劇団扉座 応援しちゃう?!

ワタクシが、劇団扉座を個人的に応援するブログです。

出たっ!百鬼丸新CM!キタキツネ編

2009-06-29 21:04:44 | 百鬼丸

出た~~~! いえ失礼、ついに横内さんの登場です

さて、今回は「キタキツネ」編。

もしや・・・と、思ったら。   やっぱり出ましたね・・・奴らが

横内さんも、とにかくもう、「明るく楽しい」を前面に出して頑張っておられますね

http://www.youtube.com/watch?v=XC4KCNTK5P4

百鬼丸CM、一体何編まであるんでしょうか?楽しみです

 


百鬼丸CM番外編 犬さんと行く厚木市文化会館への旅2009

2009-06-27 21:44:16 | 百鬼丸

おっと、札幌公演中と思って油断(?)していたら、百鬼丸CMがUP!!されてました。

おおお! あつぎだ~~~~~~~  (あの日ですね。あの日。)

私、今日もココを通って行って帰ってきましたよ。

CMタイトルは「犬さんと行く厚木文化会館への旅2009」・・・

旅?・・・そうね。遠いですよね。都内から。

前編、後編?・・・そうね。遠いですよね。駅から。

遠くから行かれる方、犬さんの言うコトを(←「逆に?」じゃないよ)

よ~く聞いて、辿り着いて下さいね。

前編

http://www.youtube.com/watch?v=xbyuimWEvlQ&feature=related

後編

http://www.youtube.com/watch?v=qWEAvRnPH5g&feature=related


扉座ファンのアナタに是非!

2009-06-26 20:05:39 | つぶやき

扉座に関係ないけれど、是非、扉座ファンのアナタにやっていただきたいことが

ソニーのブルーレイ「おまかせ・まる録」のスクリーンセーバーって、ご存知ですか?ちょっと話題にもなってるみたいですが。
パソコンの方は、まずインストールして下さい!もちろん無料です。
ココへ
http://www.sony.jp/bd/ss/

それでですね、インストールできましたら、気になるワードを入れる部分に、モチロン、「劇団扉座」と入力して下さいませ

これで準備完了。

・・・暫く放置しておきますと・・・

劇団扉座に関するデータを勝手に拾ってきてですね、それをもう、

あんな風に

こんな風に

そんな画像も

とにかく、とにかく、勝手に画面が「扉座」で埋め尽くされ、めまぐるしく色々な情報が飛び交っちゃうんです。

コーーーーフンです。

もちろん、キーワード次第で中身は如何様にもなる訳なので、お好きな役者さん一人に絞るもヨシ

とにかくね、やってみて下さい。お勧めです
ソニーの回し者じゃないですから。(ん?チョッとだけ回し者かもね

百鬼丸札幌公演はどうなってるのかなぁ。気になります。
劇団員さんブログだと、北海道の味覚は堪能しているようですね(笑)


今日は、六角さんの・・・

2009-06-24 22:34:32 | 劇団員さん情報!
今日、24日は、六角精児さんのお誕生日です!

とはいえ、私、扉座ファン歴が浅いので、六角さんを直接お見かけしたことは
ありません

先にテレビで知っていて、後から扉座の方だとわかったくらいで・・・

それにしても、最近のご活躍はスゴイですねぇ。

益々、ご活躍になりますように。

そしてまた、扉座にもどってお芝居をされる事があるとと嬉しいなぁ。

山中さんみたいに。

なにはともあれ、六角さん、おめでとうございます

・・・と、こんなところで、ひっそりとお祝いしている者もいます。

観ちゃった!「百鬼丸」 美浜 ゲネプロ!

