宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「大威徳陀羅尼経」

2019年07月10日 | Weblog




「大威徳陀羅尼経」を わずか16文字でも
読経したり 他者に教えたりする事で
限りない福聚が得られ 自照明実性理となるとされます。

以下 「大威徳陀羅尼経」の一部です。


「阿難(あなん)
復有二種根名(ぶうにしゅこんみょう)
一和合集愛(いちわごうしゅうあい)
二不見渇愛(にふけんかつあい)
復有二根名(ぶうにこんみょう)
一無明愛(いちむみょうあい)
二無明成就愛(にむみょうじょうじゅあい)
阿難(あなん)
復有二種根名禅定愛(ぶうにしゅこんみょうぜんじょうあい)
譬如優陀羅阿羅摩子(ひにょゆうだらあらまし)
若有如是受生之者(にゃくうにょぜじゅしょうししゃ)
将墜於悪道(しょうついおあくどう)
他乱渇愛不能知縁(たらんかつあいふのうちえん)
所言根者一切分異(しょごんこんしゃいっさいぶんい)
於中如来住已而為説法(おちちゅうにょらいじゅういにいせっぽう)
戒及三昧有四根本(かいきゅうさんまいうしこんぽん)
彼等知已生於梵行(ひとうちいしょうおぼんぎょう)
苦苦集苦滅苦滅道聖諦(くくしゅうくめつくめつどうしょうてい)

ジャクサティ・アニヘラ・パパタピユ・イダム・バール
ニマパル・サマタユ・ビブカー。」
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「性エネルギーと 太陽神経叢のエネルギーのバランスを取る」

2019年07月10日 | Weblog


(コブラのポーズ)


うつ伏せになって
上体を起こして 両手で支える「コブラのポーズ」を行い

深く長い呼吸、
または 「火の呼吸」を 2分~3分間行う。


+++++++++

https://www.yoga-plus.jp/yoga_column/yoga_kouka/2965.html

(火の呼吸)

両鼻から深く息を吸いお腹を膨らませます。

次にお腹を背骨の方に勢いよく引くように凹ませ、両鼻から吐きます。

凹ませたお腹をゆるめ、自然に両鼻から息を吸います。

この呼吸を吸うのと吐くのを、間隔を途切れさせずに断続的に行うのが、火の呼吸です。

目標は1分間に200回であり、1秒回に3回から4回です。

しかし初めて行う方は、まずは吸うのと吐くのを出来るようにして、
次に1分間30回ぐらいのペースで行います。

+++++++++

終える時には
深く息を吸い込んで 息を止めながら
エネルギーを背骨に送りつつ 肛門を引き締めます。

そして 息をゆっくり吐きながら うつ伏せになり、
そのまま1分間以上 休息します。
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「クリスタルボウルの使用法」

2019年07月10日 | Weblog





クリスタルボウル、
もしくは複数の金属が混ざったシンギングボウル(ドニパドロ)を用意して
各チャクラの位置において

本来は羊革でコーティングされた クリスタルボウル専用の棒を使用しますが、
用意できない場合は 他の棒を使う事になりそうです。

ボウルの淵に沿って 棒で円周に 時計回りにすってゆく時には
そのチャクラのエネルギーを増し

反時計回りにすってゆく場合は
ネガティブなエネルギーを排出してゆく作用が得られるので、
ボウルの淵をすってゆく際には そのような観想を伴わせます。




以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

++++++++++++++++


2年前の話です。
私は今は結婚して関東住みですが実家は岩手の沿岸北部なので海と山しかない田舎です。

2年前の春休みに子ども達と
入院している家族の見舞いも兼ねて里帰りしました。いよいよ帰る日が近づいてきたので
私達は祖父母の家に遊びに行きました。
祖父母宅周辺には今は超高齢者しかおらず、
閑散として寂れてる感じです。
また祖父母の自宅の裏には少し不気味な山があります。
私が小さい頃から、その山は当時の子ども達の間でも出る場所として有名で
肝試し的スポットでしたのであまり好きではありませんでした。

その日私と祖父母の3人は居間で色々話をしていましたが、
暇を持て余した子ども達は外へ出て遊んでいました。
でもしばらくすると子ども達が興奮した様子で玄関から飛び込んできました。
どうしたのか話を聞くと

