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【岡山大学】高等先鋭研究院 資源植物科学研究所の馬建鋒教授がアメリカ植物生物学会から「Dennis R. Hoagland Award」を受賞

2024-07-08 14:50:23 | 理工農系

2024(令和6)年 7月 7日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

◆概 要

 2024年6月22~26日、アメリカ・ハワイで開催されたアメリカ植物生物学会年会(American Society of Plant Biologists, ASPB)の授賞式にて、本学高等先鋭研究院を構成するひとつである資源植物科学研究所の馬建鋒教授がDennis R. Hoagland Awardを受賞しました。


 アメリカ植物生物学会は1924年に設立された、会員数が4,000人を超える世界で最大規模の植物関連学会です。Dennis R. Hoagland Awardは植物栄養学分野で卓越した業績を挙げたHoagland(1884-1949)にちなんで、1985年に設立されました。この賞は3年に1回、世界各国から選出された研究者に授与されています。


 馬教授は長年植物のミネラル輸送機構に関する研究を行い、数々のミネラル輸送体を世界に先駆けて同定し、その制御機構を解明してきました。馬教授のこれまでの卓越した業績が高く評価され、今回の受賞となりました。


 なお、馬教授は2016年に本学会の在外終身名誉会員賞を受賞しています。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と馬教授らの活動にご期待ください。

 

Dennis R. Hoagland Award を授与される馬教授(右)

Dennis R. Hoagland Award を授与される馬教授(右)

 

会場の様子

会場の様子

 

受賞記念撮影

受賞記念撮影

 

 

◆参 考
・岡山大学資源植物科学研究所
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学資源植物科学研究所 植物ストレス学グループ
 http://www.rib.okayama-u.ac.jp/plant.stress/index-j.html

・Dennis R. Hoagland Award(ASPB)

 https://aspb.org/awards-funding/aspb-awards/dennis-r-hoagland-award/

 

 

◆参考情報1

・馬建鋒教授がアメリカ植物生物学会の在外終身会員に選出

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press28/press-160722-7.pdf

 

 

◆参考情報2

・【岡山大学】高等先鋭研究院資源植物科学研究所の馬建鋒教授が国際肥料協会(IFA)からNorman Borlaug Plant Nutrition Awardを受賞

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001902.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学資源植物科学研究所の馬建鋒教授と山地直樹准教授が2023年版の「世界で最も影響力のある科学者」に選出!

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001858.000072793.html
・【岡山大学】資源植物科学研究所 馬建鋒教授が地球の持続性に関する研究を奨励する国際的な表彰「第1回Frontiers Planet Prize」を受賞

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001412.000072793.html

・【岡山大学】資源植物科学研究所の馬建鋒教授と山地直樹准教授が2022年版「世界で最も影響力のある科学者」に選出!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001037.000072793.html
・【岡山大学】馬建鋒教授、山地直樹准教授、沈建仁教授が2021年版の「世界で最も影響力のある科学者」に選出!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000072793.html
・【岡山大学】資源植物科学研究所の馬建鋒教授が「日本植物生理学会賞」受賞決定!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000397.000072793.html
・【岡山大学】資源植物科学研究所の馬建鋒教授のグループが発表した論文が「PCP論文賞」に決定!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000389.000072793.html
・【岡山大学】資源植物科学研究所の馬建鋒教授が日本植物生理学会賞を受賞!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000598.000072793.html
・<FOCUS ON> 馬建鋒教授らの研究紹介「植物と我々の健康を支えるミネラル輸送」(2021.11.30)
  https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20211130-1.pdf
・岡山大学広報誌「いちょう並木」(2017年10月号,Vol.87)植物は“小さな宇宙” ~その未知なる可能性を探る~「無限の可能性を秘めた植物の生存メカニズムに迫る」
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/kohoshi2017/icho_87_a4.pdf

 

 

資源植物科学研究所(倉敷市)

資源植物科学研究所(倉敷市)

 

 

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学資源植物科学研究所 教授 馬 建鋒(ま けんぼう)
 〒710-0046 岡山県倉敷市中央2-20-1
 TEL & FAX:086-434-1209
 E-mail:maj◎rib.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://www.rib.okayama-u.ac.jp/plant.stress/index-j.html