2009-06-24 13:15:01 | 百鬼丸
遅くなりましたが、6月20日(土)に千葉の美浜文化ホールまで
「百鬼丸」の公開ゲネプロを観に行きました

いやあ、遠かった。でも、やはり、素晴らしい作品でした

もう、私を何回泣かせる気なの?というくらい泣きましたよよよよよ~~~~
化粧なんて流れ落ちました。いやもう、気にしないそんなの。

何から伝えたらいいか・・・でも伝えちゃいけない気がする。

アナタのその目で見なきゃいけません


だって、各キャストの皆さん、魅力満載(?)魅力全開ですからっ
「きゃ~~~っス」とか
「かわいい・・・」とか思いつつ、
脚本と浄瑠璃の哀しさにシビレつつ、また役者さんの演技に引き込まれて
心をつかまれて揺さぶられ、コミカルな演技に笑い、その上、泣かなきゃならない
んですから、観る方だって、大変な力の入りようですよ?!

それから!楽器隊にも注目だし!!
役者さんなのに、あの上手さカッコ良すぎです。
1回くらい、楽器隊だけ観る回があったっていい位。
よく見てると、本当にコッソリ、入れ替わり立ち代り、役者さんがやってます。
そっと座って、「チョワ~ン」てやって、すぐ引っ込む方もいたり。面白いです。

そんなこんなで、見どころがありすぎて、ありすぎて。
観終わったら、しばし脱力です。できれば、しばらく余韻に浸りたい。
仕方なく・・・すぐ立ちましたけどね(笑)



近くに、扉友(とびとも?←勝手に命名)さんを発見!
先日のブログライター会見でお近づきになった方です。
(むふふ。お仲間になれて嬉しい)

次は、厚木でお会いできそうです。楽しみ

あ!それはそうと、百鬼丸CMがまたUP!美浜の舞台裏ですよ!
この拍手の中に、私の拍手も入っとります!!

http://www.youtube.com/watch?v=F9rFAZtirCM

あなたも、是非、その目で!!!

・・・今頃、扉座の皆さんは札幌ですねぇ。
いいなぁ。行きたいなぁ。もう1回見たいなぁ。
沢山、沢山、お客さんが入るといいなぁ。
観ちゃえば、絶対、「観てよかった」と思うはずだもの。



百鬼丸 美浜 ゲネプロ!

2009-06-21 00:32:34 | 百鬼丸
千葉の美浜まで、百鬼丸のゲネプロ見学に行ってきました!!

もう、予想通り、ハンカチが手放せない私でした。

さて、舞台の素晴らしさについては、改めてお伝えするとして、

今日、お知らせしたいのは

「プログラム」

これがアナタ、すごいんですからっ

その名も劇団扉座責任編集版「手塚治虫O(On-DEMANDS)マガジン」

雑誌ですよ、これは雑誌!224ページもあるんです!


マンガ「どろろ」と公演プログラムが合体!?

扉座役者名鑑素敵な写真満載!きゃ~っ

座長、かく語りき横内謙介ロングロング・インタビュー

20世紀&21世紀扉座上演史

などなどの文字が躍っています!

タマラナイ内容でテンション

これはも~う、買うべし買うべし買うべしっです。

あ、1500円です。書店では、買えません!

マンガ「どろろ」が大きいサイズで読めるのも、たまらなーい

ちなみに、裏表紙はコチラ!

百鬼丸CM第3弾! がん平、母と語る編

2009-06-18 00:20:21 | 百鬼丸
百鬼丸CM第3弾もUPされましたね!!

しかし、なぜ、がん平さん?

いえ、久々にお目にかかれて、そりゃ~~~嬉しいですが

しかも声でかっ!(笑)がん平さんですもんね。まーね。

でも、なぜ、がん平さん?(笑)


http://www.youtube.com/watch?v=Jx2yZNh8Hj4


しつこいですけど、横内さんは今回、CMには登場されないんですかねぇ?(笑)


さて、明日はいよいよ、美浜の小屋入りだそうです

いよいよですよっ!いよいよ!! 鼻息荒くなるわフーン

CM 第2弾!明るく楽しい百鬼丸!!