「山の方から、ヤッホーとか、こっちへおいで~、とかどっかの子どもの声がして、遊ぼうと誘われた」

と言いました。
子ども達も、おーいとか、ヤッホー等ふざけて
返事を仕返したというのですが、
何しろ、その曰く付きの山でしたので
私も気になり一緒に外へ出て、ここの山なのか確認すると、そうそうここ。
と言います。その不気味な山の入り口を3人の子どもが指差したので、
私も不気味になりあの怖い山から子どもの声が聞こえたんだってと祖母に言うと、

「近所の家に春休みだから他にも帰省してきた子どもがいるんだろう、怖いだの、何だのバカバカしい、何でもね」

と怒られました。
でも私はめっちゃ気になり、帰り際に近所の家をさり気なくチェックしながら帰りましたが、
子ども連れが近所には居なそうだなと思いました。子どもを連れて帰ってくる家が限られてるのですが、
該当してる所が近くにもないし、子どもなんて見当たらなかったし、
それに今や誰も立ち入る事もないであろうあんな山に子どもがいるなんて到底思えなかったんです。
もやもやが益々募りましたが、とりあえずその事を忘れて数日が過ぎました。



関東へ帰ってきた翌日、学校の始業式でしたが
長男が夜に熱を出しました。
私は帰省で疲れたんだろうと思い、翌日には下がると思っていました。
熱以外症状はないのですが、40度近い熱を出しました。
インフルエンザの検査など色々やりましたが陰性、薬も貰いましたが熱が全く下がらずむしろ上がり続け、
4日目に川崎病の疑いで大学病院へ緊急入院になりました。
様々な検査をしましたが結局川崎病でもなく、CRPの値も正常。
義理の兄が看護師でそこの大学病院にいるので検査結果など見て貰い、
他の病棟の医師にも色々相談してくれたらしく、原因不明だね~と言われました。

一応病名としては風邪、子どもにはそういう子もいるしと先生達には言われましたが
私は不安で仕方ありませんでした。
義理兄と姉に岩手での例の山の事件を話していたのですが、もしかして、
こんなに原因不明の高熱が続くって、山の祟りとかそんなのもあるんじゃないのかと、
冗談まじりで最初は言ってたのものの、原因不明の熱が全く引かないので段々私達も笑えなくなってきました。



書き込んでて後悔してくるくらい思い出すと怖いです。

私はもう薬が効かないならと、困った時の神頼みでとまあまあ大きい神社があるので
子どもが大事にしていた3dsを持参して相談しにいきました。

旦那はそういうのは信じませんが、まあ好きにすればと言われました。

神社の受付で頭がおかしいと思われそうで
恥ずかしかったけど、もういっぱいいっぱいだったので
山の事件を相談しました。
山で聞いてはいけないものの声を、子ども達が聞いてしまったらしく、
そのうちの1人が原因不明の高熱が治らないので何かお祓いをしてほしいというと、
受付の人も馬鹿にしたような感じじゃなく、親身に話を聞いてくれて
強力な まが除厄?!というのがあるので
それをしましょうと言われました。

私の姉も岩手を離れて一緒に関東で働き、今も近くに住んでいるのでよーく話をしていたら
実は小さい時にあの山で遊んで足を何かに掴まれて転倒した事がある事、
また、私は忘れていたけど姉に、
あの山で昔近所の子ども達と神さまのお供え物などと称して、
大きな大木の根元にある穴にコップやお供え物をして皆んなで遊んでいた事を言われて、私もそこでハッと思い出しました。

多分何か祀っていたような、なんかそういうのもあったようなと。


家の掃除をして まがよけが出てきて思い出したのとなんか今なら書き込める気がして書いてみました。

まがよけを貰い、祈祷は終わりましたが、結局子どもの熱下がらず。
1万神社に包みました。お金じゃないんでしょうが、1万で良くなるならと思いました。

話は飛びますが実家に電話すると、何の因果か分かりませんが
何と、入院している私の家族ももう死にそうだったのですが、
なんとうちの息子が熱を出し始めてから、岩手に入院中の家族の熱が少し下がっているとの話…

家族というか、死にそうなのは私の弟でまだ30歳でしたが、
結局その一か月後に弟は亡くなりましたが、うちの息子が熱が上がっている時に、
死にそうな私の弟は熱が引いている

