また雨ですねぇ。前線の影響で雨雲がどんどん流れてきているようです。一方でぽつぽつ紫陽花が開き始めました。まだあまりきれいではないですが、珍の大好きな真っ青な紫陽花を愛でることができる季節に差し掛かりつつあります。
それにしても原発問題もまたまた迷走していますね。こちらの雨雲は途切れることがありません。とうとう “言った言わない” で政府発表が訂正される始末。責任のなすりつけあいの元は、首相が執行主体である(部下でもある)官僚を信じず、意見を聴かない代わりに、第三者をやたら周辺に置き、やたら意見を丸呑みにするからでは?そもそも第三者は執行段階で何かするわけでもないから、無責任に好きなことを言いますよね(それが仕事だと勘違いしている)。
こういう非常時こそ企画から実行まで一貫してできる少数精鋭部隊で臨まないといけないのに…。第三者の意見を聴くなとはいいませんが、どこに軸足を置いているか、ですよね。よほどご自分に自信をお持ちではないのでしょうな、この国の総理大臣閣下は。
「そんなことは言っていない。危険性と可能性は全然意味が違う」と斑目委員長に迫られ、あっさり政府発表を訂正しましたけど、テレビでも「言っていた」と言い切った細野補佐官の責任はどうなるのでしょうか。野党が黙っていないと思いますけど、新しい事実が出てくるたびに公式発表がどんどん塗り替えられ、その前のことは一切不問…これを繰り返していたら信頼性もなくなりますが、復興そのもの速度も鈍化しそうです。
それにしても、復興財源にための国家公務員の給与1割カットがなされそうですが、自衛隊員も対象なのだとか。防衛省職員ならともかく、被災地の現場において、全体のほぼ半数の隊員を動員して汗水流している自衛隊員まで「国家公務員」というくくりでカットするなんて…この先、いざとなったらこの国は誰が守ってくれるのでしょうか。いまの政府は迷走しまくってますね。役に立たない第三者や担当大臣、国会議員を減らすほうが先では?