やっぱり祐一郎はすごかった!
ファンクラブのイベントでちょっぴり身近に感じてしまった昨今だったけれど、やはり彼は遠い人です。ただものじゃないです。後光が射して見えました。それはウソだけど。
レビュー、通し稽古とはいえどいつもと何も変わらない緊張感のある舞台でした。いや、いつも以上に素晴らしく感じました。自分が久しぶりで新鮮、というのもあるのかもしれないけれど、美奈子さんへの追悼といういうこともあるのか、役者さんたちも熱かったし観てる観客も熱かったような。すすり泣く声があちらこちらで聞こえました。当然わたしも号泣。
センターには機材やカメラが入り、その後ろには関係者(スタッフやレミの他日の出演者?)が陣取って時折何やら指示を出していました。
満開の桜と久しぶりに祐一郎に会えるうれしさで、頭の中もすっかり花満開のわたしでしたが、「ジャジャーン」が始まると一気にレミゼの世界に突入。いつもなぜだがオープニングのジャジャーンを聴くと感極まって涙が出てしまうわたし・・・なぜでしょう?
でもでも、「あはん♪あはん♪」で祐バルジャンが出てくると、どうしても笑ってしまう。だって、一人だけ背もおっきいし、頭もデカイんだもん。
しかし祐一郎の「ジャン・バルジャン」の世界はすごかった!
今回はなんだか愛が至るところに感じられました。師弟愛、親子愛、家族愛、同士愛・・・
なんか一皮むけた感があるのだけど、気のせい?
バルジャンの独白では叫びながら歌う部分が前回より増えたみたい。バルジャンが自分に向かって悔い改める場面だというのに、わたしの浮かれ気分、あるいはここ最近の自堕落な生活を見透かされて、喝を入れられているような叫びっぷりに、思いっきり「ビクッ」となってしまいました。
リトルコゼットは12、3回くらいくるくる。数えてるこちらがぐるぐる目がまわって、途中で酔ってわけわからなくなったけど、たぶんこのくらい。酔っている客を尻目にキャッキャッ言いながら楽しそうにまわってる二人。わたしもくるくるして欲しい。(たぶんそう思ってる女子多数)そして、まわっている時の市長様のロングコートのなびき具合が好きよ。
ジャベール綜馬さんとの対決シーンも鬼気迫る戦い。観てるこちらがどきどき。綜馬さんてお顔(ちょっと鷲鼻な感じとか)や声がわたしの想像するジャベール象にぴったり当てはまる。ああ、ジャベールってこんな感じだったのね、って。祐バルジャンとの声のバランスも好き。綜馬さんも絶好調でした。
カテコでは本番さながらお花投げもありました。日生は近いので、もしかしてわたしの席まで花が飛んでこないかなあとゆーイチローの肩に期待しましたが、当然飛んでくるはずはなく・・・
カテコの後はスクリーンが下りて来て、数分間美奈子さんの過去の舞台映像が流されました。そこでまたもや涙。最後は「オン・マイ・オウン」で締めくくり。マリウスへの切ない愛が溢れてる歌声に涙、涙。実は今のエポニーヌ4人衆のキンキンとした歌声があまり好きではなく、このシーンではまったく泣けないわたしですが、初めて泣きました。
その後は、祐一郎よりみなさまにお礼のご挨拶。詳しくはコチラ
最後はみんなでピープルズソングを合唱。
わたしも張り切って歌ったら・・・あれれれれー周り誰も歌ってない!
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