母親と電話で話していると、
そういえば…最近弟が熱が無いけど、うちの子が熱を出してから引いているというので
益々恐怖が募りました。
母親はそういう話はまあまあ信じるタイプなのですが、
正直私は、弟がうちの息子を連れてこうとうとしてるのか、
それとも山なのか、恐怖が2倍になりました。


結局息子は何かのウィルスによる熱という事で熱が下がりきらないまま、
これ以上治療の仕様もないのでと退院させられました。
息子も山の一件をとても怖がっていたので、
私が貰ってきたまがよけを肌身離さず身につけ、弟達はそれをヤッホー山事件と呼び、
退院してきてもその話で子ども達は盛り上がっていましたが、長男はまだ微熱もあり不安そうでした。

私の瀕死の弟の熱の話はその時は息子には言いませんでした。私の弟は、
その後息子の熱がしばらくして下がると連動して上がったそうです。

山で聞こえた声ですが、よくよく話を聞くと、
長男と次男ははっきりと聞こえたそうですが、
末っ子はあまり聞こえなかったそうです。
ただ、お兄さん達が誰かが山で呼んでる、ヤッホーだって~と言ってるので一緒に叫んでいたようです。
かなりふざけて山の声に挑発的な態度を取っていたらしく、息子はそれがいけなかったんだと言っていました。

私の母親は、亡くなった弟はうちの息子達にとってはおじさんだから、
憑き物を祓ってくれてたんじゃないのかと前向きな意見をくれました。
結局は何がどーなったのかゴチャゴチャしましたが、まとめると、

山で変な声を聞く矢印原因不明の高熱が続く→
もう亡くなる寸前の私の弟と息子の熱がシンクロする
→息子熱が下がる→私の弟、熱がまた上がり、数週間後 弟息をひきとる

という流れです。

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「摩尼宝珠気功」

2019年07月10日 | Weblog




以下 10年以上前に 「目黒まんだらや」で掲載されていた情報で
水晶製の摩尼宝珠と 金剛杵を用意してから行います。

座して 右手の上に摩尼宝珠を置いて 右手を胸の前に置き
左手のひらを上に向けて 臍の前に置き
「オン・マニ・ペメ・ウン。」の眞言を何遍も誦してから行います。


++++++++++++++++++++++

●摩尼宝珠気功・2 

水晶摩尼宝珠を下の左手に移します。
右手に小型の金剛杵を垂直に立てて持ちます。

人差し指は金剛杵に添えて親指と共に立たせるか一本指にして離して下さい。
金剛杵をイメージの中で 自分の会陰に置きます。


遥か天の上部に光り輝く巨大な天球をイメージしてください。
自分の身体(会陰から頭頂に続く中脈)を金剛杵ロケットの発射台だと思って下さい。

右手人差し指と親指で金剛杵を支えながら、深い呼吸を4~5回繰り返します。

心が静まったところで「オーン・アー・フ――ン」という真言と共に
ロケットを発射します。

中脈を静かに昇っていったロケットは頭の殻を突き破り、空中に踊り出ます。
強力な推進力を持つ金剛杵ロケットは地球の引力圏を静かに離れ、
宇宙空間に突入します。

虚空の闇をつきぬけると
天の上部には光り輝く巨大な球体が存在しています。

球体の表面に突入し金剛杵の先端が球体に触れると、
ロケットの軌道を通って光が自分の頭頂に降り注いできます。
殻が壊れた頭頂から会陰に向かって次々に光は降り注ぎます。

光の波動は中脈からあふれ、細胞を振るわせ、全身に快感が伝わります。
会陰からあふれた波動は摩尼宝珠の形をして身体の外側を包み込みます。

天球からのエネルギーで満たされたあなたの身体は光り輝き
快感に包まれるのです。
しばらくはこの状況を楽しんでください。


さて、金剛杵ロケットを帰還させましょう。
目を開けていられないようなまぶしい光の球を脱出し、漆黒の闇に入ります。

暗闇の先に薄明かりが見えると上空に緑に包まれた地球が発見できます。
音もなく地球に近づくともうあなたの頭頂の上です。

割れた頭の殻から中脈を通りもとの会陰の位置に着陸します。
右手の金剛杵を置き、左手の水晶球を右手に持ち替えてください。


真言「オン・マニ・ペメ・フーン」を4~5回心で念じ、
最後に自分にだけ聞こえる程度の音で唱えて終了してください。
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「妙吉祥平等秘密最上観門大教王経」