2009-06-15 22:37:59 | 百鬼丸
皆さん、見ましたかっ
Youtubeに百鬼丸CMの第2弾がUPされてましたよ~~~

今回は、岡森さんと有馬さんが登場。それから楽器隊の皆さん、妖怪の皆さんです

その名も、「明るく楽しい百鬼丸!」
見たらもう、ニッコニコでした。本当に楽しい仕上がり
ぷぷぷっ!妖怪まで、愛らしくさえ・・・

もう1回見てみようっと。

ではでは。

http://www.youtube.com/watch?v=mM3zDJBCHNk

あ!横内さんは、まだ出ていらっしゃらないのかなぁ~。

さぁ、皆さん、ご唱和を!

2009-06-15 00:00:26 | 百鬼丸
ここまで読んでくださったあなたありがとうございます。
感謝です。もうすっかり、あなたも扉座ファンですね?
百鬼丸、行きたくてたまらなくなりましたね?ね?ハイ

ここから読まれた方も、ドンドンさかのぼってお読み下さいませっお願い致します。


さて、タイトルの件ですが、今回、横内さんの強くおっしゃりたい事を、お伝えしますので、
皆様、よろしいですか?シッカリ、ご唱和下さいませ

頭に、たたき込んでくださいませね。

いきますよっ

 浄瑠璃は、暗くない ハイっ!「・・・浄瑠璃は・・」 声が小さいっ!もう一度、ドウゾっ! 

   「浄瑠璃は暗くない!」 はい、素晴らしい!その調子で。

 浄瑠璃は、眠くない
   
   「浄瑠璃は眠くない!」

 浄瑠璃は、難しくない
   
   「浄瑠璃は難しくない!」

 浄瑠璃は、楽しい
 
   「浄瑠璃は楽しい!」

 浄瑠璃は、ROCKだ!(by岡森さん)

   「浄瑠璃はロックだ!」

はいっ皆様、よくできました。ありがとうございました

理解できましたか?心から?
残念な方は、もう一度頭から、お願いします。繰り返しましょうね。

さて、頭に入りましたら、百鬼丸を観に行きましょう!!!

まだチケットがない方は、即刻、チケットゲットです
いーそーいーでーーーーー

「百鬼丸」ブログライター会見!その12

2009-06-14 23:58:53 | 百鬼丸
さてさて、自分でも驚くほどに怖ろしく長いレポートになりましたが

会見最後は、写真撮影と、「囲み取材」という名の歓談でした。
写真は、後列、川西佑佳さんが、下向いちゃいました。ごめんなさい佑佳さん

写真撮影終了後に気になったのが、皆さんがお持ちの名前のプリントされた紙。
すかさずもらって、サインを頂いているライターさん発見。
役者さん一人1枚限定?なので、静かな争奪戦・・・?
私もしっかり頂く。だって、そのままにしたら、捨てられちゃうんですよ
大事な役者さんの名前(の紙・・・だけどね
捨てられません!

歓談中に、アバンギャルズに狙いを定めサインGETしました~~

お三方とも、まだまだ戸惑いながらサインを(笑)
安達雄二さんのは、いつもは漢字で「安達雄二」と書くそうで、今回は横文字でレアもの(笑)

ふと、気づいた上土井さんのサイン・・・

「この『あ』って・・・あ・つ・し?」(笑)か、かわいい~~~~~あはははははは!

それにしても、お三方、もう人気があるんですから、そろそろちゃんとしたサインを決めないとね!
っと、余計なお世話な事をおもったりする私(笑)
ありがとうございました。大事にしますね

ちなみに有馬自由さんは、こんなサイン。

さすが、書きなれていらっしゃる。素敵。
これは、有馬さんファンのお友達へのお土産です。喜ぶぞ~きっと!

そんな感じで、楽しいひと時は過ぎ、会見終了。
皆さんに見送っていただき、稽古場を後にしました。



おやつに頂いた、タピオカ入り白い鯛焼き。これは抹茶生地に餡入り。おいしっ。ご馳走様でした



帰りに頂いた、百鬼丸ポスター。

さりげなーーく、表が外側に巻かれていました。
電車内で持っていると、視線を感じて・・・私もさりげなーく、ポスターの角度を回して、
「扉座公演」の文字を向けてみたり(笑)

赤星さんに言われたとおり、百鬼丸チラシを「うっかり」落として拾いながら
拾うのを手伝って下さった方に、
「あ、こんなのありますので、ドウゾ・・」ってちゃんとやりましたよ!




