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岡山大学PRTimes情報データ保管庫

国立大学法人岡山大学の情報発信サイトのひとつである「PRTimes」の情報データ保管ブログ

【岡山大学文明動態学研究所】第21回RIDCマンスリー研究セミナー「地方占領期研究と街の記録・カラー写真・岡山」〔3/8水, オンライン〕

2023-02-27 10:55:33 | SDGs

2023(令和5)年 2月 26日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された岡山大学で4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。

 RIDCでは、「RIDCマンスリー研究セミナー」を開催し、RIDCにかかわる教員の研究成果や進行中のプロジェクトの進捗状況などを自由に報告し、語り合う場にしたいと考えています(セミナーは、一般公開にする場合とセミクローズドで行う場合があります)。

 第21回となるRIDCマンスリー研究セミナーを下記の通りオンラインで開催します。

 ご興味、ご関心のある方ならば、どなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 
【日 時】
 2023年 3月 8日(水)  12:00 ~ 13:00

【題 名】
 地方占領期研究と街の記録・カラー写真・岡山

【概 要】
 占領期研究は、地域を主体に、人びとの生活記憶を喚起する領域へと進んできた。多くの地方都市に進駐した兵卒、焼け残った県庁に同居した「地方軍政部」の軍政官、地域の人びとの記憶に残りやすい女性兵士や日系米兵は記憶を喚起する存在である一方、自らも記録を残しそれらの掘り起こしが進む段階である。
 こうしたなか、岡山の占領体験は特異である。その要因は、英連邦軍が主な駐留部隊であったこと、文化人類学や民俗学の研究・調査機関としてミシガン大学日本研究所岡山分室が1950年から設置されたことの2点に求められよう。加えてこの数年、占領期のカラー写真の重要性に注目が集まっている。岡山で調査研究を行いその後に日本研究者として著名となったJ.W.ホールによるカラー写真も今回見出された。また、京都では、2020年夏に続き、現在も特別展示「京都・占領期カラー写真」展が開催されている。京都での取り組みもあわせて紹介したい。

【スピーカー】
 長志珠絵 氏(神戸大学大学院 国際文化学研究科 教授 )
 福島幸宏 氏(慶應義塾大学 文学部 准教授 

【開催方法】
 オンライン(ご参加いただくにはZoomのご利用が必要となります)

【参加費】
 無 料

【お申込方法】
 2023年3月7日(火)12:00までに、下記URLからお申込みください。
 折り返し、参加用URLをお送りします。
 https://forms.gle/HwnHTsMMdHXas5Dh8

【ポスター】
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2023/01/RIDC_seminar_202303.pdf


【主 催】
 岡山大学文明動態学研究所

【共 催】
 岡山大学文学部


◆参考:RIDCマンスリー研究セミナー
・【岡山大学文明動態学研究所】第3回RIDC マンスリー研究セミナー「日本史研究と地域史研究のはざま―生存の「関係・空間」の歴史学―」
 https://youtu.be/C2XefIGOQiQ
・【岡山大学文明動態学研究所】第6回RIDCマンスリー研究セミナー「プリント化する伝統織物-インドネシア、バリ島紋織をめぐるオーセンティシティとアイデンティティ-」 の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000394.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】「経済状況が主観的ウェルビーイングに与える影響 -年齢階級・都道府県別クロス・セクション分析-」の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000686.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】「「モノのやりとり」をめぐる認識の齟齬ともつれあい ートンガにおける他者接触の事例からー」の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000702.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】「入所者の住宅からみた長島愛生園の歴史」の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000802.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】「「家族や子どもに迷惑をかけたくない」という思いとは何か?-〈迷惑〉研究プロジェクトの軌跡と展望-」の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000883.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】「ぶどう輸出の現状と消費者の評価 -台湾のアンケート調査から-」の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001045.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】「漢代画像石の画題と意義」の録画配信を開始しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001244.000072793.html
 



◆参考情報
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所開所式を挙行
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000072793.html
・【岡山大学】文明動態学研究所 キックオフ・シンポジウム「パンデミックと文明 -感染症と向き合う過去から未来へ-」〔4月14日(水)開催〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所『文明動態学』Vol.1が刊行されました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000072793.html
・【岡山大学】文明動態学研究所 国際シンポジウム「ベーリンジア:ユーラシアからアメリカへの人類の拡散」の動画を公開しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000998.000072793.html

 

 

 

岡山大学文明動態学研究所と文学部が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学文明動態学研究所と文学部が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 E-mail:ridc◎okayama-u.ac.jp
        ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL:086-251-7442
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
            ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年3月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001259.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

 


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【岡山大学】シアノバクテリアの光化学系I単量体IsiA超複合体の立体構造解明 ~集光性色素タンパク質の進化を紐解く契機に~

2023-02-27 10:53:24 | 理工農系
岡山大学と理化学研究所、東北大学、神戸大学、東京都立大学の共同研究成果プレスリリースです!
 
