西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

小説ひとまず

2006年02月13日 17時53分00秒 | Weblog
昨年12月4日に始めた小説の連載も2ヶ月余り続き、昨日で一段落。既存の4作品、すべての紹介を終えた。

どの作品も、書下ろしから5~10年ぐらい経っているので、自分でも久しぶりで新鮮な出会いがあった。なんと言っても、若い。いい意味でも悪い意味でも、若い。コスモス文学新人賞入選の2作品『BW(ブルーウェーブ)』と『北校舎』は、さすがに手直しすることはほとんどなかったが、他の2作品『アジサイ~地下鉄の声~』と『蟻に訊きたし』の原稿には、赤ペンで手直しだらけ。ここ数年で、やはり多少の進歩や成長があったのだろうか?昔の自分に「若いなあ」と思った。
さて、今後の執筆活動については…、現在検討中。今までの作品から得られた反省点を生かし、新たな作品に取り組むべく考えている。とは言え、新作書き下ろしまでにはあと何ヶ月、いや何年かかることやら…?
ただ今までの作品はあまりにも平坦過ぎたように思うので、次回作はもっと恋愛や愛憎、人の生き死にに関わるような、男女や人間同士のグチャグチャドロドロしたような部分を描き、人間の内面をえぐるような作品に出来ればと思っている。

さて、気長に考えていくか・・・。

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