goo

石破首相、裏金問題を陳謝 「信頼取り戻す」所信表明演説

 


今からどれだけの公約を実行出来るか?乞うご期待!!🐵

石破首相、裏金問題を陳謝 「信頼取り戻す」所信表明演説

石破首相、裏金問題を陳謝 「信頼取り戻す」所信表明演説

衆院本会議で所信表明演説をする石破茂首相=国会内で2024年10月4日午後2時2分、宮間俊樹撮影

(毎日新聞)

 石破茂首相は4日、衆参両院の本会議で就任後初めての所信表明演説に臨んだ。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し、冒頭で「国民の政治不信を招いた事態について、深い反省とともに触れねばならない」と陳謝。「国民からの信頼を取り戻し、すべての人に安心と安全をもたらす社会を実現する」と表明した。一方、9月の総裁選で主張していた「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」構想や、在日米軍の活動ルールを定めた日米地位協定の改定には言及しなかった。

 裏金事件を巡って首相は「まずは問題を指摘された議員一人一人と改めて向き合い、反省を求め、ルールを守る倫理観の確立に全力を挙げる」と強調。「私自身も説明責任を果たし、さらに透明性を高める努力を最大限してまいることを固くお約束申し上げる」とも語り、理解を求めた。

 エネルギー政策では、「AI(人工知能)時代の電力需要の激増」に触れた上で、「安全を大前提とした原子力発電の利活用」をしながら「再生可能エネルギーの最適なエネルギーミックスを実現」する方針を示した。自身がこれまで取り組んできた地方創生は「成果と反省を生かし再起動させる」とし、交付金を「当初予算ベースで倍増することを目指す」と力を込めた。

 外交・安全保障政策では、日米同盟を基軸とする姿勢を強調。「防衛力の最大の基盤は自衛官」と指摘し、生活・勤務環境や処遇の改善に向け、あり方について関係閣僚会議で早急に成案を得ると表明した。拉致被害者の一日も早い帰国などに向け「私自身の強い決意の下で、総力を挙げて取り組む」と訴えた。

 経済・財政政策では「賃上げと投資がけん引する成長型経済」などを掲げ、岸田政権の路線を継承する姿勢を明確にした。加えて、最低賃金について2020年代に全国平均1500円を目指すことを改めて訴えた。

 女性活躍や女性参画を巡って「国民的議論を主導して制度改革を実現する」と語ったが、就任前に前向きな姿勢を示していた選択的夫婦別姓制度の導入には触れなかった。

 憲法改正は、首相在任中に発議を実現する考えを示したものの、国会の憲法審査会で「国民的な議論を積極的に深めていただくことを期待する」と述べるにとどめた。安定的な皇位継承も「立法府の総意」が取りまとめられるよう期待を示し、踏み込んだ主張は行わなかった。【樋口淳也】

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 焼きそばの「... ALS新薬を... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。