 
2023(令和5)年 2月 26日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>
  • クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析により、酸素発生型光合成を行うシアノバクテリアAnabaena sp. PCC 7120(以下、アナベナ)の光化学系I(PSI)と集光性色素タンパク質IsiAから構成されるPSI-IsiA超複合体の立体構造を決定しました。
  • アナベナPSI-IsiAはPSI単量体に6個のIsiAが結合しており、複合体の構成成分がこれまで報告されている他のシアノバクテリア由来PSI-IsiA構造と大きく異なることを見出しました。
  • アナベナPSI-IsiA構造の特徴は、シアノバクテリアIsiAの多様性を示唆しており、光合成生物がどのように光捕集機構を獲得し、進化させてきたのかという謎を紐解く鍵になることが期待されます。


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の異分野基礎科学研究所(RIIS)の長尾遼特任講師(現静岡大学農学部准教授)、加藤公児特任准教授(現JASRI研究員)、沈建仁教授と理化学研究所放射光科学研究センターの米倉功治グループディレクター(東北大学多元物質科学研究所教授を併任)、浜口祐研究員(現東北大学多元物質科学研究所准教授)、川上恵典研究員の研究グループは、神戸大学の秋本誠志准教授、東京都立大学の得平茂樹教授、理化学研究所の堂前直ユニットリーダーとの共同研究により、クライオ電子顕微鏡を用いて、シアノバクテリアのアナベナ由来PSI-IsiA超複合体の立体構造解析に成功しました。

 他のシアノバクテリアのPSI-IsiA超複合体と比べると、IsiAサブユニットの発現および配置が大きく異なることを見出しました。シアノバクテリアにおけるIsiAの分子特性は、光合成生物の光捕集機構の進化を考察するうえで重要な指標となることが期待されます。

 本研究成果は日本時間2月17日、英国の科学雑誌「Nature Communications」に掲載されました。

 

図1. PSI-IsiAの立体構造
A:既に報告されているPSI三量体-IsiA構造。PSI(灰色)とIsiA(赤色)を図示した。ラベルされているPSIの単量体が三つ結合して三量体を形成する。単一遺伝子由来のIsiAが18個結合し(1~18の番号を付与)、リング状構造を形成する
B:本研究で解明したPSI単量体-IsiA構造。PSIの単量体(灰色)に対して、6個のIsiAが結合する。IsiA2-1(赤色)、IsiA1-4(青色)、IsiA1-5(青色)はそれぞれの遺伝子を同定した。IsiA1-4およびIsiA1-5は同じ遺伝子産物である。緑色のIsiAは今回の研究では遺伝子を同定できなかった。この図から、IsiA2-1はPSI単量体間相互作用の境界に位置することがわかる


◆長尾遼特任講師からのひとこと
 アナベナはIsiA遺伝子を4つ持ちます。これまでに報告されているPSI-IsiA構造を持つシアノバクテリアはIsiA遺伝子を1つしか持ちません。なぜシアノバクテリア種間でIsiA遺伝子の数が異なるのでしょうか?本研究は、IsiA遺伝子を複数種持つシアノバクテリアから調製したPSI-IsiAを構造解析した初めての報告になります。
 今後は、アナベナをモデルとし、集光性色素タンパク質の分子進化に踏み込んでいきたいです。
 

長尾遼特任講師(現静岡大学農学部准教授)

長尾遼特任講師(現静岡大学農学部准教授)


◆論文情報
 論 文 名:“Structure of a monomeric photosystem I core associated with iron-stress-induced-A proteins from Anabaena sp. PCC 7120”
      「アナベナ由来のPSI単量体-IsiA超複合体の立体構造」
 掲 載 紙:Nature Communications
 著  者:Ryo Nagao1,8, Koji Kato1,9, Tasuku Hamaguchi2,10, Yoshifumi Ueno3,11, Naoki Tsuboshita1, Shota Shimizu1, Miyu Furutani3, Shigeki Ehira4, Yoshiki Nakajima1, Keisuke Kawakami2, Takehiro Suzuki5, Naoshi Dohmae5, Seiji Akimoto3, Koji Yonekura2,6,7, and Jian-Ren Shen1
 URL/DOI:10.1038/s41467-023-36504-1
       https://www.nature.com/articles/s41467-023-36504-1