2019年07月10日 | Weblog



以下 「妙吉祥平等秘密最上観門大教王経」の一部です。


「オン・ビャバサナム・トラサニ・タルジャヤ・タルジャヤ
ブリクティ・ビッダージ・ピラジ・ビダラジ・シビティ・チャティニ
サルヴァ・ラドナサトヴァニ・スヴァーハー

此大明王能令有情(しだいみょうおうのうりょううじょう)
発菩提心悟最上法(ほつぼだいしんごさいじょうほう)
若有受持此眞言者(にゃくうじゅじししんごんしゃ)
滋勝善根乃至成仏(じしょうぜんこんないしじょうぶつ)
永無退転(えいむたいてん)
阿弥陀仏化身(あみだぶつけしん)。」
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( ひのきしんスクール 話し方講座 )

2019年07月10日 | Weblog



( 中山善司)
(  `m´) 「…私もね            |・)し

          天理教の組織に関して

          ただ それぞれが 小さくまとまっているだけでは駄目だ、

          こう考えるようになったけれど」


( 中山善司)
(  `m´)つ 「…しかし 野生児の月江のしつけは必要なので、  |・)し!

           まず これから

           甘露台に額づいて

           天理教と真柱に従うと誓うのである」



( 中山善司)
(  `m´)つ 「…月江! どこに逃げるのだ!」

                        
                       |・)し



( 中山善司)
(  `m´) 「…月江は おやさとやかた南右の方向に

          走って行ったようだな。

          仕方がない 後を追わねば」




     | ■□ おやさとやかた南右第2棟3階 ■□ | 


      | ■□  ひのきしんスクール ■□ | 



  |・)し

  ζ~(  `m´)~ζ(  `m´)ζ~(  `m´)~ζ
    ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ(  `m´)
       ζ~(  `m´)~ζ(  `m´)ζ~(  `m´)~ζ



(中田善亮)
(  `m´) 「…皆さん この話し方講座で

          ようぼくにふさわしい話し方を

          身につけられて下さい。」



(中田善亮)
(  `m´) 「…まず 基本は何と言っても

          心をこめて 言葉を使う事ですよね」



(中田善亮)
(  `m´)             |・)し



(中田善亮)
(  `m´) 「…おや 

          今日は 小さい子も参加していたのか。

          でも お嬢ちゃん、

          お話しの間は 座っていてもらわないと」



|・)し 「心をこめて 一曲歌わせて頂きたいのですが」



(中田善亮)
(  `m´) 「…今日のプログラムに

          歌う時間は 入っていないはずだがなあ」



          |・)し
              (マイク)

♪てんとう虫のサンバ
https://www.youtube.com/watch?v=XnI3OESBcns



|・)し♪「あなたとみんなが天理教
      地方の小さな教会で
      ノルマの張り紙 ありました

      困ってる ようぼくに 教会長が
      献金せよと はやしたて
      ようぼく達は 逃げました

      ネットの苦情で アホと書かれた
      表統領が しゃしゃり出て
      献金は命と 言いかます

      そんな発言に 職員も
      表統領はヤバイよと
      こっそり匿名で 書きました


      天理は悲しい 階級性
      陽気暮らしも どこへやら
      ようぼく達が 泣いてます

      信仰を誓った 見返りに
      献金勧誘のノルマが
      ようぼくにずっと のしかかった
      
      ネットの苦情で アホと書かれた
      表統領が しゃしゃり出て
      献金は命と 言いかます

      カネに汚い かなめ会
      ネットの苦情で 金目会
      そっと 誰かが書きました」



(中田善亮)
(  `m´)               |・)し





(中田善亮)
(  `m´)つ 「…これも クソガキだろう!         |・)し!

           では 講座を進める前に

           さっさと 捕獲 と…」




(中山善司)
(  `m´)つ| ガラッ



(中山善司)
(  `m´)つ| 天理カレー |

     
(中山善司)               
(  `m´)=========================3  ブーーーーーーーーーーーッ!!
      | 天理カレー |




(中山善司)                 (中田善亮)
(  `m´)       ======カレー=====3(`m´  )



            (中田善亮)
           (  `m´)つ…
          ~~カレー~~   ~~カレー~~ 
        ~~カレー~~    




(中山善司)               
(  `m´)           |・)し




(中山善司)               
(  `m´)つ  「…それでは月江は        |・)し!

