憂国の花束

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17日 祈年祭の儀

2021-02-20 20:04:15 | 皇室
陛下は17日、皇居・宮中三殿で、その年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する宮中祭祀(さいし)「祈年祭の儀」に臨まれた。陛下に続き、秋篠宮さまが殿上で拝礼された。皇后さまは祭祀に当たり、赤坂御所で慎み深く過ごされた。 

祈年祭 きねんさい としごいのまつり
年の初めに五穀豊穣を祈る。
旧暦2月4日に行われていたが旧暦から新暦への改暦後明治6年(1823年)に2月17日に固定された。

*天武天皇(第40代 在位673~686年)の時代に国家祭祀として全国の神社で行われたという記録がある。
*奈良時代(710~794年)五穀豊穣・国家安泰・天皇安泰を祈る儀式の形が定まる。
*平安時代(794~1185年)天皇が天照大神に豊作を祈願する祭祀となる。
*室町時代(1336~1573年)の戦乱期に廃絶。
*明治時代(1868~1912年)国家祭祀として復活。宮中だけでなく全国の神社で祈年祭が行われるようになった。
*第二次大戦後GHQにより国家神道が廃止されたため、祈年祭は国家祭祀ではなく、天皇家の私的な祭祀、宮中祭祀となった。

定住、農耕から始まった祖先の歴史を伝える祭りが千有余年続いているのは素晴らしい。
令和の天皇には失望しているが、祭祀を真面目にされているところだけは評価したい。
令和の天皇は身じろぎせずに何時間でも座っていられるという特技をお持ちだとか。
上皇后が将来祭祀を行う立場であることを見越して小さい頃からお躾けになったのでしょうか。
悠仁殿下はどうでしょう?用意周到な紀子妃殿下のことですから、抜かりは無いと思いますが、祖先の歴史を伝える祭祀は大切に受け継いで行っていただきたいものです。
雅子皇后は再び祭祀をお休みされるようになりました。
まあ、別に雅子皇后は居ないなら居ないでもいいのですが、祭祀のないがしろ=日本の祖先達をないがしろ即ち日本の歴史をないがしろ、のような気がしてムッと来るところはありますわね。私は、ですが。