 1岡山大学・異分野基礎科学研究所
 2理化学研究所・放射光科学研究センター
 3神戸大学大学院・理学研究科
 4東京都立大学大学院・理学研究科 生命科学専攻
 5理化学研究所・環境資源科学研究センター
 6東北大学・多元物質科学研究所
 7理化学研究所・理研-JEOL連携センター
 8現所属:静岡大学・農学部
 9現所属:JASRI
 10現所属:東北大学・多元物質科学研究所
 11現所属:東京理科大学・教養教育研究院


◆研究資金
 本研究は、日本学術振興会「基盤研究」(課題番号:JP20K06528、JP20H02914)、日本学術振興会「萌芽研究」(課題番号:JP21K19085)、日本学術振興会「新学術領域研究(研究領域提案型)」(課題番号:JP17H06433)、日本学術振興会「特別推進研究」(課題番号:JP22H04916)、武田科学振興財団、日本医療研究開発機構(AMED)医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)、JST未来社会創造事業(課題番号:JPMJMI20G5)の支援を受け実施しました。


◆詳しいプレスリリースについて
 シアノバクテリアの光化学系I単量体IsiA超複合体の立体構造解明 ~集光性色素タンパク質の進化を紐解く契機に~
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20230221-1.pdf


◆参 考
・岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/


◆参考情報
・【岡山大学】「強すぎる光」に対する藻類の生存戦略を解明! 強光を受けた際の有用藻類ユーグレナの光エネルギー利用機構を明らかに
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000072793.html
・【岡山大学】光捕集複合体フィコビリソームの単粒子構造解析 -藻類の太陽光エネルギーを吸収するタンパク質構造を解明-
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000072793.html
・【岡山大学】窒素固定を行うアナベナヘテロシストの光捕集機構を解明 ~窒素肥料依存による環境負荷の低減につながる発見~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000072793.html
・【岡山大学】光合成真核生物で初の光化学系I複合体の多量体構造を解明~原核生物から真核生物への進化を解明する糸口に~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000620.000072793.html
・【岡山大学】珪藻の光化学系II-集光性色素タンパク質超分子複合体の立体構造解明 ~集光性色素タンパク質の進化を紐解く糸口に~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000629.000072793.html
・【岡山大学】始原的なシアノバクテリアの光化学系I複合体の立体構造を解明 ~光合成生物の進化を紐解くきっかけに~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000640.000072793.html
 

岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 静岡大学 農学部 准教授 長尾 遼 (ながお りょう)
 TEL:054-238-4251
 Twitter:https://twitter.com/NagryPhotosyn
 YouTube:https://www.youtube.com/@nagry
 Web site:https://nagaolab.wixsite.com/website

 理化学研究所 放射光科学研究センター グループディレクター 米倉功治 (よねくら こうじ)
 (理化学研究所 科技ハブ産連本部 バトンゾーン研究推進プログラム 理研-JEOL連携センター 次世代電子顕微鏡開発連携ユニット ユニットリーダー, 東北大学 多元物質科学研究所 教授)
 TEL:0791-58-2837

 岡山大学 異分野基礎科学研究所 所長・教授 沈 建仁(しん けんじん)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-8502

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年3月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001259.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001263.000072793.html

 

 

 

 

 


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【岡山大学】岡山市の教育課題解決へ向け、岡山大学大学院教育学研究科と岡山市教育委員会が連携・協働を強化へ

2023-02-27 10:41:12 | 人文社会系

2023(令和5)年 2月 26日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の大学院教育学研究科は2023年2月15日、岡山市教育委員会との連携・協働体制の強化について、本学教育学部において合同記者会見を行いました。記者会見には同研究科から髙瀬淳研究科長、西山修副研究科長、熊谷愼之輔副研究科長、市教育委員会からは三宅泰司教育長、奥橋健介教育次長らが出席しました。

 髙瀬研究科長は「岡山市教育委員会と岡山大学の強みを活かした協働研究プロジェクトを推進し、多様で複雑な教育課題の解決に向けて総合的にアプローチしていく」と連携強化の方向性を述べました。

