としのブログ

大工の とし の日々の出来事

左勘次

2015-11-07 06:38:03 | 日記
連投です(笑)。
ここ数日PCの調子がおかしくてブログの投稿できませんでした。
ようやく(なぜか?)復帰したので。

さて、順番待ちの鉋、左勘次。



寛次ではなくて勘次。
以前の持ち主は、



だそうです(笑)。
表のキレイな(笑)タガネ彫りを消したい訳ではないんですが、



コイツのメタボっぷりったら凄かったので、



すっかりイシイさんの痕跡は消えてなくなりました(笑)。
メタボ治療中になんだか地金が硬いな~、と思ったんですが、



まさかの極軟鉄!
左勘次・寛次といえば田中昭吾さんの鉋だと思っていたんですが、田中さんの鉋で極軟地金は見たことないような気が?
裏隙の深さもかなり鋤いてあって、全体の雰囲気も同じ与板の(たぶん僕の東源次の作者の)あの方のような気が?

気を取り直して(笑)、台の口埋め、馴染みの調整(こっちの台はもともとガバガバ、メタボ治療もしたのでエポがっつり)



変な油染みは取れそうもありませんが引けるようにはなりました。
とりあえず裏金はまだなんですが、



刃は切れるようです。
つーかまさかの5!
屑の反対側は二桁だったけどね(笑)。
もう少し仕込みと片研ぎ直します。

東源次 その後

2015-11-07 06:23:39 | 日記
先日の東源次で薄削りにも挑戦してみました。
研ぎのほうはまあまあだと思うんですが、




切れ刃


ゼンゼン刃が安定してません。
表馴染みの中央で効かせる昔のすぐ使いの仕込みは裏金を抜くと刃先が暴れるようで・・・。
今回は使わないで済むかと思ったエポキシを注入!



下端かな?これより薄くすると屑が安定しません。
それに何より切れがすご~く重いんですが?
そんなこともあって、



こんな泥砥石や、



硬いのまで、



ダイヤモンドまで持ち出すも、引きの重さは緩和されず。
ダイヤで付けた刃は、




切れ刃


切れそうなんだけどなあ。
とりあえずギリ一桁までは出るようになったので、あとはボチボチ(笑)。
順番待ちの次~、行きます!