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さくらの大学ノート

さくらが日々想うことをつづります。
(旧だいがくしょくいんのたまご・ひよこ)

幸せと悩み

2005年06月04日 | 学生のつぶやき
私が台風メールをゼミのメーリングリストに回して以来、とても活発にメールが飛び交っています。

私がゼミのその日の出来事報告メールを流したときも、メンバーが反応してくれて。

今までメールを書かなかった方まで、書いてくれて、私としては、とても嬉しかったです。

本当に、幸せ者だと思いました。心から。


でも…。

ゼミ長と言う立場からみたら、どうだったんだろう?って少し反省もしました。

去年までは、これで良かったのかもしれませんが、ゼミ長として、引っ張っていくことは出来なくても、周りに心を配って、巻き込んでいく立場なのに、自分のことしか考えられなくなっていたな、と思って。

他にもたくさん悩んでいる人はいるのに、私だけがエールを貰って、元気になってどうするんだろう?と思って。

これからは周りに支えられている事を忘れないように。
今まで支えてもらった分、私も支えてあげられるように。

元気になって、周りが見えるようになった分だけ、新たな悩みが増えました。


でも、私の尊敬する人が、(他の人に向かって)

「若いうちは、さくらさんみたいに悩まなきゃだめなんだと思うんだよ」

って言っていたのを聞いて、すごく嬉しくて、悩むということを、少しポジティブに考えられるようになりました。

やっぱり幸せ者だな。

周りのみんなへ(皆様へ)、感謝



台風一過

2005年06月04日 | 学生のつぶやき
お久しぶりです。

ここ3日ほど、超大型の台風(930ヘクトパスカル)が直撃してました。

警報は出ていたんですけどね…大したことないだろうと思っていたら、
キツかった…苦しかった…。

2ch風に言えば→ _| ̄|○ もうダメぽ…  な感じでした。

何とかしたくて、

コンビニで衝動買いしてみたり、
お菓子を大量に食べてみたり、
音楽を聴いてみたり、
声をあげて泣いてみたり、
部屋やお風呂の掃除してみたり、
バランスボール蹴ってドア壊してみたり、
お酒飲んでみたり、
薬(イララックとか)飲んでみたり、
湯舟にゆっくりつかってみたり、
眠ってみたり(睡眠への逃避)、

していたけれど、どうにも立ち行きませんでした。

大きな原因は、ゼミの宿題がどうしてもカタチに出来なかったことです。

私のゼミは、次の時間に設定された講義科目と2限続きにして、その科目の科目等履修生も一緒に全員参加型で行っています。

そこで、今年は、毎回決められた担当者が、みんなが出した宿題を、自分の視点(軸)で評価(採点、順位付け)して、先生の評価とどう違うのか/同じなのか、どんな視点で斬ったのかなどを話し合っています。

職員による教員体感の意味もこめられています。

今回は、その宿題評価担当で、いつもは感じないプレッシャーを痛いほど感じていました。

そこでわかったこと。

評価って、自分に自信がないと出来ないんですよね。

だからまずは自分が自信を持てる宿題を出していないと、他の人の宿題なんて評価できないんです。

それを意識してしまったからか、余計に全然宿題が書けなくて、カタチにならなくて、提出期限(ネット上のブリーフケースに提出)を大幅に過ぎての提出になりました。

台風を追い払うために、いろんな手を尽くしてみたんですが、
結局、出来ない宿題と向き合って、こなす以外に方法はありませんでした



悩んで悩んでやっと仕上げて、台風が去ったあと、ゼミのメンバーに送ったメールの一部です。

でも、去年の私なら、ここで全部投げ出して、ゼミも休んで、引きこもって、どんどん自分の居場所を狭くしていったけど、ちゃんと向き合わなきゃ解決できないことがわかって、時間はかかったけれど、ちゃんと向き合うことが出来た分だけ、成長したかな、と思って良いですか?

ゼミのメンバーが、このメールに対して、

この視点が非常に大事だと思います。
去年のゼミで「他人との比較でなく、昨日の自分との比較を」という話が出たことがあり、それで自分も救われたというか、そうかと思ったことがありました。


というメッセージをくれました。


最近みんなが成長したね、って言ってくれます。

それはきっと、他人との比較ではなく、昨日の(去年の)自分との比較が出来るようになったからではないかと思います。

周りに比べたら、まだまだ、院生としても、これから社会に出て行く人間としても、未熟者だけど、去年の私よりは絶対!がんばっていると思えるようになりました。

去年、何度も辞めようと思ったし、ここにいたらつぶれてしまうとさえ思ったけれど、
諦めなくて良かったって心から思います。

たまに大きな台風はくるけれど、
過ぎた後はその分キレイな青空が広がっていくんですね。


感謝もこめて

2005年04月22日 | 学生のつぶやき
20日の記事にコメントをくださったパピコさんのブログ、『教育学部生の徒然日記』。

実は私も以前このブログを読ませていただいたことがありまして、
そのときかなりの衝撃を受けたんですね。

その方が訪ねてきてくださったことがとても嬉しかったので、
感謝の意もこめて、紹介させていただきます。


誰かブログのトラバ先になっていて、そこへ飛んだのが、
パピコさんのブログを読むきっかけだったのですが、

「私が苦労している歴史や理論について、学部生がしっかりと論じているよ…」

というめまいと焦りの入り混じった感覚が全身を襲ったことを覚えています。

私が(高等)教育の世界にちゃんと足を踏み入れたのは院に入ってからなので、
教育について勉強されていたキャリアも、読んでいる本の量も違うでしょうし、当然のことなんですが、