 三宅教育長は「新規の不登校を抑制することが岡山市の重要な教育課題の一つであり、『考えよう不登校』をテーマとした協働研究プロジェクトを立ち上げる」とプロジェクトの具体的な内容を説明。協働研究プロジェクトを通して連携・協働体制を強化していくことが確認されました。
 

連携・協働体制を説明する髙瀬研究科長

連携・協働体制を説明する髙瀬研究科長

 

協働研究プロジェクトを説明する三宅教育長

協働研究プロジェクトを説明する三宅教育長

 

握手を交わす髙瀬研究科長と三宅教育長

握手を交わす髙瀬研究科長と三宅教育長

 

参加者の集合写真

参加者の集合写真



◆参 考
・岡山大学大学院教育学研究科・教育学部
 https://edu.okayama-u.ac.jp/?lang=japanese
・岡山市教育委員会
 https://www.city.okayama.jp/shisei/0000020389.html

 

岡山大学教育学部・大学院教育学研究科が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学教育学部・大学院教育学研究科が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 教育学域(大学院教育学研究科 教職実践専攻) 准教授 馬場真一
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-7682
 E-mail:shinichi_baba◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id11904.html

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年3月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001259.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001262.000072793.html

 


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【岡山大学】ムスカリン受容体依存シナプス可塑性の仕組みとアルツハイマー病との関係 〜学習と記憶を司るNMDA受容体依存シナプス可塑性との統一的理解〜

2023-02-27 10:37:45 | 理工農系

2023(令和5)年 2月 26日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)は、NMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)と同様、シナプス伝達の長期増強(LTP)及び長期抑制(LTD)を誘導しますが、その分子機構は未解明でした。
  • 先行研究において、NMDAR依存のLTP及びLTDを誘導するAMPA型グルタミン酸受容体(AMPAR)の輸送機構を提案し、その妥当性をシミュレーション実験で実証しました。
  • 本研究では、mAChR依存LTP及びLTD誘導がシミュレーション実験で再現できることを示し、その際NMDARと共通のAMPAR輸送機構を利用できることを明らかにしました。
  • 加齢に伴うシナプス内AMPAR量の減少が、LTPの減弱及びLTDの増強を導くことを見出しました。
  • このシナプス伝達の低下は、アルツハイマー病発症へと至るシナプス喪失の要因の1つと考えられます。



◆概 要
 学習と記憶を司るNMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)と同様に、ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)は、海馬興奮性ニューロンにおけるシナプス伝達の長期増強(LTP)及び長期抑制(LTD)を誘導することが知られています。しかしながら、その分子機構は未解明でした。

 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)異分野基礎科学研究所の墨智成准教授と豊橋技術科学大学IT活用教育センターの原田耕治准教授は、先行研究において、NMDARからのCa2+流入により駆動されるAMPA型グルタミン酸受容体(AMPAR)の輸送機構を提案し、そのモデルシミュレーション実験により、LTP及びLTDが誘導されることを示し、提案機構の妥当性を実証しました。本研究では、このモデルにmAChRの活性化に伴うCa2+流入を考慮し、mAChRに依存したLTP及びLTDが誘導されることを明らかにしました。

 両者の主な違いは、NMDARではその活性化に伴い細胞外Ca2+イオンが樹状突起スパイン内に流入するのに対し、mAChRでは小胞体内に蓄えられている細胞内Ca2+イオンがmAChRの活性化に伴いスパイン細胞質に放出される点です。一方、Ca2+シグナルによって駆動されるAMPAR輸送機構については両者で共有できており、NMDAR及びmAChRに特徴的なLTP及びLTD誘導は、Ca2+シグナル強度の時間変化の違いに起因することを、シミュレーション実験によって実証しました。

 一般に高齢者では、樹状突起スパイン内のAMPAR量が減少することが知られています。そこで、通常より樹状突起スパイン内のAMPAR量を減らした「加齢」条件でシナプス可塑性のシミュレーション実験をしたところ、減らす前と比較してLTDは増強し、LTPは減弱することを見出しました。これはすなわち樹状突起スパイン内のAMPAR数が減少すると、減少前よりシナプス伝達が低下すること意味しており、アルツハイマー病の原因となるシナプス喪失を導く要因となる可能性が示唆されました。