 

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学統合報告書2023:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001926.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2024年7月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002296.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002333.000072793.html

 


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【岡山大学】高等先鋭研究院 異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授がJST「2023年度創発的研究支援事業」に採択

2024-07-08 14:32:28 | 理工農系

2024(令和6)年 7月 7日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の高等先鋭研究院を構成する組織のひとつである異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「2023年度創発的研究支援事業」に採択されました。本採択情報は、2024年6月25日にJSTホームページで公開されました。


 同事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に実施する事業です。また、創発を促進するため、実施期間中は、異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す事業でもあります。


 菅教授はこれまでにJSTの「平成30年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)」の新規課題として「量子ビームが拓く光合成膜タンパク質のマルチモーダル構造解析」をテーマに、2018年10月~2022年3月の3年半にわたって研究を行い、2019年にはScience誌に、2024年にはNature誌に研究成果を発表してきました。本創発的研究事業ではこれらの研究を飛躍的に発展させ、「光合成ベシクルを用いた光エネルギー変換の統合的理解」をテーマに、2024年10月から原則7年間のうち、まずはフェーズ1(3年間)を実施することになります。


 今回の採択を受けて、菅教授は「私のように独立したばかりの若手の研究室主宰者にとっては研究予算の獲得は死活問題です。最大10年間の長期的研究費の支援がある本事業に採択されたことで研究に腰を据えて取り組めるので大変ありがたいです。採択にあたり、創発POから『創発の7年間というサポート期間はビートルズの活動期間と同じです。つまり、7年あれば常識を打ち破る、歴史に残る仕事ができます』との激励の言葉をいただきました。この採択を励みにして『A Hard Day’s Night』のようにあくせく働き、新しい研究にも果敢に挑戦したいです」とコメントしました。


 岡山大学には現在11人の創発的研究支援事業採択研究者が在籍しています。今回の菅教授の採択で12人となり、今後も転入などで増加する予定です。創発的研究支援事業など、若手研究者支援の事業は、わが国の研究力向上とイノベーション創出強化等において重要な取り組みであり、本学でも「岡山大学若手研究者支援パッケージ」を策定し、独自の支援を戦略的に実施しています。さらに研究ポリシーにおいても「高い研究能力を有して研究活動に従事する者に対しては、研究活動時間や活動費等のインセンティブを与える点」などを明記しています。

 

 国立大学法人の財政的悪化等が激しい中、十分な若手研究者支援策を実施できているとは言えない点もありますが、研究大学として菅教授ら若手研究者、そしてミドル・シニアの秀逸な研究者を「個人」ではなく「群」「層」として支援し、岡山大学長期ビジョン2050の実現、社会変革を成す研究・イノベーションの強化促進を進めていきます。

 

 引き続き、菅教授ら研究者と地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みにご期待ください。

 

 

2023年度創発的研究支援事業に採択された菅倫寛教授

2023年度創発的研究支援事業に採択された菅倫寛教授

 

 

 

◆参 考

・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「2023年度創発的研究支援事業」

 https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/sel23.html

・岡山大学異分野基礎科学研究所

 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学異分野基礎科学研究所 菅倫寛研究室

 https://sites.google.com/view/sugalab/home

 

 

◆参考情報1

・【岡山大学】光合成を担う“ゆがんだイス”型の触媒が、水分子を取り込む瞬間をナノ秒レベルで捉えることに成功! ~人工光合成の実現へ大きな一歩~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001990.000072793.html

・光合成で“ゆがんだイス”型の触媒が酸素分子を形成する仕組みを解明~人工光合成触媒の合理的設計の糸口に~

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id671.html

 

 

◆参考情報2

・岡山大学ビジョン3.0・岡山大学長期ビジョン2050

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/profile/ou-vision.html

・【岡山大学】岡山大学長期ビジョン2050をより確実に実現させ、社会変革を起こす”力”がある研究大学:岡山大学を目指して「岡山大学研究ポリシー」を改正

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001798.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学4研究所が「高等先鋭研究院」として始動 ~組織としての「箱」ではなく、卓越、イノベーション創出、流動、育成を兼ね揃えた「システム」として運用を開始~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001835.000072793.html