「やばい!やばいぞ自分!!もっと勉強しないと!!」

と、とてもいい刺激を与えてくれました。


私が高等教育についての知識を蓄えるのは、大学職員として必要だから、
というのも、もちろんなんですが、下世話な話、まずは
就活で周りの学部生たちと戦うための武器という位置付けもあったんですよ。心の中で。

今や大学職員は100倍、200倍の倍率ともなる隠れた?超人気職業ですからね。


ところがどっこい。

「全国の教育学部生ってみんなこんな書けるの!?考えられるの!?」

という感じで、教育学部卒の方には適わないことを一瞬にして悟りました。

もちろん、パピコさんだけが特別すごい方なのかもしれません。

そして、教育学部生の大半は恐らく教師を目指しているのだと思います。
また、研究者の道へ進む人もいると思います。


私がパピコさんのブログに出会えて良かったと思ったのは、
「もっと頑張らなくちゃ!」という気持ちにさせてくれたから。

社会人大学院で、現職の職員さんと一緒に学んでいて、
高等教育界で名の通った先生たちに教わり、
また、教わらずとも芋ズル式に知り合う機会があるので、
自分がかなり特別な環境にいると思ってしまいがちなんですが、

だからって自分が特別な人間というわけではないのよ。

ということに気づくことが出来たおかげで、
自分をもっと前に進ませていこうと思えるようになりました。

出会いって大切ですね。本当に。






英語・日本語・中国語

2005年04月16日 | 学生のつぶやき
昨日は他専攻の経営コースにある「組織と人間」という授業に出てきました。

(私の専攻では修了要件単位30のうち6単位まで、他専攻で履修した単位も認められます。)


今日はガイダンス程度だったのですが、英語の教科書を使い、それを読んできて初めて授業が成立するというスタイルだということを知り、面食らっています。

しかも、周りは9割中国人留学生です。
(もともとその専攻は留学生の割合が高いんです。)

中国語のひそひそ話が飛び交う中で、
英語のテキストを使い、
日本語で授業を受けることになりそうです。


いやまぁ大学院なんだから英語を使うくらい当然でしょう、という声もあるかとは思いますが、英語を使わなくても今まで成り立っていたので…(私だけじゃなく専攻として)。

別に履修しなければならない授業ではないし、
英語からも離れて久しいのですが、
がんばってみようかと思ってます廉


中国人留学生が多いと書きましたが、最近の中国の反日感情の高まりを見るにつれ、彼・彼女たちはどう思っているのか、とても気になります…。



午前様

2005年04月15日 | 学生のつぶやき
昨日はゼミの第1回目でした!

私の所属するゼミは、先生の意向もあって、6限(18:20~19:50)の研究指導の時間と、7限(20:00~21:30)の講義をぶち抜きにして、1回3時間の知的創造の場となっています。

研究指導を受けている院生が5名と、講義を取っている科目等履修生が5名。
それからゲスト参加(モグリ)大歓迎のゼミなので、登録していない参加者もたくさんいます。
毎回10名~15名、多いときには20名を超えることもあります。
ほとんどが現職の大学の職員ですが、企業に勤める方、官庁に勤める方もいらっしゃいますし、学部の学生や留学生が来てくれることもあります。

参加者は先ず、毎週出される宿題をやってくることを要求されます。
(モグリでも、事前にわかっていれば、もちろんやってくださいとお願いしています。)
この宿題、毎回毎回とてもハードなのですが、宿題をやることが、自分のためになり、ゼミの参加者のためにもなり、確実に力がつくものなのです。

初めて来た方には自己紹介として3分間ピーチをしてもらいますし、毎週コンスタントに参加している方には、それ以上の発表もお願いすることもあります。

決して受身では参加できない、全員で作り上げていくかたちのゼミです。

そして8限目=懇親会(別名飲み会、打ち上げ)に参加して帰ると、大体いつも帰りは午前様、へたすりゃ終電です(イナカに向かって帰って行くので終電が早いんですよ…)。


賛否両論ありますが、私はこのスタイルを気に入っています。

もともと現場でずっと働いてきた先生なので、学者肌ではないし、毎週、研究指導を受けている院生だけが集まって研究論文の指導を受けるよりも、その時間も開放して、それぞれ異なったところから大学を眺めているたくさんの人と知り合い、刺激を与え合えることの方が、現場で働いていくことにとって意味があると思えるからです。


ま、これが辛くて休学したんですけれども怜
今年はやる気が違います烈ゼミ長だし廉