 本研究による知見は今後、アルツハイマー型認知症の新たな予防法及び治療法の開発へ繋がってゆくことが期待されます。

 本研究は2月3日、Cell Press社の「iScience」にオンライン掲載されました。

 

図1. 海馬興奮性ニューロンの樹状突起スパインにおけるシナプス後膜に存在する神経伝達物質受容体及びシナプス関連分子
 細胞体まで繋がっている小胞体を、分子モーターミオシンVbがアクチン骨格上を二足歩行しながら、活性の高い樹状突起スパイン先端まで牽引し、小胞体内Ca2+イオンをスパイン細胞質へ効率的に放出するのをアシストする
 

 

図2. NMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)及びムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)によって介在される樹状突起スパイン細胞質へのCa2+イオンの流入
 (a) NMDARの活性化による細胞外Ca2+イオンのスパイン細胞質への流入
 (b) mAChRの活性化による小胞体内に蓄えられた細胞内Ca2+イオンのスパイン細胞質への流出
 (c) mAChRの活性化に伴うシナプス後膜上AMPAR数の、基底状態に対する割合の時間変化


 

図3. アルツハイマー(AD)モデルによるLTD誘導の増強及びLTP誘導の減弱によるシナプス伝達の低下
 ADモデルでは、LTD誘導において、シナプス後膜上AMPAR数の減少が促進し長期抑制が強まり、LTP誘導においては、AMPAR数の増加が抑制され長期増強が弱まる


◆墨智成准教授と原田耕治准教授からのひとこと
 NMDARに依存したLTP/LTD誘導を統一的に再現するAMPAR輸送機構を、2020年に発表しました。海馬興奮性ニューロンではNMDAR 以外にも、mAChRによるLTP/LTD誘導が知られており、両者の相違点及び共通点に関心がありました。
 アセチルコリンによるmAChRの活性化に伴い、小胞体内Ca2+イオンが樹状突起スパインに放出されるモデルを作成し、AMPAR輸送機構に組み込んだモデルシミュレーションの結果、mAChRによって誘導される特徴的なLTP及びLTDを再現できた時は、とても嬉しかったです。
 私共が提案したAMPAR輸送機構は徐々に認知されつつありますが、本研究の結果は、その妥当性を支持する新たな証拠になると言えます。
 

岡山大学異分野基礎科学研究所の墨智成准教授と豊橋技術科学大学の原田耕治准教授(右)

岡山大学異分野基礎科学研究所の墨智成准教授と豊橋技術科学大学の原田耕治准教授(右)


◆論文情報
 論文名:Muscarinic acetylcholine receptor-dependent and NMDA receptor-dependent LTP and LTD share the common AMPAR trafficking pathway
 掲載誌:iScience
 著 者:Tomonari Sumi, Kouji Harada
 D O I: 10.1016/j.isci.2023.106133
 U R L: https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(23)00210-9


◆研究資金
 本研究は、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金(JP20K05431, JP22H01888, JP22K12245)の助成を受け実施しました。


◆詳しいプレスリリースについて
 ムスカリン受容体依存シナプス可塑性の仕組みとアルツハイマー病との関係〜学習と記憶を司るNMDA受容体依存シナプス可塑性との統一的理解〜
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20230222-1.pdf


◆参 考
・岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/
・豊橋技術科学大学IT活用教育センター
 https://cite.tut.ac.jp/


◆参考情報
・【岡山大学】新型コロナ後遺症の原因とされる宿主内持続感染は起きるのか 〜全身性感染と不十分な免疫応答は持続感染のリスク要因に〜
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000778.000072793.html
・【岡山大学】最終普遍共通祖先LUCAの炭素代謝経路を支配する新たな速度論的仮説 〜速度論的競合が生み出す炭素代謝経路の多様性〜
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000072793.html
・【岡山大学】水はタンパク質の立体構造を不安定化する ~長年信じられてきたタンパク質変性メカニズムの見直しへ~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000072793.html
・アザラシの海洋適応に伴うタンパク質進化のしくみを解明
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000072793.html
 

岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学異分野基礎科学研究所 准教授 墨 智成
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 TEL: 086-251-7837
 http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~sumi/index.html

 豊橋技術科学大学 IT活用教育センター 准教授 原田耕治
 〒441-8580 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1
 https://cite.tut.ac.jp/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年3月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001259.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

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【岡山大学】産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年3月期 共創活動パートナー募集開始

2023-02-27 10:34:01 | 研究全般
企業や自治体などが大学と共にビジョンを形成から考え、学内活動で研究シーズ&ニーズマッチングを実施。新たな価値を提供できる新規事業創出(0→1)と既存事業育成(1→10)を目指す活動です!
 
