だから、走るのだ。

春の長野マラソンに向けて、祐一郎にウツツツを抜かしながらも、もくもくトレーニング中。

『マリー・アントワネット5/13(日)』マチネのついでソワレも。そしたら祐一郎があんなことに!

2007-05-15 | 愛する山口祐一郎さまの件

『マリー・アントワネット』
5月13日(日)12時開演 1階前方センター
                17時開演 1階後方センター

マチネだけの予定でしたが、急遽ソワレも観ることになりました。急なのにすぐにチケットが取れるなんて素敵ね!(毒)

マチネは良かったですよ。うん。
祐カリオストロ、最初歌いだしで声が少しうわずってしまったもののその後は快調~。
ただ、『7つの悪徳』歌い方変えました?前はもう少しテンポよく歌っていたような気がしたのですが、この日はマチネソワレともなんとなく淡々とした歌い方というか?気だるそうな感じとでもいいましょうか。

仮面のところで、「んーーー」ってアヒルちゃんみたいに口をきゅっとする顔が可愛いったらありゃしない。今まで見た中で一番のカワユさかもしれない。

すごいなぁと思ったのがオルレアン公。毎舞台アドリブを変えてくるんですね。マチネとソワレも違ったし。ソウマさんすごいよう。

ちょっと最近ツボなのが、ボーマルシェ山路さん。7つの悪徳の後の休憩時の一言。初演の頃は、塩ちゃんとの掛け合いがつまらなくてお寒かったのですが(毒)、最近「フランス人ですから」で締めますよね。それがなんだか可笑しくて。それこそ有楽町のガード下にいそうなコテコテの日本人顔なのに「フランス人ですから!」はないだろうと。

で、ソワレ。同じく急遽かけつけた友と愉快に観劇。
かなり後方席だったのでやりたい放題(といっても、もちろん他のお客様に迷惑はかけてませんよ、たぶん)。

何をやったかといいますと・・・

  • 「私こそがふさわしい」でノリノリ拍手。
  • ルイルイの「ようこそベルサイユへ~」で手を振り返す。
  • カリオストロが客席に下りてきた時、「無罪放免よ!」とマルグリットぶりにガッツポーズ。
  • 逃亡のシーン。カリオストロが投げたコインを友人と頭の上で大キャッチ。
  • カーテンコールで早々にスタンディングし、ワカメのように揺れてみました(意味不明)。

眠くなるヒマもなく、最初から最後まで楽しめました。前方だと貧乏性なので「観なくちゃ!」という意識が働くのか、異様に緊張して疲れるのですが、後方は「最悪、寝てもいいかな」くらいに気軽に観てるのがいいのか、リラックスしてるわりに眠くなることも無く、それでいて舞台全体が見渡せるし音響も良いので、劇場に来たという醍醐味をダイレクトに体感できるし、それでいてお安いので、ものすごく得した気分になりました。

前方は前方で役者さんの熱を間近で体験できて、それはそれでいいのですが、わたしはやっぱり遠くから遠慮無しにオペラでがっつり観るのが好きかな?とあらためて思いました。

そしてこのソワレで事件勃発。
に感謝だ」ボーちゃんがひざまずく、そしてギロチンの刃が下りてきて、祐カリオストロがゆっくりゆっくりもったいぶるように正面に向き直る。Illusionの前奏が終わり、カリオストロに照明が当たる・・・

・・・ん!なにか変よ!!

なんと山口氏。Illusionの歌詞を初っ端から間違えました!!!

新しいパンフを買っていないのでうろ覚えなのですが、冒頭の「世界がかわ~る~」「これこそきせき~だ~」歌いだしてしまいました。
ウワサでは、山口氏は作詞名人と聞いていたのですが、このときの山口氏あきらかにうろたえていました。歌いながら次の歌詞を必死に考えてる感がオペラグラス越しにひしひし伝わってきましたもの(笑)。で、挙句の果て、もうすでに「奇跡だ」で簡潔してるのに、またもや「ナントカ(←忘れました)奇跡だ~とまたもや奇跡が登場。しかも日本語ちんぷんかんぷん。意味がまったくわかりません。その後何も無かったかのようにすまして歌いながらも、鼻の横の筋肉が笑っているのをわたしは見逃しません。
ラストは笑えるのをこらえるかのような、はたまた力わざで誤魔化すかのごとく、もの凄い迫力の

「まぼろぉ~~~~~~~し 


かっ
!!!」で締めっ。

いや~、あまりのめちゃくちゃぶりに、今目にしたのは本当にまぼろしかと思いました。まさかIllusionで爆笑するとは予想だにせず!
あ~ おもしろかった。

 

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コメント (23)
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