・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

 

 

岡山大学異分野基礎科学研究所(岡山大学津島キャンパス)

岡山大学異分野基礎科学研究所(岡山大学津島キャンパス)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学異分野基礎科学研究所 教授 菅 倫寛(すが みちひろ)

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-7877

 https://sites.google.com/view/sugalab/home

 

<岡山大学の創発的研究支援に関する件について>
 岡山大学創発的研究タスクフォース(研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課)

 担当:松島・松本・辻・福原
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8487・8486

 

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学統合報告書2023:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001926.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2024年7月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002296.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002331.000072793.html

 


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【岡山大学】「超薄膜型白金水素センサ」の開発案件が、令和6年度Go-Tech事業の採択テーマに採択

2024-07-08 13:56:40 | 理工農系

2024(令和6)年 7月 7日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)と株式会社テクニスコ(以下、テクニスコ)が共同で開発・商品化を進めている超薄膜型白金水素センサの開発案件が、令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の採択テーマに選ばれました。

 

 Go-Tech事業のテーマ採択は、応募のハードルをクリアした申請10件のうち4件が採択という難易度の高いものです。


 当プロジェクトには、アドバイザー企業として、マツダ株式会社様、岩谷産業株式会社様、ヤンマーエネルギーシステム株式会社様に参加いただき、量産化の観点などからアドバイスをいただく予定です。どうぞ本取組にご期待ください。

 

 

〇計画名
 常温動作・低消費電力により水素社会の安全安心を実現する超薄膜型白金水素センサの開発

〇研究概要
 2050年のカーボンニュートラルに向け水素利活用が進められおり、安全で低コスト・低電力な水素センサが要望されている。当社グループは、加熱を必要としない世界初の超薄膜白金による常温・超低電力水素検知技術を基に、-40~100℃の自動車環境下においても高い性能、信頼性を実現するデバイス構造、防水技術、環境温度補償技術を開発し、10年以上使用可能な高い信頼性と、水素社会に向けた安全・安心を実現する。

 

〇本学担当教員

  岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 先端医用電子工学研究室 教授 紀和利彦

 

紀和利彦教授

紀和利彦教授

 

 

◆参 考

・令和6年度「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の採択テーマ決定について(経済産業省中国経済産業局)

 https://www.chugoku.meti.go.jp/r6fy/saitaku/innovation/240624.html

・株式会社テクニスコ

 https://www.tecnisco.com/

・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 先端医用電子工学研究室

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/eng_aemt/index.html

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 教授 紀和利彦
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス

 TEL:086-251-8130
 E-mail:kiwa◎okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えてください
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/eng_aemt/

 株式会社テクニスコ 技術部 営業技術グループ(広島工場)尼田

 〒737-0134 広島県呉市広多賀谷2-8-13
 TEL:0823-74-1555

 https://www.tecnisco.com/

 

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学統合報告書2023:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001926.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2024年7月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002296.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002328.000072793.html

 


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低エネルギークロロフィルdを有するAcaryochlorisの光化学系I複合体の特性解析〔静岡大学、岡山大学、理化学研究所〕

2024-07-05 10:02:28 | 理工農系
国立大学法人静岡大学と国立大学法人岡山大学、理化学研究所の共同研究成果プレスリリースです
 
 

2024(令和6)年 7月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

<発表のポイント>

  • 低エネルギー クロロフィルdを持つAcaryochlorisから光化学系I単量体と三量体の精製に成功しました。

  • 光化学系I単量体と三量体で低エネルギークロロフィルdの組成や配向が異なることを示唆しました。

  • 低エネルギークロロフィルdの多様性はAcaryochloris種の進化を 解明するうえで重要なのかもしれません。

 

 