 
★☆★社員研修や経営・事業企画、新規事業のご担当者、そして経営陣のみなさま★☆★
 SDGsやDX推進、カーボンニュートラル、脱炭素、そしてコロナ禍......従来の企業経営や事業運営ではままならない今の時代。経営陣や社員のみなさんがいろいろなシンポジウムやセミナー、展示会に顔を出し、資料やパンフレット、名刺を集め、レポートにまとめ、会議で紹介する。それで終わっていませんか? 肝心なビジョン形成やシーズ・ニーズマッチングなど、人材を含めた企業全体の変革は進んでいるでしょうか?
 「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」は、そんな悩みを解決するひとつの手段を提供します。ビジョン形成から大学の叡智を提供し、企業と共に創り上げ、プロジェクトを進めて行きます。ビジョン形成も自前主義を脱し、多様な学術領域の最新の研究を行う教員を有し、またいろいろな産学官出身者が大勢いる大学という組織を利活用して、今までにない価値を社会に提供することを共に目指してみませんか!


2023(令和5)年 2月 26日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)は、「岡山から世界に新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」を掲げ、2019年6月に「岡山大学オープンイノベーション機構」(岡大OI機構)を設置し、
戦略的・組織的産学共創の強化から社会実装の加速を目指しています。さらに2021年10月からは、内閣府の「国立大学イノベーション創出環境強化事業」の採択・実施に伴い、アジャイル的な研究マネジメント組織「岡山大学イノベーションマネジメントコア」(略称:IMaC)へと組織改編を実施し、研究力強化とイノベーション創出の強化推進を行っています。

 岡大OI機構の取組のひとつに、企業等と大学の担当者がタッグを組み、共に考え、ビジョンを形成し、学内活動を通じてマッチングを行い、プロジェクトを創り上げていく産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」(岡大OIチャレンジ)を実施しています。

 岡大OIチャレンジは、新しいビジョン形成や企業ニーズと大学シーズの掘り起こし、予想しない新知見の獲得などから既存事業育成(1→10)だけではなく、新規事業創出(0→1)などに取り組める「共創の場」を手にすることができます。

 また、社員や幹部職員等に対するSDGs教育やそのビジネスマネジメントなどを学ぶよい機会ともなります。

 今回、2023年3月期の岡大OIチャレンジ共創活動パートナーを募集します。ご関心のある企業・団体・自治体等のみなさまのお問い合わせを心よりお待ちしています。


◆岡山大学オープンイノベーションチャレンジ(岡大OIチャレンジ)とは?
 企業等と大学の担当者がタッグを組んで共にプロジェクトを創り上げて活動する「産学共創活動」のひとつです。産学共創活動における、「ビジョン形成・マッチング活動」→「マッチング(共同・受託研究)」→「共同研究の大型化」の行程の中で、入口となる「ビジョン形成・マッチング活動」の領域を学内産学共創活動で強化する、これまでにない新しい取組です。

 例えば企業が既存事業育成(1→10)などを行う際、大学のあらゆるシーズを探索しますが、これまでは大学担当者が提示したシーズを企業担当者が照らし合わせる「仲人のお見合い形式」のようなもので、うまく行かないこともありました。また企業の新規事業創出(0→1)を模索する際は、明確な企業側のビジョンやニーズが固まっていない時もあり、その際は大学や研究者らにどのようにアプローチすればよいのか悩みます。
 


   岡大OIチャレンジでは、ビジョン形成とニーズとシーズのマッチングからどのような新たな価値を生み出し、社会に提供できるのかなどの「共に創り出す(共創)」を起点に置き、企業と大学の担当者がユニットを結成し、タッグを組んで「学内活動(学内産学共創活動)」を行います。

 まずは共にビジョン形成を行い、プロジェクトを作り上げ、その中で「企業→研究者」、「研究者→企業」の双方からの課題や案などの提示・検討を行う「共創ピッチ」を開催、よりよい産学共創を生み出します。

