面白かった。
２時間２５分という長尺だけど、中だるみすることは全然なく、
逆に「あれ？もう終わっちゃうの？」みたいな感じだった。
萬斎さんあっての作品だと思うので、萬斎ファンの私としは、それだけでもう満足なわけだけど
それを差し引いても、楽しめる映画に仕上がっていると思う。
公開中の映画なので詳しくは書けないけど、萬斎さん以外のことをいえば、
ワタシ的には、石田三成役の上地雄輔がよかった。
実をいうと、大きな映画館に行くのが、かなり久しぶりのことでありまして。
若い頃は映画好きで、劇場によく足を運んだものだけど、う～に～が来てからは、
よほど観たいときしか映画館には行かなくなった。
う～に～がいなくなってからも、都会に出るのがすっかり嫌いになってしまい
せいぜい地元の下高井戸シネマに行くくらい。
でも「のぼうの城」は絶対に観たいし、下高井戸に来るかどうかわからない。
そこで意を決して（そんな大げさなものか？）渋谷の街に出たわけです。
そして私は、自分がいかに引きこもっているかを思い知った
昨日私が行った映画館は、渋谷のＴＯＨＯシネマズですが。
昔は、チケット売り場のおばさんに「大人１枚」と言って券を買っていたのに、
いつの間にか（とっくの昔にか？）自動券売機になっておった。
そして券を購入する時に、座席も選ぶんですね。
私が知っている映画館は、真ん中辺に白いカバーを掛けた座席があって、
そこが指定席で、あとは勝手に座るんだったけど（いつの話？）
劇場の規模やスクリーンの大きさがよくわからなくて、ちょっと前を選びすぎちゃった。
目が疲れた
座席指定制かどうかは、映画館によるのだろうけど。
たしかに、前もって席を取っておけば絶対に座れるし、早く行く必要もないというのは魅力ではある。
だけど、もし前の席にやたら座高が高くて頭のデカイ人とか、隣りにマナーの悪い人が来ちゃっても、
この場合ガマンするしかないのかしらん
私は下高井戸シネマでは、ときに席を移ったりしているものだから（上映前にですよ！）、
どうしてもその場の雰囲気で、自由に座りたいと思ってしまう。
最後に封切館で観たのって、いつのことだろう。
もう１０年以上も前のことだと思う。
思えばディズニーシーにも行ってないし、出張以外では新幹線にも飛行機にも乗ってない。
う～に～と暮らした１６年の幸福な生活と引き換えに、すっかり世の中に置き去りにされて
しまったみたいだ
今日の一枚
旅行先の水戸で、車内のう～に～とまいす。
これからオフ会で、初対面のみんなに会うのです。
こういう出会いや、他者とのコミュニケーションは、人生にも犬生にも必要です。
猫生に必要かどうかは、わかりません