           




           ウソですごめんなさい。



しかし、まるで初めて見るかのように、チラシをじ~~~~~~~っくりと
読んでみたので、私の周囲数名の目には入ったはず。(しめしめ。ニヤリ)
ささやかな私の宣伝活動でした。(笑)

長々読んでくださった方、本当にどうもありがとうございました。
感謝します。

是非とも、新浄瑠璃 百鬼丸、ハンカチ握って観に行ってくださいね






「百鬼丸」ブログライター会見!その11

2009-06-14 00:30:17 | 百鬼丸
山中崇史さんのお話(サービス?)の続きです。

山中さん
「もう一つ、準備している物があるんですけども、披露していいですかね。
僕、このお芝居でですね、特殊な下着をはいております。「もっこ」と言いましてね、
あれどこ?はいてきちゃった?アレ?あ、ここだ!(ポケットから出てくる)」

有馬自由さん「着替えんのっ

山中さん「いやいや・・」

有馬さん「あービックリした。」(笑)

山中さん
「フンドシみたいな、こういう形をしてます。」


これは、葵太夫にいただきまして、葵太夫は、公演の時にこれをはいて、義太夫を・・・

横内さん「コレだけじゃないよ?(笑)上に袴とか、ちゃんと着てるよ!」(大爆笑)

(再び山中さん)
何で僕がコレをはく事になったかと言いますと、初演の稽古でアドリブでパンツ一丁になったシーンがありまして。
その時にパンツで芝居するのも、なんともーーなんとなく、ヤダなぁと思って、何か昔っぽい
下着がないかなぁと、葵太夫に話したところ、「あー、じゃあ良いのがあるよ。これをあげよう!」と言われて
「もっこ」というのを頂きました。
これはですね、どうやってはくかと言いますと・・・

まず、こうして・・ ゴリ(藤本貴行)さん、モデルにされる。


こうして・・・・   (じっと見守る一同)

出来上がり。

こういう感じになるんですね。これは、ひっじょーーに、はき心地が良くてですね、
あのー、自由なんですね。中で。
男性しかわからないかもしれませんけど、すごく中でFreeな状態になるので

・・・・ちょっとしゃがんでみようか。
(と、ゴリさん しゃがまされる。)(私、自制心が働きシャッター押せず!)

こうやって、しゃがんで芝居をしていたりする時に、あまりにもココがFreeなために、
『ここから出ちゃってんじゃないかな』と思う時があるくらい。
これ、非常にFreeな状態になるこの「もっこ」。
これがハマリまして、これをはいてやってるんですけども、フンドシをはいているのかと
聞かれたことがあるんですが、これ、売ってるそうです。浅草で。

何で、「もっこ」かというと・・・こういうのに岩などを乗せて2人で運ぶのに使ったのを
「もっこ」と言うんだそうです。」

「縄を網のように編んで、四隅に綱をつけたもの。土などを運ぶのに使う」三省堂国語辞典より

横内さん「『もっこ担ぎ』とか言うね。」

山中さん「そういうわけですね。」

一同「おーーーー。」

「もっこ王子!」と言う声が飛ぶ。(笑)

山中さん「嫌だなぁ。もっこ王子?」(爆笑)


以上が質疑応答、楽しい楽しい山中さんの大サービスでした
時間がおして、司会の赤星さん、ちょっと慌て気味。(会見の後、稽古があるらしい)






「百鬼丸」ブログライター会見!その10

2009-06-13 23:57:30 | 百鬼丸
さてさて、最後の質問者は・・・ナンと!鈴木里沙さんです
今回は、「ピーターパン」出演のため、残念ながら百鬼丸には出演されない里沙さんですが、
会見をそっと(?)見守っていらっしゃいました。(田島幸さんも同席されていましたよ)
その里沙さんが、発した質問とは