 特にビジョン形成を行う際、コンサルティング企業に多額の経費を支払ったり、自社リソースのみで時間を掛けて調査したりという形が多かったですが、多様な学術領域の最新の研究を行う教員を有し、かつ産学官出身者が大勢いる大学組織と共にビジョン形成を実施することで自社のビジョンや事業戦略を客観的に捉えることができます。またこれまで企業は勝手に大学内で調査や営業活動を行うことができませんでした。大学担当者と共に学内活動を行う「共創の場」を得ることで、より多くの研究者との出会いや新たな知見の発見などに結びつき、事業運営などにも大いに役立ちます。
 



<岡山大学オープンイノベーションチャレンジの企業等のメリット>
  • 新規事業やSDGsなど、これまでにない取組を実施するにあたり、自社リソースだけではなく、大学という多種多様な人的・物的リソースを活用することができます。
  • 企業ニーズ内容を的確に大学担当者、研究者に伝えられます。
  • 学内産学共創活動の共創ピッチでは研究者提案で企業側が予想しない新知見の獲得などが可能で、既存事業育成(1→10)と新規事業創出(0→1)の双方で利用できます。
  • 最新の研究者や多様な産学官出身の大学人らと「共に考える」ことで、自社リソースだけでは思いつかない、得ることのできない新たな思考や発見、繋がりなどを得ることができ、社員の人材・キャリア育成にも大いに役立ちます。
  • 社員や幹部職員等に対するカーボンニュートラルや脱炭素、SDGs教育などとともに、そのビジネスマネジメントを学ぶよい機会ともなります。
  • 企業だけではなく、自治体などの非営利組織の方々にもご活用頂けます。


◆その他
1.本学は東京(千代田区)にも職員が駐在していますので、関東圏の企業や自治体などの方は、お気軽にご連絡を頂いても大丈夫です。
2.プログラムを水面下(世間に対して非公表)で動かしたいという企業側の意向がある場合、実施期間中はそのように取り扱います。
3.共創ピッチは、秘密保持のもと学内限定・非公開で開催します。また、既に他の企業等と進めている岡大OIチャレンジとは、情報の漏洩や企業同士が出会わないなどの配慮を十分に行います。

 

◆参考情報
・内閣府「国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択 イノベーションエコシステムの構築を加速(岡山大学新着ニュース)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9724.html
・【岡山大学】文部科学省令和3年度「国立大学経営改革促進事業」に採択 ~イノベーション・エコシステム構築に向けた大学収入構造改革を推進~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000072793.html
・【岡山大学】統合的リスクマネジメント(ERM)の構築・運用に向け、役員・教職員が事業継続プロフェッショナル(ABCP)資格を取得
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000072793.html
・【岡山大学】いまの時代により強く求められる事業継続を担うプロフェッショナル人材の育成を加速
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000072793.html
・【岡山大学】医療系オープンイノベーション・プログラム「BIZEN-プロジェクト」が活動開始!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学病院医療系オープンイノベーション・プログラム「BIZEN-プロジェクト」BIZENラボ 満員御礼
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000632.000072793.html
・【岡山大学】岡山県吉備中央町が「国家戦略特別区域(デジタル田園健康特区)」に指定されました ~国立大学法人岡山大学が参画~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000601.000072793.html
・【岡山大学】「デジタル田園健康特区」事業構想等を通じた地域課題解決の先駆的モデル構築に向け、吉備中央町と連携・協力に関する協定を締結しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000639.000072793.html
・岡山大学広報「いちょう並木」Vol.100を発行 デジタル田園健康特区 吉備中央町が指定、岡山大学が参画
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id11386.html
・【岡山大学】文部科学省 令和4年度「国立大学経営改革促進事業」に採択 ~大学経営改革とイノベーション・エコシステムの構築を推進~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001031.000072793.html
 


  • ただいま「岡大OIチャレンジ」について、各所様から様々なお問い合わせやお申込みを頂いております。また、新型コロナウイルス感染症パンデミック下での対応となりますため、少しお時間を頂くことがあるかと存じます。その点、何卒ご容赦いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。
  • 「岡大OIチャレンジ」に関する営業・売り込みのご連絡を頂くことがございますが、現在、共創パートナーの募集を実施しております。個別の取り組みに関することや営業の案内には対応しかねますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学イノベーションマネジメントコア(オープンイノベーション機構)/研究推進機構
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟
 TEL:086-251-7112
 E-mail:ura-info◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

<関東圏など(岡山県域以外)の企業や自治体等の方>
 岡山大学東京オフィス
 E-mail:norito-satoh◎cc.okayama-u.ac.jp

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

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