「豚も煽てりゃ木に登る」と言うが、煽てられててっぺんまで登った豚のその後が気になります。←<煽てる>の連想ですから他意はありません。本当です。
週刊誌報道の雅子皇后の美化が日を追うごとにエスカレートして行きます。
地震への備えを訴えてこられた雅子さま 8億円改修新居の耐震も万全(女性セブン2021年3月4日号 より抜粋)《日本では、気候関連の災害の他にも、南海トラフ地震や首都直下地震などの大地震も予測されており、様々な面から防災対策を進めていくことがますます大切になってきているように思われます》皇后雅子さまはかねてから、大地震の到来を憂慮され、警鐘を鳴らされてきた──。<中略>雅子さまが以前から国民に向け、大地震への備えを訴えてこられたことはあまり知られていない。冒頭の引用は一昨年、雅子さまがお誕生日に発表された文書の一節だ。「被災地をめぐられるなかで、両陛下は地震への備えの重要性を痛感されています。備えることで救われる命は多い。お誕生日という、国民が注目する絶好の機会での“警告”には、国民に寄り添おうとするお気持ちが感じられます」「御所の改修には約8億円の予算が計上されていますが、これは単なる“リニューアル”の金額ではありません。首都直下地震に備え、御所の耐震は万全になっています。雅子さまはご家族のみならず、職員の安全も重視されているので、そのご意向がくまれたのでしょう」「陛下と雅子さまは2011年から何度も東日本大震災の被災地を継続的に訪問され、復興の状況を常に憂慮されています。1995年、阪神・淡路大震災にあたっては、中東訪問の日程を短縮して帰国され、被災地を訪ねられました。13日の地震を受けて見合わせることが決まりましたが、今年は2月から3月にかけて岩手県、福島県、宮城県をオンラインで視察される予定でした。自らそうした“行幸啓”で注目を集めることにより、国民の地震への備えの意識を高める狙いもあったはずです」
褒めているようで、カネの心配をせずに住まいに万全の地震対策を施せる雅子皇后を皮肉っているとも取れる記事ではあります。
阪神淡路大震災直後にも関わらずいそいそと中東旅行へ出かけ、あちらの王族から「早く帰られては?」と促されてしぶしぶ帰って来たことはもう忘れたのでしょうね。
皇太子が後に「阪神大震災が起こり途中で日本に戻ったため、死海は見られなかったので、また行きたいです」とのたまったのに驚いた国民も少なからずいたでしょう。
月日というものは有り難いです。
渋々、ぶんむくれて帰って来た早めの帰国も、震災から一ヶ月後重い腰を上げての訪問も美談で報じて貰えるのですから。
あれ!?もしかして、週刊誌は今は天皇皇后を褒めることしかできないので、ネットで「そうじゃないだろー」と声が上がるのを期待しているのかもー??
母国の災害を他所にラクダレースに興じる妃殿下。
「雅子さまの強い防災意識に、いまこそ学ぶべきだ。」
いやいや、雅子皇后に言われなくても、一般国民は地道に防災意識を高めているし、コロナ対策も頑張っています。
それに雅子皇后のおっしゃることは遅ればせに限られた情報しか得ることができない庶民のオバサンでも考えるようなことばかりで…。
ところで、御所には完全な耐震対策を施されたとのこと。
いざとなれば、御所の建物を提供しろとまでは申しませんが、皇居の敷地を被災者に開放してくださるのでしょうか?
漏れ聞くところによれば、天皇陛下も避難所の混雑する環境や衛生面に大変心を痛めておられるとか。東京直下型地震が起きた時は皇居を開いて被災者を受け入れることも考えていらっしゃるのでしょうか。
関東大震災の折には、皇居内苑に被災者を入れて水の提供と炊き出しを行ったそうですので、国民に地震への備えを訴えられる天皇皇后は、もしもの時は被災者に対して何をするか当然考えて日頃から備えていてくださるのでしょうね。
できれば、どのように備えていてくださるのか、発表してくださると有り難いのですが。