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有馬記念、◎ゼンノロブロイがラストランを飾る!!!

2005-12-23 23:53:38 | 競馬予想・競馬雑談

 無敗の三冠馬ディープインパクト。いまさらその強さを説明する必要はないだろう。ここもあっさり勝ってしまう可能性は高い。それはそれでいい。盛り上がるだろうし、競馬ファンだけでなく、多くの人に夢と感動を与えるだろう。

 しかし、いくつかの不安点があるのも確か。菊花賞の1週目で見せた折り合いの悪さ。今回もスタート後にスタンド前を通る。19万枚即売の中山は、京都以上の大歓声。頭のいいディープが弥生、皐月の4角を思い出し引っかかるのではないかという不安
 そして、あまりにも世代レベルが低い中で戦ってきたので、歴戦の古馬に通用するのか?という不安。この世代のレベルの低さは、多くが語られてるので今さらここで詳しく触れるつもりはない。
 また、コーナーを6度回る小回り中山の2500は展開の紛れが多く、後ろからしかいけない不器用なディープ向きのコースではない。それに今の中山、芝はやや痛んできたが時計が速く、前が止まらない。先週の芝のレースも前残りが多かった。このコースに対する不安もある。人気ほどの信頼感はないと見た。ただ何があったとしても、ここで連を外す器の馬ではないだろう。○ディープインパクトとした。

 では初めてディープに土をつける馬の条件とは・・・。G1を幾つも楽に勝てるだけのポテンシャルの高さと、大歓声に怯まない精神力、中山2500の適性と前にも行ける自在性、そして究極の仕上げとそれが出来る一流のスタッフ。◎ゼンノロブロイをおいて他にいない。
 天皇賞予想にも書いたが、「秋3つ」が当初から頭にあった以上、展開の紛れのあった天皇賞の結果は、ある意味仕方がない。JCの内容には確かに不満は残るが、超ハイペースを先に仕掛けた分ゴール直前で止まってしまったとの見方もできる。鞍上は引き続き、予定通りK.デザーモ「残り100で止まった」のを、今回はしっかり逆算して残してくれることだろう

 そして最大のポイントは仕上がり具合。時計を出し始めたのが昨年より1週早く、追い切りの本数も1本多い。JC後も“お釣り”があって、予想以上の上昇曲線とのこと
 さらに今回がラストラン。2年前の同厩シンボリクリスエスと状況が似ている。JCでタップに9馬身3/4つけられた差を、有馬で逆に2着以下を9馬身突き放した。あれが10年連続リーディングトレーナー藤澤流の「有馬で引退する馬の仕上げ方」なのであれば、大きな上積みを見込める。
 勝つまではどうか?と思われた先週のアドマイヤグルーヴや古くはオグリキャップ。この季節、引退レースでは不思議な力を発揮する馬がいる。師の意地とスタッフの願い、そしてファンの想いが後押しするのかもしれない。サンタが用意したプレゼントは、3年間活躍してくれた“ゼンノロブロイへのはなむけの品”と読んだ。

 以下3着候補。実績はあるものの、どちらかというと日陰、華やかな引退レースは似合いそうにないのでタップダンスシチーは△まで。以下△リンカーン、△デルタブルース、穴で△ヘヴンリーロマンスと△コスモバルク。
 ただ、世紀の決戦、有馬記念。馬券はゼンノロブロイの単勝一本とした。このレースのゴールシーン、後ろを気にせず勝つ馬だけを眺めていよう

単勝 ③ ゼンノロブロイ 5,000円


ただ、これじゃ、当たっても今年の負け分、全然取り返せないのだが・・・・・・