            神殿で 心をこめて

            誓約するのだ」



|ミ サッ 
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「シトリン(黄水晶)を使う瞑想法」

2019年07月10日 | Weblog





密教において 増益は黄色と関連付けられており、
眉間に シトリン(黄水晶)またはトパーズを置いて
貴石が黄色の光を放つ様子を観じ

その光が全身を包むように観じてから
自己の増益や福徳(世間財・出世間財)に関する願望を念じる事で
増益の加持力が得られるとされます。


以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

+++++++++++++++++++


私はドコモ関連の設備管理の仕事をしている者ですが、
昨年の年末にちょっと信じられない体験をしました。
これまで幽霊とか妖怪とか、そういうものは信じていませんでしたし、
そういった現象に出くわしたこともなかったのですが、
今回の出来事は、自分のそういう認識をひっくり返してしまうようなものでした。

未だに、あれが現実の出来事だったのか、
自分の幻覚だったのか、確信は持てないのですが・・・


去年の12月27日、私と上司2人は、山頂にあるアンテナ鉄塔の点検に出かけました。
山道を車で登っていったのですが、途中で雪が深くなってきて、
その時はスタッドレスタイヤを履いていなかったので、それ以上進めなくなり、
しかたなく神社の前に車を置いて、1キロくらい歩く事になりました。
雪は表面が凍っていて、踏むとザクザクと音がします。
不思議と木には雪が積もっていなかったので、上司(Kさん)に聞くと、
「木の枝に積もった雪は、すぐに下へ落ちるからな」と答えました。
そうやって周りの景色を見たり雪に足を取られたりしたので、
鉄塔に近づくまでに30分以上も掛かってしまいました。


鉄塔が間近に見えて、車道から林の中の道に入ったあたりで、Kさんが上を見上げながら言いました。
「木の枝に何か引っかかっているぞ」
私ともう一人の上司(Tさん)が上を見ると、木の枝に地面から5メートルくらいの枝に、
細くて白い布みたいなものが絡んで、風になびいていました。
更に行くと、鉄塔の回りに張ってあるフェンスやゲートの鉄格子にも、
同じものが絡みついているのが見えてきました。
近づいてよく見てみると、それは布ではなくて紙でした。
黒で何か書かれた紙を細く裂いたような感じで、まだらになっています。
「山仕事に入っている人のイタズラかな?」「気持ち悪いなぁ」
などと言い合いながら、ゲートの鍵を開けて中に入りました。


続いて、鉄塔のドアに鍵を突っ込んで回して開けようとしたのですが、開きません。
おかしいな~と思って反対に鍵を回したら、今度はすんなりと開きました。
「ここ鍵が開いてたみたいですよ」と私が言うと、
Kさんに「そんなはずはない。前に来た時にちゃんと鍵を閉めたはずだ」と言い返されました。


中へ入ると、ちょっと変な臭いがしました。
それは他の2人も気が付いたみたいで、「なんだか臭いな」とか言っています。
電源や通信のパネルを点検していると、奥の方でTさんが「んんん?!」と声を上げました。
近づいてみると、階段の下あたりに動物の毛がバサッと落ちていました。
「これ鹿じゃないかな?」
それを見たKさんが言いました。
毛を足でどけてみると、その下に血痕がいくつかありました。
「ここで食われたのかな?」とTさん。
それにしては骨も残っていないし、血も少ない気がしました。
それに入口のドアは閉まっていたので、鍵が開いていたとしても動物が入れたとは思えません。
おかしいなぁとは思いながらも、原因が分からないので、とりあえず毛を集めて外に捨てました。
血痕は、外から雪を持ってきてこすったら少し薄くなったので、そのまま放っておくことにしました。


寒いし気味が悪いしで、早く点検を終わらせて帰りたい一心で、私はチェックリストを埋めていきました。
「ホゥゥゥゥ」
遠くの方でそんな感じの声が聞こえました。
アンテナの方に行っていたKさんの声かと思って、「Kさーん!」と叫ぶと、
「何だー!」と、別の方向から声が返ってきました。
あれ?と思ったのですが、その時はTさんが外で仕事していて声を出したのだろうと思って、
気にしませんでした。