Q.鈴木里沙さん
「(山中)崇史さんに質問なんですけど、約3年か4年ぶりに劇団に出演されるというコトで、
今日もなんか、スーツ着てヘンな奇をてらってるみたいな格好で・・・(大爆笑)

あの、崇史さんは3年間、忙しい忙しいと言いながら、劇団にも顔を出さず、
(TVドラマの)「相棒」には出てるんですけども、他に何やってるのかなぁと
思ってたんですが、実際、何やってたんですか?」(またも大爆笑)

A.山中崇史さん
「えー、私は私なりにまぁあのぅ、お仕事はしていたんですけれども、だからって
常にやはりお仕事してきた訳ではありません。
お仕事ないときもありますのでね。

 (「はぁ、」「ええ、」と素っ気無い相槌をする里沙さん。)

そういうときには、なるべくお金を使わないように、家でじっとしていたり(爆笑)
まぁ、己を鍛えるといいますかねぇ。本を読んでみたりしてました。
けれども、決してサボっていたわけではありません!」

里沙さん
「全然、劇団にも顔出さなかったりして、今日も(腰に)木刀差して、
何したいかよくわかんない感じで・・・」(大大爆笑!)

山中さん
「いやあの、この木刀はですね、こうやって暑い中(ブログライターの)皆さんに来て頂いて
僕達ここに座って・・・
僕、一度、そのライター側で質問をするほうに回ったことがあるんですけども、
去年の夏、サボっていた時ですかぁ(笑)
あまりにもちょっと、劇団員側に何もなさすぎるんじゃないかと、ちょっと思って
いたんですね。

(「ほーー」と周りから声)

これは何かしらやっぱり、普通に座って質問してもらうだけだからいいんです、というような事では
イカンじゃないかなぁと。
何かしら喜んでもらわなきゃいけないというか、サービスしなきゃいけないかなと思って
まぁ、木刀を差してしまったという事ですね。」

里沙さん
「じゃ、何か面白いことをやってくれるって事ですか?」

山中さん
「・・・はい、やりましょう!! (拍手パチパチ

えー・・・何をどうすれば、いいかなぁ・・・。
えー・・・じゃ、ワンシーンを。百鬼丸のワンシーンですね。

・・・・えー、実はこんなの(木刀)差さないです (大大大爆笑

えーとまぁ、どろろは泥棒なので、こんな感じなんですね(笑)

こんな感じでこう、こんな風に歩いてます。」

  横内さん「子供、怖くて泣いてるじゃん!」(今回はちーっちゃいライターさんが2人いました)

(山中さん、子供に向かって、かん高い声で)
「うわぁ~~~~~ЯкШ*#☆□○(解聞?不能・・・)
   大根だぞ~~~  おいしーなーー

・・・・・こんな感じです。」(またも大爆笑)


愉快な山中さんです(笑)   


「百鬼丸」ブログライター会見!その9

2009-06-12 00:06:24 | 百鬼丸
質疑応答の続きです。

Q.「どろろ」というマンガを浄瑠璃で語るという発想が、想像したらゾクッとしたのですが、
そこはどういうところから、結び付けられたのでしょう?


A.横内謙介さん
「『どろろを読め』と。最初にこれは珍しく、うちの演目でいくと何をやるのとかは
自分で考えているんだけど、これについては手塚プロと赤星君が、どこかで話してきて
『これ、芝居になんないですかね?』と持ってきたんですね。
子供の頃アニメでやってたんで、どろろは知っててわかってたつもりだったんだけど
原作を初めて読んだんですよ。
その時に、なんでそもそも、その肉体が48ヶ所魔物に奪われて生まれてきたのかとか、
そういう理由が全部ついている。

