uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


拝啓ジェームズⅠ世(財務省)様

2020-05-14 08:25:15 | 日記
ジェームズⅠ世とは

イギリステュダー朝エリザベスⅠ世の死後
スコットランド王ジェームズⅥ(6)世が
イングランド王位を継承、ステュアート朝を開き
ジェームズⅠ世を名乗った。(在位1603~25)
王権神授説を信奉し専制政治を敷いた。




ジェームズⅠ世の主張

「国王はまさしく神と呼ばれてよい。
何故ならば国王は地上に於いて神の権力にも似た
権力を行使しているからである。

神は意のままに創造し破壊し、
あるいは形成し廃棄する権力、
生殺与奪の権力、すべてを裁き、
なにものにも責任を負わない権力を持っている。

それと同じような権力を国王は持っているのであり、
国王は臣下を形成し廃棄し、
取捨・生殺の権利をもち
全ての臣下のあらゆる場合の裁き手であり、
しかも神以外のなにものにも責任を負わない。

神は何を成し得るかを論じるのが
無神論であり冒瀆であるように、
国王は何を成し得るかを論じたり、
国王はこういういう事は成し得ないと
言ったりすることは、臣下の僭越であり
国王に対する侮辱である。」

ー1609年、1616年の演説からー



日本の財務省はまさに日本のジェームズⅠ世である。

その権力は内閣総理大臣安倍晋三首相を上回り、
首相が特別給付金を全ての国民に給付するとの発表の直後、
麻生財務大臣が
「給付には自ら手を挙げてもらう。」
との追加発表を行い、
明らかに給付の理念とは決定的に違う条件を付け、
首相の決定を覆してしまった。

それは一体何を意味するのか?

もはやこの国には国家元首である内閣総理大臣でさえ
抗えない強力な権力を持ち、
財務省の意向が、命令が、国民の基本的人権の上に立ち
生存権すら平気で脅かす存在になっていると云う事だ。
(麻生財務大臣の方が安倍首相より上と云っているのではない、
所詮所管大臣も彼ら官僚にとって
表の顔でありお飾りに過ぎない)


今このとき巷では、
経営する会社やお店の営業活動を封じられ、
若しくは職を失い収入の道を絶たれ
武漢コロナ禍が原因で住居を追われ、
借金に苦しみ、返済不能に陥り
自ら命を絶つものも出始めている。


この社会状況の中に於いて
国が差し伸べる支援の手、
一刻も早い給付が一人一人の命を救い、
明日の希望の糧になることの意味を
財務省は理解しないのか?
それとも最初から見殺しにする気なのか?

国民から絞り取った所得税や消費税を私(わたくし)し、
国民に還元する事より
国民の同意を得ず、独断で
国際社会に支援金・協力金をまき散らし
世界中にいい顔をするのにご執心な様子。


しかも誰からも責任を追及されることなく、
ジェームズⅠ世や藤原道長のような
我が世の春を謳歌している。


ここで彼らの失政・悪政の具体例を
コロナ対策で示したい。
ネットの記事からの引用(転載)である。




マイナンバーカードが邪魔・・・一律10万円「電子申請」大失敗


全国すべての人に一律10万円を配る
「特別定額給付金」の個人向け申請書が
5月から郵送される市区町村は多いが、
この申請書がなくても
自宅でオンライン申請が「迅速に」できる。
ただし、それにはマイナンバーカードだけでなく、
カードを読み取るためのマイナンバーカードリーダー
またはスマートフォン、
そしてマイナンバーカードの暗証番号が必要だ。

 しかし、このような端末を持ち、
暗証番号を覚えている人はどれだけいるのか。
実際には暗証番号を忘れた人が役所の窓口に押し寄せて、
長時間の待ち時間に加えて「3密」を生み出し、
大混乱が続いている。このオンライン申請について、
政策の失敗はなかったのか。

 ICT(情報通信技術)政策に詳しい
元衆議院議員の村井宗明氏に、マイナポータルの実情を聞いた。

「今回の給付金は「マイナポータル」への
登録が必要とされています。
マイナンバーカードを持つだけでは足りず、
さらにカードリーダー機もしくは
特定スマホ用のアプリでの登録が必要とされています。
第1段階のカードの取得者は14%でも、
第2段階のマイナポータル登録者は
1年前で1万8500人だけで全人口の0.01%を切っています。
つまり、カードを取得した14%のうち、
ほとんどが登録できていません。
その上、84%は、マイナンバーカードの
所有すらしていない人たちです。
それ以前にスマホやPCを持たないお年寄りもいます。
そもそも、年金受給者に対しては
登録している金融機関の年金の口座に振り込めば済む話です」

