以下 10年以上前に存在してたHPに掲載されていた「丹田内転」の情報のコピペです。
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丹田内転
丹田とは、「丹」を植える畑のことで、先天一元気功の丹田とは、
臍と恥骨の間で、男性は恥骨上廉と関元穴の間、女性は臍と関元穴の間に取ります。
(関元穴カンゲンケツとは、恥骨上廉と臍の丁度真ん中のツボで、強壮・解熱・利尿等の作用があります。)
丹田の大きさは、自分の拳より小さい位です。
内転法とは、丹田を意識しながら(意守丹田)、丹田にひとかたまりの「気」があり、
白い光の輪に沿って回っているように想像します。光の輪は気のかたまりより少し大きく、
回る速度は一定で、毎秒一回位です。まず光の輪に沿って左(時計の針と同じ方向)に36回まわし、
次に右(時計の針と逆方向)に36回まわします。左右36回合わせて一組とすると、
一組終わる毎に3秒から1分間止め、次の一組を始めます。
一回の練習で四組から八組、進展状況に応じて十組、終始自分の意識で、光の輪に沿って回します。
内転を練習する時、丹田をあまり強く意識しないで下さい。
だいたいこのあたりで回しているという程度で結構です。
回す速度も早すぎないように、回してください。回している途中に、
次の円を考えない様にしてください。内転をしているとき、気が散ったりして、
回した回数を忘れた時は、一端止めてから、又、最初から内転を開始して下さい。
初心者が内転を練習する時、「往々にして円が言う事を聞いてくれない状態」が起こります。
「気」が、あたかもそれ自身、意思のあるが如く、勝手に早く回ったり、
ちゃんとした円にならず乱れ飛んだりします。
このような時は、一端止めた後、又、最初から内転を開始します。
自分自身が「気」を指示するのであって、「気」が自分自身を指示するのではありません。
陰陽のバランスを調整する為、左回りと右回りの回数を一致させる必要があります。
内転をするとき、「気」を回せない場合があります。無理に回そうとせず、
丹田を意識して何か変化がないか見ているだけで結構です。内転法の練習を続けていると、
丹田が膨張したり、暖かくなったり、熱くなったりします。
時には「気」が外に漏れる感じが起こります。
内転の練習が、基本的に完成した事を証明するもので、丹田の気が充分強化された事を示します。
こうなる迄の期間は、数週間~数カ月要するケ-スが多い様です。
内転法は、先天一元気功の基本練習です。円を描く事によって、
丹田の位置に全身の気を集め、「元気」を養い、強化します