観てきましたよ!トンカツロック!!!@中野テアトルBONBON
この舞台は、去年の「東京サンダンス」同様、文化庁と公益社団法人 日本劇団協議会が主催の
「日本の演劇人を育てるプロジェクト」で選ばれたもので、今年は演出の田島幸さんが育成対象者です。
幸さんは、昨年出産されてお仕事をお休みされていましたが、これが復帰第一作です!
おかえりなさい幸さん。復帰おめでとうございます!
子育てと演出家。時間が不規則になりそうな演劇の世界のお仕事との両立は、とても大変そうですが、
幸さんなら、きっとマイペースで頑張り乗り越えちゃうんでしょうね。きっとカッコイイお母さんになるはず。応援してま~す。
そんな田島幸さん演出の「トンカツロック」
劇場へ行く前にトンカツバーガーで腹ごしらえして(先取り!)、ロケンローな気分で行きましたウキウキ
一言でいうと、好きな世界でした。
パンフには、「90年代の設定を現代に」と書いてありましたが、昭和のホームドラマのような、懐かしくて、人情あふれる温かくて熱い舞台でした。
主演の鈴木利典さんが、青森出身のトシさんが、生粋の江戸っ子店主になってました!!
すごくカッコ良かった!! 演技も上手で(改めて痛感)、歌も上手で、ホ、ホレテしまったわ・・・キャ~~~っ!!
そしてトシさん、働きものらしい、しっかりとした とても良い手をしてらっしゃる!(←相変わらず手フェチでスミマセン)
そんなところも見えるのが、小さな劇場の嬉しいところ。
海児さんも、手が細長くて良かったな~~~。
・・・・て、違う違う!手の話じゃなくて!!
ウザいほどに熱い+ちょいボケ=海児さん という役のピッタリさ。今回は海児さんに泣かされました。
うん、良かった。
それから、重要な役どころだった、橋口充さん。見たことあるよ・・・研究生だったよね?(さっき確認したら、15期で塩屋愛実さん、藤田直美さんと同期だった)スゴイ体していて、体当たりの演技でした。(実際にボクシングされてるのかな??間近で見ていてすごかった。)
またバンドマンの野田翔太さん。髪もオレンジっぽく染めて、カッコ良かった。ひゅ~ひゅ~!緑のブーツもいいねぇ。堂々とボケるアノ感じ、とってもいいね、翔太カラーが出てきたね。ふっふっふ。これからが楽しみです。
犬飼淳治さん。やっぱり淳治さんがいると、お芝居が安定して、安心する面白さ。
次は女子いってみよう!
江原由夏さんと鈴木崇乃さんのコンビが、いかにも下町の商店にいそうな、聞きたがりやで言いたがりやで、問題が起きるといつの間にかソコにいる感じの人物で面白かったなぁ。好きだな、あの感じ。
江原さんは、ヘラを持っていてお好み焼き屋のおかみさんかな?と思っていたけど、もんじゃ屋だそうです。いやはや失礼しました。
お団子頭で、全体的にまあるくって、温かくて可愛いおかみさん。ウクレレ上手なご主人と息の合った夫婦で良かったな。
崇乃さんは、前髪をくりんと内巻きにして、昭和チックなお洒落の美容師さん。いいキャラでした。
びっくりしたのは、比嘉奈津子さん。去年のサンダンスでは、田舎から出てきてあか抜けないけど、真っ直ぐで可愛そうなくらいひたむきな女性だったのだけど、今年は、金髪で逆毛立てて胸元や太ももも危険!な衣装のケバいギャルになってました。
でも、役はひたむきに彼を支える良い娘。ジンとくるセリフもあり。それにしても、何を着ても可愛いのねぇ
藤田直美さんも、これまたお化粧でかなり雰囲気の変わる役者さんだと思うのですが、今回は仕事のデキル女で颯爽として礼儀正しい役。
やっぱりそれも可愛いのよねぇ
最後に塩屋愛実さん。中学生の役でしたが、不安定で複雑な年頃の感情がよく表れていたなぁ。彼女の目の演技はスゴイと思います。
はぁ~~。また一気に書きたい事を書きたいだけ書いてしまったw
今、とても幸せな気分です。そんな舞台。
心が満足した良い気分で、お腹も満たしちゃおうかな~!
「すみませ~ん。とんかつ、ロース。それからサダラと~、コーラーと~、ひげロックと助ロックお願いしまーす。」←舞台セット内ネタバレw
あ!トンカツロックは、12月14日(日)まで!!もう一回観たいな~~~~~~~~~。