ようやく点検を終えてドアの外に出ると、自分一人でした。
Tさんを捜して周りをグルリと回ったのですが、見当たりません。
何となく中に入るのが嫌で外で待っていると、すぐにKさんとTさんが一緒に出てきました。
「Tさん、さっき外で呼んでませんでしたか?」
「いやぁ呼んでないよ。俺とKさんで上のボルトの点検してたから」
「おかしいなー。さっき『ホゥ』って誰かが叫んだのが聞こえたんですけどねえ」
「それ俺らも聞いて、てっきりお前だと思ったんだけど…」
「違いますよ」
「いや、お前が俺を呼んだ声が意外に近かったから、おかしいなぁとは思ったんだけどな」
そんな事を言い合いながら、今度はドアに鍵を掛けたのを3人で確認して、フェンスの外に出ました。
細長い紙切れは気持ちが悪かったので、あまり触らずに放っておきました。



日が暮れて暗くなりかけていたので、急いで車の所へ戻ろうと歩き始めました。
KさんとTさんの後ろを、私が少し離れてついて行く形で、
下り坂は滑るので、足元を見ながらうつむいて歩きました。
辺りの林はとても静かで、ザクザクと雪を踏みしめる音だけが聞こえてきます。
灰色っぽい雲の隙間から、遠くの夕焼けが見えていました。


私はさっきの事を考えながらボンヤリと足元を見つめるうちに、ちょっと奇妙な事に気が付きました。
私達は上りも下りも道の左側を歩いていて、つまり上りと下りとは反対の側に足跡が付いていました。
私の目の前には、TさんとKさんの長靴の跡が並んでいたのですが、
その間にもう一つ、小さめの足跡がありました。
最初は自分が上った時の足跡かな?と思いましたが、それは道の反対側にあるはずです。
上りの時には真っ新な雪面だったのが強い印象として残っているので、
私達が上る以前に誰かが歩いた跡とは思えません。
となると、これは自分達が上った後に付いた足跡だという事になります。
良く見てみると、その足跡は下を向いていました。
だから、これは誰かが自分達よりも先に下った時の足跡なのだと、その時はそう思いました。
でも、その誰かは、いつ、どこから山に上ったのでしょう?
それよりももっと気になる事がありました。その足跡はどう見ても裸足だったのです。
雪の上を裸足で歩く人間は、多分まともではありません。
私は前の二人に声を掛けるために、視線を上げようとしました。


その時、視界の上の方、つまり、自分の足元のすぐ前の方に裸足の足が見えました。
うわッ!と思って思わず足を止めました。
すると視界から足が消えたので、恐る恐る視線を上げて前を見ました。
少し離れた所にKさんとTさんが並んで歩いている他に、人影は見えません。
周囲を見渡しても、動くものなど何もありませんでした。
不思議に思いましたが、どうしようもないので、再び足元を見ながら歩き始めました。




しばらくすると、また前の方に足が見えました。
驚いて足を止めると、スッと視界から消えます。が、歩き出すとすぐに見え始めるのです。
小さくて白い裸足が1.5mくらい前を、自分と同じ速さで歩いているようです。
ちょうどかかとの辺りに、白っぽい布が掛かっているのが見えました。
もう怖くなって前を見ることができませんでした。ひたすら足元を見ながら道を下って行きます。
耳を澄ますと、前の方からKさんとTさんが低い声で話すのが聞こえてきました。
それにザクザクという足音が被さっているのですが、それが3人なのか4人なのかは分かりません。
何となく、目の前の足は音を立てていないように思えました。


やがて、先を行く2人の足音が途絶えました。と同時に、視界から裸足の足がスッと消えました。
怯えながら目を上げると、いつの間にか車の所まで来ていました。
私は心底ホッとして、すぐに車の方に駆け寄りました。
するとKさんとTさんが、「これから神社に詣ろう」と言い出したのです。
もう暗くなりかけているし、こんな所で時間を潰していたら、路面が凍結して帰れなくなってしまいます。
そんな事は分かっているはずなのに、
2人は「ここまで来て神社へ行っておかないとダメだ」「すぐに済むからお前も行こう」などと言うのです。
入口から見ると、鳥居の奥は木が鬱蒼と茂っていて、どこに何があるのか全然分かりません。
こんな所へ入って行くのは絶対に嫌だったのですが、
だからと言ってここに一人で置いていかれるのも怖かったので、
必死の思いで2人を説得して、どうにか車に乗せることができました。