その部分というのがものすごく、説経節(日本近世初期の語り物文芸)
「小栗判官」(伝説上の人物であり、またこれを主人公として日本の中世以降に伝承されてきた物語)
とか、「山椒大夫」とか。
スーパー歌舞伎で「オグリ」っていうのを猿之助さんがやってるのを観てたりしたんで、
高貴な王子様が捨てられて、苦しみの挙句、ちゃんとした王子様になる、なんていうのが
大体、仏教説話と共に「貴種流離譚(きしゅりゅうりたん)」という形で、
全く手塚治虫さんが、それを使っているっていう事がわかったわけ。

何か古い物語のテイストだなと思って、こっちをたよりにしていくと演劇になったとき
ちゃっちくないぞ、と。この匂いを何とか上手く入れたいなと。
しかもただウチの劇団員が時代劇っぽくやればやる程、大変になる。お金もかかるし。ズラだの衣装だのって。
で、プロデューサーとしては、それは避けたいというのと、僕かたっぽで歌舞伎一座とつきあってると
本物の歌舞伎役者を見てると、この真似をあんまりしてもしょうがないって。
やればやる程、僕らのやる時は、違うやり方でやりたいなと。
直感的にジーンズで出来たらいいなと思って。ユニクロも流行り始めて安いジーンズで。
でも結局、買い与えずに自前で持ってこいって話になって、未だにそのシステム。(笑)

そういうような事もあって、古い言葉がいいなと思って、でもまさか浄瑠璃がですよ?作れると思わなかったです。
浄瑠璃なんか出来たら良いなと思って・・・ここは葵太夫との出会いが大切なんですけど、
「浄瑠璃って出来るんですかね?」とそんな素人の質問してみたんですね。
そしたら、(葵太夫が)「できると思いますよ。むしろやってみたい。」と言われて。
「ちなみにどうやったら作れるんですか?」と言ったら、
(横内さん、ここで葵太夫の渋い声を真似て)
「とりあえず七五調になっていれば。あとは如何様にでも私がご用意します。」
みたいな話だった訳。そうか、七五調か!と思って。
だから創作浄瑠璃ですから、僕が作った言葉にお師匠さん(葵太夫さん)がちょっとそれっぽく
ところどころ、言葉も直してくれたところが味わいになっているんですけど、ちょっと古い言葉とかね。
浄瑠璃っぽい言い回しとか。
どろろを舞台化する為の、僕なりの手がかり。でも唯一の手がかり。
後は、現代っぽくやってる。 ・・・答えになってる?」

質問者「素晴らしいと思います!。」


・・・実はコレ、私が質問しちゃったのですが、最初にグワっと難しい言葉が出て来て焦り、
そして長くなりそうなので、(やっちまった?)と思いましたが(笑)
どんな風に浄瑠璃と結びつき、どんな風に百鬼丸の浄瑠璃が出来たのかがわかり、満足しました
横内さん、熱心に答えて下さってありがとうございました。
私がこんなこと言うのもナンですが、やっぱり流石です


「百鬼丸」ブログライター会見!その8

2009-06-11 23:58:40 | 百鬼丸
次は、質疑応答です。ナイスな質問も飛び出しましたよ

Q.もし、皆さんが魔物に体の48ヶ所を取られてしまったら、最初に取り戻したいところは?

A.
高木トモユキさん目  上原健太さん口  
江原由夏さん(悩んでいると、赤星さんが「お腹!」(笑))えー・・・口?食道 (一同爆笑)
串間保彦さん目  安達雄二さん足(さすが「タップ野郎!」←と言われているそうです(笑))
川西佑佳さん鼻  栗原奈美さん
小嶋喜生さん胸(赤星さん「元からナイ!」←ひどいっ)
鈴木崇乃さんおいしい物を早く食べたいので、口
上土井敦さん上腕二等筋
(確かドリル魂の会見でも、その筋肉を鍛えて公演に臨むと言ってました。そんなにこだわりの上腕二等筋?)
新原武さん目  藤本貴行さん耳  鈴木利典さん
杉山良一さん目  中原三千代さん目  有馬自由さんえぇっ・・・手(笑)
岡森諦さん舌、味覚  平栗あつみさん目です。強いて言えば若い頃の眼球(爆笑) 
岩本達郎さん感覚的な物を先に取り戻すと辛そうなので、内臓
累央さん目 稽古で目隠しをしているのですが、見えないことのストレスが・・
高橋麻理さん目  犬飼淳治さん脳 (爆笑)  山中崇史さん
横内謙介さん脳(納得です!)


