在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ドイツの(普通の)ホテルが500ユーロ以上

2017-12-01 14:47:47 | もろもろ、つれづれ
秋になって、2度ほどドイツに行く機会があった。
どちらも仕事である。

最初はミュンヘンで、ホテルは私が予約したわけではないが、一人で先に着くので、名前と住所を聞いていた。
見本市に行く仕事なので、市内ではなく、見本市会場に近い、郊外の、大手中堅クラスのホテルチェーン。

チェックインの時に、先払いですと言われ、600ユーロを請求された。
このホテルに3泊で600ユーロ?
イタリアなら、同じホテルで、150ユーロでお釣りがくるはず。

そこで、何人分の部屋ですか?と聞いたら、一人分、3泊です、と言われ、なんとまあ高いこと、と思った。
まあ、私が予約したわけではないから、こんなもの?と思い、支払い、部屋へ行く。

部屋に入り、どんな部屋かと思ったら、かわいくて清潔、その点は快適なのだが、シャワーのみ、石鹸類は日本のビジネスホテルのような作り付けのボトル式、冷蔵庫はなく、セーフティボックスもなく、スリッパもなく、洋服タンスは箱になっていないオープンタイプ。
ちなみに朝食も付いていない。

うーーーーーーん。これで1泊200ユーロ???
しかし、ここはドイツ。それも見本市期間、その直後にオクトーバーフェスがあるというので、この値段は仕方がないらしい。

次はフランクフルト。
ホテルの予約を私がすることになり、サイトを見たのだが、びっくり。
1部屋が500ユーロから、有名ホテルチェーンで1000ユーロ以上。
二人で使っても一人で使っても同じ金額なのだと思うので、二人で使えば良いのだろうが、仕事ではそうはいかない。

仕方がないので、一人500ユーロちょっとのホテルを予約した。
これまたどんなホテルかと思い、しかし、今度は、どーーせまたミュンヘン並み、と思ったら本当にそうだった。

料金は先払い、朝食もなし、鍵を渡され部屋に行くと、これまた清潔なのであるが、なんとまあ殺風景。
シャワー、石鹸は作り付け、冷蔵庫はなく、セーフティボックスもなく、スリッパやアメニティも全くなく、同じくタンスはオープン。

。。。。これで500ユーロ???

仕事で行った町で、イタリアンレストランに入ることになった。
イタリア人がオーナーだと言う。
ローマ人というので、ちょっと話をしたついでに聞いてみた。
フランクフルトのホテルは、本当にこんなに高いの?
500ユーロと言ったら、ちょっとびっくりしていたが、それでも、フランクフルトは高いよー、すごく高いよー、と言っていた。

いったいどうして、ここまでホテルの値段が高いのだろうか。

ギリギリに予約したから?うーーーーーーーーーん。。。

イタリアは、例えばベニスも高いけれど、少なくとも冷蔵庫はあり、アメニティもあり、朝食は付いているのが普通。

いやはや、狐に包まれた感じだった。


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