急いで車をスタートさせたのですが、雪道なのでスピードを出すと滑ります。
なんどか危ない場面があったのですが、2人共声を上げるでもなく黙ってシートに座っていました。
バックミラーで見ると首がグラグラ揺れていて、まるで寝ているようでしたが、
目は開いていてジッと前を見ていました。

と、ここで来て変な事に気が付きました。2人とも後部座席に座っているのです。
いつもは必ずTさんが助手席に座るはずなのに・・・
そう思い始めると、もう助手席の方を見ることが出来なくなりました。


極力前だけを見て運転するうちに、ようやく麓まで下ってきました。
すると、今度はKさんとTさんが、2人揃って「ここで下ろしてくれ」と言い出しました。
「近くに知り合いがいるから会いに行く」と言ってききません。
「じゃあ、その家まで送りますよ」と私が言うと、「お前はここで帰れ」と言い張ります。
「ここから先は道がややこしいし、帰りにお前が迷ってしまうかもしれない」
「早く会社に戻って、先に帰ったと言っておいてくれ」と。


正直自分も早く帰りたかったので、最寄りの店の前で2人を降ろしました。
車から降りる際に、Tさんが何気ない様子で助手席のドアを開けてすぐに閉めたのを見た時、
全身にゾワッと寒気がきて、すぐに車を飛ばして会社に戻りました。


翌日、KさんとTさんは2人とも休みでした。
年末年始の交代勤務があるので、この時期に休むのはおかしくないのですが、
私は昨日の事があったので凄く気になりました。
携帯に電話すると、Tさんには繋がりませんでしたが、
Kさんは「休みの日にまで電話するなよ」と笑っていたので、その時は少しホッとしました。

しかし結局2人とも、正月の交代勤務には出てきませんでした。
その後、年明け早々にTさんは会社を辞めました。
理由は聞いていませんが、辞表が郵送されてきたそうです。
Kさんには誰も連絡が取れないそうで、あれ以来、携帯に電話しても通じません。
山を下りた時に、無理にでも連れて帰れば良かったと後悔しています。

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Angels

2019年07月10日 | Weblog






♪Angels
https://www.youtube.com/watch?v=CNiUZJt76z0

♪ねぇ
https://www.youtube.com/watch?v=ZB9dmiRL7YM

♪ジョディ
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♪わたしに残された幸せ
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「創世記の神秘の啓示を得る」

2019年07月10日 | Weblog




創世記の第14章には
アブラムが シナルとエドムの連合軍を撃退して
メルキゼデクの祝福を受けた事が記述されていますが、

これは 神の力が 闇黒の軍勢を撃退したという事であり
この神秘に関する啓示を受けたい人は

「詩篇35」と 「詩篇110」の第一節と第五節と第七節を読誦して
瞑想すべきであるとされます。


また 「詩篇35」を読誦し
「生命の樹」を観じて
「峻厳の柱(向かって左柱)」の「ゲブラー」→「ホド」に意識を移す事で
峻厳の天使を招き 守護が得られるとされます。


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(詩篇35)

「主よ、私と争う者とあらそい、私と戦う者と戦って下さい。

盾と大盾とを執って
私を助けるために 立ちあがってください。

槍と投げ槍とを抜いて、私に追い迫る者に立ちむかい、
「私は お前の救である」と、私に言って下さい。

どうか、私の命を求める者をはずかしめ、いやしめ、
私に向かって悪をたくらむ者を退け、あわてふためかせて下さい。

彼らを風の前の もみがらのようにし、
主の使いに彼らを 追いやらせて下さい。

彼らの道を暗く、なめらかにし、主の使に彼らを追い行かせて下さい。

彼らは ゆえなく 私のために網を隠し、
ゆえなく 私のために穴を掘ったからです。

不意に滅びを彼らに臨ませ、
みずから隠した網にとらえられ、彼らを滅びに陥らせて下さい。

その時 わが魂は主によって喜び、その救いをもって楽しむでしょう。

私の骨はことごとく言うでしょう、
「主よ、だれか あなたに たぐうべき者がありましょう。
あなたは弱い者を強い者から助け出し、弱い者と貧しい者を、
かすめ奪う者から助け出される方です」と。