Q.新浄瑠璃というと敷居が高い感じですが、岡森さんブログで「ロックだ!」と書いてあり、
そう思ったら楽しくなったのですが、他の出演者の皆さんは、どんな風に感じますか?
何か例えられる物がありますか?

赤星さん「浄瑠璃をどんな風に感じましたか?若い人に答えて欲しいですね。」

A.安達雄二さん
「浄瑠璃の隊長みたいのになって皆で稽古しているのですけども、初演の時は出来なかったんですが、
葵太夫さんに来ていただいて、やっている時に、僕も浄瑠璃ってやっぱりちょっと
敷居の高いイメージがあったんですが、目の前で実演されると「稲妻」のような、もう、
ぶるぶる震わせてやっているのに惚れ込んでしまったんで、そういう意味じゃ「雷鳴」のような感じで
「ロック」っていうのは、本当にそうだなと感じました。

Q.それは、音響的なことだけじゃなくてですか?

A.安達さん
「痺れるとおもいます。普通に現代劇の表現を飛び越えて、
『こんな言い方もあるのか』っていう部分もバンバンきます。」


A.江原由夏さん
「私だけかもしれないんですけど、若干、身体的に汗をかきやすいんですが(笑)
『スポーツ』って言ってもいいのかな、という位。
私も一緒に竹(浄瑠璃隊)をやっているんですが、「言葉」っていうイメージが強いと思うんですが
すっごく全身を使ってやっている感じで、気づいたら汗が垂れていたりとか。
色々、お師匠さんが教えて下さっている時も、動くから眼鏡は外すとか・・・
こんな眼鏡なんかつけたままやったら、そこらじゅうに吹っ飛ぶくらい。
すごい内面から来る運動量っていうのが、すごいですね。
やり終わると、ちょっとスッキリするみたいな感じがします。

赤星さん「異種格闘技みたいですね」


「百鬼丸」ブログライター会見!その7

2009-06-11 20:12:07 | 百鬼丸
横内さんのお話の続きをドウゾ。

「でも実は、言ってみれば妖怪退治の話で、ヒーローが悪者をやっつけていく話になってるんで
そういう意味では、そんなに小難しく何かを、全てやっているという訳ではないんですね。
その辺のところを是非、この楽しさをどう伝えればいいかという事は、後はもう
僕達の顔の表情かなんかで(笑)表現していくしかないかなと、この場ではね。
観ていただければわかると思うんですけど、深刻な感じの前衛劇やってるっていうか、
あんま客なんて来なくていい、みたいな雰囲気だけは止めたいなと。
楽しく愉快にやってるぞ!とメッセージしたいなという風に思ってます。

そこら辺を、札幌でも福島でも、『暗くないですから。眠くないですから。』と、もうニッコニコの顔で(笑)
出来れば利口ぶって、こういう講演とかやりたいんですけども、ニコニコ筋使いまくりで
やってきましたんで、その辺、是非皆さん、ご協力いただいて、
百鬼丸は暗くもないし、面白いぞ!と。
だけどマンガもかなり深めていることは確か。

みんな、映画よりも面白いって!(笑)サイテーでも。

赤星さん「某アニメプロダクションの方が言ってました!」

(再び横内さん)
ま、全然違うものになってますから。
どろろがなんせ、柴崎コウ山中崇史ですから(笑)
これは是非、見どころにしていただて。という風に思います。」

山中さん「友人に、どろろを演るって言ったら、『女の子の役?』って言われました」(笑)


みなさま、横内さんの熱い思い、受け取られましたでしょうか?
もともと、このお話、20分ほどありました。
そういえば、この日の横内さんは、いつもより何だかニッコニコでした