◆概 要

 静岡大学農学部の長尾遼准教授の研究グループは、岡山大学の沈建仁教授 、理化学研究所環境資源科学研究センターの堂前直ユニットリーダーらと共に、 低エネルギークロロフィルdを有するシアノバクテリアAcaryochloris sp. NBRC 102871(以下、 NBRC102871)から光化学系I(PSI)単量体と三量体のそれぞれを精製し、分子特性を明らかにしました。

 

 紫外可視分光スペクトルおよび蛍光スペクトルにより、 PSI単 量体と三量体のそれぞれで低エネルギークロロフィルdが 観測されました。しかし、それらのスペクトル特性は大きく異なりました。

 

 PSIの単量体間相互作用の影響により、クロロフィルd周辺で構造変化が生じた結果 、PSI三量体と単量体において、異なる低エネルギークロロフィルdの形成が示唆されました。これは、多様な低エネルギークロロフィルdを有するAcaryochloris種の特徴です。


 クロロフィルdは、Acaryochloris種のみが有しています。その他のシアノバクテリア、藻類、陸上植物といった酸素発生型光合成生物は、クロロフィルdを持ちません。

 

 我々は2023年にAcaryochloris marina MBIC 11017(以下、 MBIC11017 の PSIを分析しましたが、NBRC102871ほどの低エネルギークロロフィルdは観測されませんでした。このように、特殊な生物群であるAcaryochloris種のPSIに結合する低エネルギークロロフィルdは多様であることを見出しました。


 本研究で得られた研究成果は、Acaryochloris種の進化を理解するうえで重要な知見となります。
 

 なお本研究成果は、2024年6月27日に、シュプリンガー・ネイチャーの発行する国際雑誌「Photosynthesis Research」に掲載されました。

 

クロロフィルdとクロロフィルa

クロロフィルdとクロロフィルa

 

 

◆研究者コメント:静岡大学 農学部 准教授・長尾遼(ながおりょう)
 私の研究室では光合成生物の見た目の色の違いについて分子レベルで研究しています。クロロフィルdを有するAcaryochloris種は本当に不思議な生物群です。なぜ他の光合成生物が利用しているクロロフィルaを利用しなかったのか?そんな素朴な疑問を解明するために本研究を行いました。今回の成果でその一端を明らかに出来たと思います。

 

 

◆論文情報
 論文タイトル: Presence of low-energy chlorophylls d in photosystem I trimer and monomer cores isolated from Acaryochloris sp. NBRC 102871
 DOI: https://doi.org/10.1007/s11120-024-01108-3

 

 

◆詳しい研究内容について
 低エネルギークロロフィルdを有するAcaryochlorisの光化学系I複合体の特性解析

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r6/press20240704-1.pdf

 

 

 

 

◆本件お問い合わせ先

 <研究に関すること>
 静岡大学 農学部 准教授 長尾 遼
 TEL : 054-238-4251
  https://linktr.ee/ryonag

 

 <報道に関すること>
 静岡大学 広報・基金課
 TEL : 054-238-5179

 

 岡山大学 総務・企画部 広報課
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【岡山大学】降水粒子による日傘効果・温室効果を全球規模で解明~高精度な中・長期の気候変動予測の実現に期待~

2024-06-28 10:27:37 | 理工農系

2024(令和6)年 6月 28日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

<発表のポイント>

  • 雲は、太陽から地球に入射する「太陽放射」および地球から宇宙へ射出する「地球放射」を大きく変調させる役割を持ちますが、降水粒子が持つ放射効果については未解明でした。

  • 本研究では、降水粒子の放射効果によるエネルギー収支変化を介した気候応答を調査し、熱帯降水および極域の温暖化に影響が顕著に現れることをメカニズムレベルで解明しました。

  • 本研究の成果は、北極の温暖化の度合いが観測よりも小さいという世界各国の気候モデルに共通する誤差の原因を説明し、より高精度の気候変動予測に貢献することが期待されます。

 

 

◆概 要

 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)学術研究院環境生命自然科学学域(理)の道端拓朗准教授は、雨や雪といった降水粒子が地球のエネルギー収支を変調させる効果に着目し、気温・降水量への全球的・地域的な影響についてメカニズムレベルで解明することに成功しました。

 