悪意のある証人が起って、私の知らない事を 私に尋ねる。

彼らは悪をもって 私の善に報い、わが魂を寄るべなき者とした。

しかし、私は彼らが病んだとき、荒布をまとい、断食してわが身を苦しめた。
私は胸にこうべをたれて祈った、

ちょうど、わが友、わが兄弟のために悲しんだかのように。
私は母をいたむ者のように悲しみうなだれて歩きまわった。

しかし彼らは
私のつまずくとき、喜びつどい、ともに集まって 私を責めた。
私の知らない他国の者は 私をののしって やめなかった。

彼らはますます、けがす言葉をもってあざけり、
私にむかって歯をかみならした。

主よ、いつまであなたは眺めておられますか、
私を彼らの破壊から、
私のいのちを若き獅子から救い出して下さい。

私は大いなるつどいの中で、あなたに感謝し、
多くの民の中で、あなたを ほめたたえるでしょう。

偽って私の敵となった者どもの
私について喜ぶことを許さないで下さい。
ゆえなく、私を憎む者どもの
互いに目くばせする事を許さないで下さい。

彼らは平和を語らず、国のうちに穏やかに住む者に向かって
欺きの言葉をたくらむからです。

彼らは 私に向かって口をあけひろげ、
「あはぁ、あはぁ、我らの目はそれを見た」と言います。

主よ、あなたはこれを見られました。もださないで下さい。
主よ、私に遠ざからないでください。

わが神、わが主よ、わがさばきのため、
わが訴えのために奮いたち、目をさまして下さい。

わが神、主よ、あなたの義にしたがって 私をさばき、
私の事について彼らを喜ばせないで下さい。

彼らにその心のうちで、「あはぁ、われらの願ったことが達せられた」と言わせないで下さい。
また彼らに「我らは彼を滅ぼしつくした」と言わせないで下さい。

私の災を喜ぶ者どもをともに恥じ、あわてふためかせてください。
私にむかって誇りたかぶる者どもに恥と、はずかしめとを着せて下さい。

私の義を喜ぶ者をば喜びの声をあげて喜ばせ、
「そのしもべの幸福を喜ばれる主は大いなるかな」とつねに言わせて下さい。

私の舌は ひねもすあなたの義と、あなたの誉とを語るでしょう。」



「詩篇110」

(第一節)

「主はわが主に言われる、
「私が あなたのもろもろの敵をあなたの足台とするまで、
私の右に座せよ」と。

(第五節)

「主はあなたの右におられて、その怒りの日に王たちを打ち破られる。」

(第七節)

「彼は道のほとりの川からくんで飲み、それによって、そのこうべをあげるであろう。」



「吉祥善業を増し 堕罪が清められる」




香や浄水や灯明 飲食を捧げて
何遍も誦して ダーキニーや護法衆に捧げると観じ事で
吉祥善業を増し 堕罪が清められるとされる。


「ラン・ヤン・カン
オン・アー・ウン
法爾虚空蔵之神変化(ほうにこくうぞうしじんへんげ)
薈供所欲功徳無尽蔵(わいくしょよくくどくむじんぞう)
帰依勝境三宝三根本(きえしょうきょうさんぽうさんこんぽん)
智慧空行諸尊護法衆(ちえくうぎょうしょそんごほうしゅ)
降此神しゅう薈供誠上供 (こうししんしゅうわくせいじょうく)
三根誓句護法誓願酬(さんこんせいくごほうせいがんしゅう)
戒及学処誓句毀壊懺 (かいきゅうがくしょせいくきかいざん)
敵魔障礙血肉命息化(てきましょうげけつにくみょうそくけ)
残護男女残享事業成 (ざんごなんよざんきょうじごうじょう)
我等薈円罪浄願成仏(がとうわいえんざいじょうがんじょうぶつ)。」



「悪人の不善や呪詛の害などを免れる」




受持する事で
悪人の不善や呪詛の害などを免れるとされます。

「ルルケ・ニルケ・ティスタ・バンダヤニ・アバーカルサ
 ビムチンティ・ヒリ・キリ・カーパリ・カースタカ
 サルヴァトラ・サルヴァビャー・ビャー・スヴァーハー。」


「悪鬼の害を免れる」


「タドヤター・ナヒダサパティ・バガヴァト
 ジャヤテナ・ヤコトゥ。」
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