミコなどの香りが残る。最後で疲れてきていたせいもあるが、やや理解しがたいワインであった。と思ったら、Le Serreだった。偶然だが、オルネッライア2種が続けて最後になったのである。
Ornellaia 2010
Le Serra Nuove 2010
Piastraia 2010 Michele Satta
久々のブログ更新です。
気が乗らないと、全く書く気にならないのです。
ワインは飲んでいると言うか、ウィスキーにもはまっているというか。。。
冬でも、おいしいビールはやっぱりおいしいし、たまに飲みたくなります~
さて、友人ルカが主催する試飲会をトリマーニを借りて行った。
ボルゲリ7種のブラインド。
サッシカイアにほとんど歴史が始まるボルゲリは、今では多くのワイナリーがあるので、その中でルカが選んだ7種をブラインドで比較。
ラベルを見ていると、おお、やっぱりうまいね~とか、さすがサッシカイア!となって、話が続かないのであるが、ブラインドではどれがサッシカイアかわからない。
事前に分かっていたのは、サッシカイアとオルネッライアが含まれていることと、どちらも一番最初のワインではないということ。
普段、サッシカイア信仰のある人にとっては、ある意味恐怖のブラインドだったと思う。
個人的には、昔のサッシカイアは大好きだったし、今でも大好きであるが、タキス氏が離れて、移行期のサッシカイアには何度も失望したし、今のサッシカイアはよくできているかもしれないけれど、以前のものとは違うと思う。そこで、今のサッシカイアははっきり言って、おいしいと思うが特に好きではない。
方や、双頭をなすオルネッライアは、モダンすぎるきらいがあり、個人的なワインのコンセプトからやや外れて悔しいのではあるが、見事によくできていると思う。すぐに飲んでもおいしいし、しばらくたってからも味が出る。
という先入観を持って臨んだブラインド。
たとえブラインドでも、なんとなく最初のほうのワインは比較的劣るワインで、最後のほうにいいワインが来る、と思ってしまうのが人間の常。最初のほうに当たったワインは分がやや悪いと思う。
2番目のArgenteriaはたいしたことないね、と言っている人も多かったが、私は、香りがきれいで、繊細さが出ていて(ただし、ここがボルゲリの期待から外れる)ほどよい酸味がとてもきれいにまとまっていると思った。ただし、50ユーロという値段は、ちょっと高すぎだと思ったが。
4番目のワイン。小さな森の木の実の香りがきれいで、深みがあり、ほんのり緑がそよ風のように香り、香りの持続性がある。味のインパクトも非常によく、タンニンが繊細で、持続性もあり、大変好感の持てる後味。きれいだが、重厚さはなく、今はいいけど、あまり長くは持たないのではないか、などなど、と思っていたら、これがSassicaiaだった。
5番目のSattaは、若干アルコールが感じられるものの、よく熟したフルーツ、スパイス、革などのバランスがよく、深みがあり、複雑で、ある程度の太さがあり、味も主張がしっかりあり、後味にアニスの香りが残る。なかなかよくできているので、これがSassicaiaかと思ったのだが。
6番目は、香りのインパクトで、オルネッライア!と思った。当たって、ホッ。
ややモダンで、誰にでも好かれるタイプ。バニラの香りが一瞬香り、嫌味ではない甘さがあり、フルーツ、甘いスパイス・・広がりがあり、複雑性よく、持続性も申し分ない。味のインパクトがはっきりし、タンニンは繊細で、持続性あり、後味が大変心地よい。
最後の7番目はちょっと複雑。というのが、香りは悪くないのだが、どうしても短い。ただし、味のほうはよい。タンニンの存在感がきれいで、キーナ、グラフィティ、バルサミコなどの香りが残る。最後で疲れてきていたせいもあるが、やや理解しがたいワインであった。と思ったら、Le Serreだった。偶然だが、オルネッライア2種が続けて最後になったのである。