 雲や大気中の微粒子は、太陽から地球に入射する「太陽放射」および地球から宇宙へ射出する「地球放射」を変調させる役割を持つことがよく知られていますが、降水粒子が持つ放射効果については未解明でした。これは、国内外ほとんどの数値気候モデルが降水を極めて簡素に取り扱ってきたことに起因し、降水粒子は放射に対して“透明”なものとしてモデル化されることが一般的でした。

 

 道端准教授が開発した、降水粒子を精緻に取り扱う世界最高水準の降水微物理スキーム“CHIMERRA”を用いることで、降水粒子が北極域の温室効果に顕著に寄与する役割を持つことが明らかになりました。


 本研究成果は、過去・現在・将来の気候を予測する国際プロジェクト「CMIP6」のモデルに共通して見られる、北極温暖化の過小評価バイアスを改善に導く可能性を示唆しています。北極気候の再現性は、日本を含む中緯度の異常気象にも密接に関わっているため、降水粒子の放射効果の導入により中・長期の気候変動予測の高精度化に大きく貢献することが期待されます。

 

 本研究成果は、2024年6月19日午後6時(日本時間)付で、Nature Partner Journalの国際学術誌「npj Climate and Atmospheric Science」に掲載されました。

 

 

図1.  気候システムにおける雲・降水粒子が持つ放射効果および地表面気温・降水量への影響を模式的に示した図。

 

 

図2.  降水粒子の放射効果を考慮した実験と考慮しない実験の差による(a)大気の断熱放射冷却の変化、(b)降水量の変化、および(c)地表面気温の変化。ドット域は95%信頼度で有意な差を示す。暖色系は正偏差(降水量増加(a, b)もしくは気温上昇(c))、寒色系は負偏差(降水量減少(a, b)もしくは気温低下(c))を意味する。

 

 

図3. (a)MIROC6を用いた降水粒子の放射効果の有無の差による北極域の地表面気温への影響、および(b)34のCMIP6モデルによる北極温暖化増幅インデックスの差異。

 

 

◆道端拓朗准教授からのひとこと

 気候変動予測に用いられる数値気候モデルには、様々な不確実要素があります。その最大の不確実要素の一つである雲・降水過程を大幅に高度化したモデルを開発したことで、従来型の気候モデルでは評価自体ができなかった降水粒子の放射効果の定量化が可能になりました。

 今後も気候モデルの物理過程を継続的に高度化し、日本発の高精度気候変動予測・環境変動予測の実現に尽力していきたいと思います。

 

道端拓朗准教授

道端拓朗准教授

 

 

◆論文情報
 論 文 名:Radiative effects of precipitation on the global energy budget and Arctic amplification
 掲 載 紙:npj Climate and Atmospheric Science
 著  者:Takuro Michibata(道端拓朗)
 D O I:10.1038/s41612-024-00684-4
 U R L:https://doi.org/10.1038/s41612-024-00684-4

 

 

◆研究資金
 本研究は、科学技術振興機構(JST)創発的研究支援事業(JPMJFR206Y)、JSPS科研費(JP23K13171, JP19H05669)、環境省・(独)環境再生保全機構環境研究総合推進費(JPMEERF21S12004)、文部科学省「気候変動予測先端研究プログラム」(JPMXD0722680395)の支援を受けて実施しました。

 

 

◆詳しい研究内容について
 降水粒子による日傘効果・温室効果を全球規模で解明~高精度な中・長期の気候変動予測の実現に期待~

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r6/press20240619-3.pdf

 

 

◆参 考

・岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(理) 雲物理気候学研究室

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/comets/

・岡山大学 理学部 地球科学科

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/earth/index.html

 

 

◆参考情報

・JST 創発的研究支援事業

 https://www.jst.go.jp/souhatsu/

 

 

岡山津島キャンパス(岡山市北区)

岡山津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

<研究に関すること>
 岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(理)准教授 道端拓朗

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-7884

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/comets/

<JST事業に関すること>
 科学技術振興機構 創発的研究推進部 東出学信
 TEL:03-5214-7276

 https://www.jst.go.jp/souhatsu/

 

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/


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    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

 

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