西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

ギロチン村

2008年02月28日 15時07分00秒 | Weblog
 その村に入っていった者は、二度と生きては戻れない。万が一出てくることが出来たとしても、皆……、首なし死体になって出てくるのじゃ~!

 ギャ~~~~~ッ



 喜志駅のホームから、遠く南東方向に「ギロチン村」と書かれた看板が見える。しかも「高価買入」の文字も見えるではないか。う~ん……、いったいぜんたいどんな恐ろしい村なのだろうかと、以前から気になっていたので、意を決して近くまで行ってみた。そして改めて看板を見ると……。

「ギロチン材」!

 「村(むら)」ではなくて「材(ざい)」と書いてあったのだった。

 調べてみればギロチン材とは、金属スクラップで長いサイズの物をいうのだそうで、実際ギロチンのような機械で切断されるらしく、ギロ材とも呼ばれているとか。
 金属や鉄鋼といった業界の方には、周知の言葉であろうが……。


 いやはや、知らないということは、非常に恐ろしいことだったりするものである。