■心が折れそうになるアプリ

 年金受給者に限らず、
これまでも子どものいる世帯主には
児童手当なども定期的に振り込まれている。
その仕組みを利用すればよいのではないか。

 総務省はマイナンバーカードの
普及にしか目が向いていないようで、
5月下旬からはマイナンバーカードの
代わりの証明書として使われる
「マイナンバー通知カード」の新規発行が廃止される。
この通知カードも、住所など記載事項を変更してしまうと
マイナンバーカード代わりの証明書として使えなくなる。
マイナンバーカードへのさらなる誘導が行われる予定だ。

 記者はマイナンバーカードを持っていないが、
どこまで手続きを進められるのか、
試しにスマートフォン(アンドロイド)に
「マイナポータルAP」(内閣府番号制度担当室)
のアプリをダウンロードしてみた。

 これは簡単だ。
しかし、アプリを開こうとすると
「NFC機能を有効にしてください」という表示が出た。
知ってはいたが、記者は使ったことがない機能だ。
この設定には暗証番号が必要だとなって、
この段階で早々と挫折し離脱した。

 ちなみにこの内閣府アプリの評価は、
5段階で2.3とかなり低い。最近書き込まれたコメントも
「心が折れそう」
「マイナンバーカードの読み取りがうまくいかず」
「読み取り作業が大変な作業でした」などの苦情が目立つ。

■経産省は迅速化に対応

 一方、経済産業省が所轄の
中小法人・個人事業主向けの「持続化給付金」の申請はどうか。
PCやスマホを持っていれば申し込める。
たとえばスマホからは
「経済産業省 新型コロナ 事業者サポート」の
公式LINEアカウントから申し込める。
ここでは4つの写真を撮ればいい。

(1)2019年分の確定申告書類
(2)売上台帳などの帳簿
(3)口座通帳
(4)顔写真のある身分証明書

 これらをスマホのカメラでの撮影して
LINE の申し込みフォームに進めばいい。
迅速化優先で入り口のハードルが低いといえる。
ちなみにLINEは千葉県市川市と組んで、
マイナンバーいらずの
住民票オンライン申請の仕組みも構築している。

 同じ国の行政機関で
電子インフラの活用にばらつきが生じている。
善かれ悪しかれ民間企業のLINEがダウンロードで
8000万人を超え社会的インフラになりつつあるなか、
総務省が普及できないでいる
マイナンバーカードに固執したことで、
素早い給付を求める人はむしろ困っている。
政府は一刻も早く実情に即した選択肢を用意すべきだろう。

(取材・文=平井康嗣/日刊ゲンダイ)




・・・だそうです。


因みに私も2度目の挑戦で
特別定額給付金のオンライン申請を行いました。

一度目は記事の例の通り
暗証番号を忘れ、数度の失敗から
パスワードロックの憂き目に会い、
市役所に出向き
暗証番号の再設定を済ませ
再挑戦した。
その結果一連の行程はクリアできたが、
「これで申請作業か総て完了です」
とのメッセージは出てこず
あれ?と思ったがネット上では確認できなかった。

仕方ないから市役所の担当部署に
電話で確認しようと思ったが
誰も受話器を取ってくれず。

今日改めて確認電話を入れようと思う。

私の感想。

極めてお粗末!



ううん、残念!!
















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2 コメント

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Unknown (sato0120121)
2020-05-18 05:21:39
そういえば、日本の政治ってイギリスにならったモノに、戦後、決めたんじゃなかったでしたっけ?
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Unknown (uparupapapa )
2020-05-18 09:34:37
@sato0120121 コメントありがとうございます。
おっしゃる通り戦後の日本の政治体制はイギリスを模倣したものですね。
日本を占領したアメリカの占領軍「GHQ」が憲法を含め、日本人の精神構造にまでメスを入れました。
私がジェームズI世の言葉を引用したのは、イギリスが民主国家に発展する前の独裁者の憎々しい傲慢な考え方に興味を惹かれていたからです。
私自身、ご訪問いただい沢山の皆様のblogを拝見し、その多様な世界から価値観や世界観を学び、見聞を広げたいと思っております。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
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