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村上海賊の娘-1

2014年05月07日 | 戦国時代

 本屋大賞を獲得したのは「村上海賊の娘」著者は和田竜である。本屋大賞・・・直木賞などと違って少し威厳が低い賞なのか?と思いきや決してそんなことはない。評論家、書店員など本読みのプロが選んだ一番売りたい本を選ぶというのだから、かなり価値があるそうな。実際本屋大賞に選ばれると、売りたい本!というのが賞のコンセプトなだけに、著者にとっては労せずして売れる!というおいしい賞であることはいうまでもない。上下併せて百万部間近らしい。さてこの本のタイトル村上海賊の娘、というくらいだから村上海賊の娘が活躍する話だな・・・ということはわかる。しかしどこの海賊がどの戦いで?とついつい思ってしまう。早速購入してこのGWに読んでしまおうと思ったのである。何故村上海賊について反応するかというと、約7年前に村上水軍に興味を示し、本拠地まで泊まりで旅行に行ったことがあるからだ。ここであえて海賊ではなく、水軍と記載したのには理由がある。瀬戸内海を牛耳っていたのは海賊ではなく水軍だからだ。しかし”カイゾク”という場合もあるが、それは海族であって海賊ではない。つまり海を支配した一族であってパイレーツではないのである。その本拠地というのは広島県竹原と愛媛県今治に挟まれた瀬戸内海に広がる小島一帯である。現在では簡単にその小島の全貌を見ることができる。何故なら瀬戸内しまなみ海道という全長70kmにも及ぶ高速道路になっていて、7箇所に架かる大橋からは因島、伯方島、大三島だけではなく、まさに村上水軍の本拠地を眼下に一望しながら通れるからである。村上水軍はこの一帯を治め、船の通行料により得る収入で繁栄しただけではない。村上水軍は能島水軍、因島水軍、来島水軍を総称して言うのであるが、それぞれに立派な武力を有していた。そしてこの武力に頼っていたのが毛利家である。さてこれら3-水軍の詳細、時代背景、そして村上水軍の娘を含めた系図については次回紹介する。

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